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前回の内容は、無事チトワン国立公園に到着したのだが、夜、ヒタヒタヒタヒタと小さいけど不気味な音がし、一睡もできないまま翌朝を迎え、そのつづきです。
(ご興味のある方は、大変ご面倒かと思いますが、①②③をお読み頂ければと思います



ガイドのオジサンに言われた通り、7時に円形ホールに行くと、オジサンはもう来ていて
「グッドモーニング」
互いに朝の挨拶をする。

今日のスケジュールの説明でもあるのかと思いきや、ミルクティーが出て来て
「朝のお茶です。ゆっくり飲んで下さい。」
とオジサン。
ネパールの朝はお茶、それもあま~いミルクティーで始まる。

ミルクティーを飲み終えると、朝のツアー開始。
オジサンの『リバー』という単語で川で舟に乗ると推測され、その通りだった。

10月はネパールの観光シーズンだから川には何隻かの舟が出ている。
舟はよくある小さな手漕ぎ舟。
オジサンと舟に乗り、向かい合わせに座る。
オールで漕ぐのはオジサンである。

舟を漕ぎながら
「グッドモーニング」
オジサンが私に向かって言う。
「えっ朝の挨拶ならさっきしたのに・・・、オジサン、忘れたのかしら?」
と思いつつも返さないとオジサンに悪い気がし
「グッドモーニング」
と私。

少しすると、またオジサンが
「グッドモーニング」
「ええっさっき、2回目言ったのに・・・、もう忘れちゃったの
と思いつつ
「グッドモーニング」
2回目を返す私。

また少しすると
「グッドモーニング」
とオジサン。
え-----------っオジサン・・・、悪いけど、頭、大丈夫かしら
と思いつつも、
「グッドモーニング」
をまた返す私。
その後も不可解ではあったが、オジサンと私の『グッドモーニング』が続く。

8回目位の時、オジサンがやや上を向いて
「グッドモーニング」
「あっ
気づいたのである。
上空を鳥が飛んでいき、オジサンの『グッドモーニング』は私にではなく、ここの鳥や動物達に朝の挨拶をしているのだと。
私も自分と同じように鳥や動物達に挨拶をしているとオジサンは思っていたに違いない。

それにしても気づくのが遅い私。
やっぱり私は抜けているのだ


暫くすると
「見て見て見て見て!」
と、オジサンが興奮する。
見ると、すご~く遠くの岸辺でワニが口を開けて休んでいる。
遠くなので肉眼では小さくしか見えず、だから怖くもない。
「よかった~、あなたにワニを見せることができて、ホントによかった。」
というような事をオジサンは満面の笑みを浮かべながら言う。
川でのオジサンのミッションが『ワニ』だったのかもしれない。
2人だけの舟体験終了となる。


舟体験を終えると円形ホールに戻り、朝食を食べる。
1品、初めてお目にかかる物があった。
見た目はお粥そっくりなのだが、食べると甘い。
「なんか不思議な食べ物。」
と、初めは思ったが、食べ進めていくとだんだん美味しく感じる。
もうお気づきの方も多いと思うが、オートミールだ。
今では普通にスーパーで売っているが、30年前、私はオートミールなんて見たことも食べたこともなければ、この名を聞いたこともなかった。

暫く自分のロッジで休憩した後、今度は『ジャングルウオーキング』に行く。
オジサンと2人で。
ジャングルウオーキングなので、道は細く、辺りは草と木が生い茂っている。

どれくらい歩いたかは忘れたが、そんなに大きくない川にぶつかる。
オジサンが靴と靴下を脱ぎ、ズボンを膝上までめくる。
私も靴下を脱ごうとしたら
「あなたはいいから。」
と、オジサンがジェスチャーで言い、私に背中を差し出す。
え-----------っ、おんぶ いいよ、やだよ

身体が密着するというのも嫌だが、この時はそんなことは考えていず、それよりも、どう見ても私よりオジサンの方が痩せている。
足なんて棒のように細くて驚いたくらいなのだから。
私をおぶったら、オジサンがギックリ腰になるのではないかと危ぶまれる。

しかもオジサンである!
オジサンにも、40歳そこそこの「つい最近まで若者の仲間」だったオジサンと、おじいちゃんに近いオジサンがあり、ガイドのオジサンは後者、おじいちゃんに近いオジサンと思われる。
20代の私が『おじいちゃんオジサン』におぶさるわけにはいかない。

「大丈夫、大丈夫。」
と、手を横に振る私に
「いいから、乗りなさい
と、背中を差し出すオジサン。

押し問答が続き、最後に折れたのは私。
オジサンにおぶさり、オジサンは明らかに重い物をを背負っている、まぁ実際背負っているのだが、かなり腰を曲げながらゆっくりと川の中を歩き、無事川を越えた。


暫く歩くと
「見て見て見て見て!」
オジサンが興奮して指さす。
見ると、かなり遠くにサイの親子がいる。
肉眼では豆粒。
双眼鏡で見ても、私の双眼鏡はプラスチックのちゃちいのだったので、たいしてよく見えない。

もっと近くで見ようと、サイの親子の方向に歩くと
「ダメダメダメ
オジサンが私の腕をグイと引っ張る。
「サイはとても危険な動物なんだ。もしサイが走って来たら木に登るしかない。だから近づいちゃダメ。」
というような事を、オジサンはジェスチャーで言い、唐突に
「あなた、タイガー見たい?」
と聞いてくる。
「イエース」
と返答すると
「じゃあ、12時にタイガー見に行きましょう。」
と言い、ジャングルウオーキング終了となる。


ロッジで休憩すると、すぐに12時(正午)になった。
円形ホールに行くがオジサンはいず、その辺も見るがいない。

一旦ロッジに戻り、時間を置いてから再度円形ホールへ行くとオジサンがいた。
「12時、タイガー
と、私が自分の腕時計を指しながら言うと、オジサンは驚いた顔をし
「夜です。夜の12時です。」
と言う。
「え--------------っ、夜


これはどう考えても普通でない。
オジサンが『よからぬ事』を企んでいるとしか考えられないのだが、なぜかこの時はそこまで考えが及ばず。
それ以上に私の頭に火をつけたのは睡眠だった。
「夜なんて・・・、ジョーダンじゃない 私、昨日は一睡もしていないし、もう、10日以上まともに眠ってないんだよ。今日こそ絶対に寝るんだから
私は睡眠にすご~く執着する女なのだ。

「トゥウェルブ イズ ミッドナイト スリープ タイム ネバー ゴー
知ってる英単語の羅列だが、かなり強い口調で言う。
オジサンは驚いた顔をし、頷くのみ。
怒っていること、行かないことは伝わった。


(次回につづく)



【インコさん達と夫】


もう8月。
早いですね~。
しかも毎日異常に暑く、めまい持ちとしてはキツイ。
暑さでクラクラしているのか、めまいでクラクラしているのかわからない。
夏が終わると日が短くなり、なんだかちょっぴり悲しい気持ちになるが、だけど早くこの暑さから解放されたい。
(月並みですが、どうしても「暑い」と書きたかった


先日、夫(ネパール人)が真剣な顔をして
「ワタシ、悩みがあります。」
と言う。
ついに「会社を辞めたい。」
と切り出すのかと思った。

今、テレビをつければ連日ビッグモーターのニュースばかりだが、あそこまで酷くないにしても、パワハラ、グレー、ブラックなんて会社は多い。
夫の会社なんぞは限りなくブラックに近いグレー、ドブネズミ色だ。

履歴書からはみ出すくらい転職をしている私としては
「辞めたいのなら別にいいよ。」
と、いつも言っている。

ところが、夫の悩みは全然違った。
「ルビ君に離婚されて・・・、パルにも離婚されたらどうしよう。パルちゃんからは離婚されたくない
であった。
口には出さなかったが内心
「なんだ、そんな事か。そんな事、真剣な顔して言わないでよ!」

ここでの夫の『離婚』とは、嫌われるという意味で、夫独自の言葉だ。
以前から何度も何度も書いてしまい申し訳ありませんが、2年前、夫による不慮の事故でルビ君は肩を脱臼し、飛べなくなった。
以来、放鳥する時、夫がいくら呼んでもルビ君は出てくるどころか逃げ回り、私が手を差し出すとルビ君は出てくる。

でも、ルビ君が夫を嫌がっているのはケージから出る時だけである。
ケージから出てしまえば、夫の肩や手に乗って遊んでいる。

そのケージから出る時も、初めにルビ君の扉を開け、次にパルの扉を開けるのだが、パルが出てからルビ君は出る。
ルビ君流の安全確認なのかもしれない。

いつもなら少しいじめる私だが、夫が真剣に言うので
「大丈夫だよ。パルは私よりアナタになついているし、アナタのこと、大好きみたいよ。アナタが帰って来る時間もわかっているみたい。その時間になると鳴くんだから。やっぱり、一緒にペットショップから来たし、ペットショップから出してもらった恩を忘れてないのかもね。」
と言うと
「そうですよ。パルちゃん、頭、いいですから
すぐに立ち直る夫。
単純なのだ。

それでもルビ君の信用は取り戻したいらしく
「ルビ君、パパの手ってにおいで、怖くないよ。」
毎日、毎日、放鳥時に声がけをしている。



【写真】



rp56.jpeg



rp57.jpeg

偶然にも同じようなシチュエーションの写真。




4年前、「何買っていいかわからなかったから、コレ。」
と、母から貰った誕生日プレゼント。
このカレンダーがすごく可愛くて、今ではお気に入り

買ったらすぐに全ての写真を見たいところですが、
これに関しては絶対に見ません。
毎週のお楽しみです。
今週はルビ君そっくりの子なんですよ

でも、ひとつ問題が・・・。
可愛すぎて、終わったカレンダー、捨てることができません。








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旅の回想 | ネパール  | TB(0)  | Page Top↑




以前、ここのところブログ関係の本を読んでいると書いた。
私の読んだ何冊かのどの本にもテーマを決め、そのテーマに特化したブログを作るのがベストというようなことが書かれている。
実際、私が拝読させて頂いているブログの中にはテーマに特化したステキなブログを作られている方々が沢山いらっしゃる。

だが、私には・・・、無理っぽい
あと、本には「1回1記事」と書いてあったが、これも私には無理っぽい
性格とかセンスなんでしょうね。
従って、これまで通り、その日その時の気分でテーマを決めます。
本を読んだ意味は、あったのでしょうか?(笑)


今回のテーマは30年前の、初めてひとりでネパールへ行った時の事。
私と夫(ネパール人)はネパールで知り合ったのだが、今回書くのは夫と知り合う前の話。
この話をすると、何度も聞かせられているというのに、夫は毎度大笑い。
まあ、うけているのは私と夫だけだと思いますが。

初めてネパールへ行った時の初め部分だけは随分前に書き、そのまま放置になっている
その時とかぶる部分もありますが、こういうのも毎度のことですので、どうかお許しくださいませ
また、私が途中で投げ出さない限り、少しの間つづきますので、よろしくお願いします
それでは本題に入ります。

当時私は20代。
海外旅行は3回目。
1回目は大学主催の中国短期留学で、友達もいたし、引率の人もいて、要は何も心配なかった。
2回目はグアム。
これは仕事だった。
当然ながら1人ではなく、何も心配ないどころか、仕事して帰って来ただけ。
記憶に残っているのは「暑かった」のみ。

一人旅にした理由は以下3点。
● 当時沢木耕太郎さんの『深夜特急』を皮切りに、旅行記にハマっていた。
● 当時彼氏無し。女友達はいたが、女同士の旅行は懲り懲りだった。女同士は長くて3泊4日が限界。それ以上になると、生活習慣の違いや旅の疲れから不穏な空気が漂い、自分とその友達との仲が旅の思い出になってしまう。
● 「え~い、肝試しだ!」ってな感じで、あまり考えずに決めた。

場所をネパールにした理由だが、本当はチベットかインドに行きたかった。
だが、チベットは金がかかるとわかり「金を貯めて、次の機会。」と見送る。
インドはというと、ガイドブックが重いからという単純な理由でこれまた見送る。
当時はスマホなんてなく、旅行者の頼りは『地球の歩き方』。
大国インドの『地球の歩き方』は分厚く、重かったのだ。

で、チベットとインドの間にネパールというちっこい国を見つける。
ガイドブックは薄く、物価も安く、ガイドブックを見る限り、チベットとインド両方の文化が混じっていいるように見え
「面倒だから、ここでいいや。」
簡単に決めた。

旅行期間は約3ヵ月。
丁度仕事を辞めたばかりだったので、失業保険を貰うまでの3ヵ月の待機期間を使ったのだ。
時期はネパール旅行の一番いいシーズンの10月だった。

私の手配した航空券は成田からタイはパキスタン航空、タイで1泊し、タイからネパールの首都カトマンズまではロイヤルネパール航空だった。
「バックパッカーはタイ経由で行くべし。しかも一番安い航空券で。」
と思い込んでいたのは、旅行記の読みすぎだろう。

私の大きな誤算は言葉であった。
旅行記は沢山読んでいたが、
「みんな何語で旅行しているのだろう?まあ、なんとかなるんだろうな。みんながやっているんだから。」
素朴な疑問を持ちながらも軽く流した。

とはいえ、出発日が近づくにつれ心配になった。
そこで、よく長期旅行をする友達の彼氏、要は知らない人に聞いてみたら
英語が必須!」
と聞き、慌てて勉強をしたが、わずかな期間でできるようになるわけがない。
殆ど英語ができないまま出発日を迎えた。

パキスタン航空に乗った瞬間、後悔した。
私の周りはみ~んな外国人。
飛び交う言葉は聞いたこともない言葉と英語。
フィリピン人だった。
そして、「ゲッ飛行機を乗り間違えたぁ~
と心の中が真っ青になる私
というのは、タイに止まると思っていたのに、3時間後に飛行機が止まったのがマニラだったからだ。

当時のパキスタン航空は、成田を出発した後、マニラ→バンコク→パキスタンのカラチ到着ということを、飛行機の中で初めて知り、こんな事も知らないほど私はおバカだった。

当然ながら、タイでホテルに泊まるのも、翌日ロイヤルネパール航空に乗るのも、ネパールで観光ビザの用紙を記入するのも、そして観光客で賑わう首都カトマンズのタメル地区にある日本語ペラペラのオーナーのいるFujiゲストハウスまでたどり着くのも、何から何まで英語のできない私にとってはものすごく大変で、大変すぎて30年たった今でもしっかり記憶しているのだが、ひとつづつ書くと、すご~く長くなってしまうので割愛する。

Fujiゲストハウスは、懐かしくなって調べてみたら、今はFujiホテルという名前になっていて、タメル地区の脇道を入るジェタタメルにあり、料金もそれなりに高くなっているようだ。
30年前はタメル地区のど真ん中にあり、賃貸ホテルだった。

私が泊まった部屋は1泊6ドル。
当時のレートだと、日本円にすると1泊700円弱だったと記憶している。
この料金だから部屋は超質素、お世辞にも綺麗とは言えない。
だけど、日本語が通じるというだけで私には天国で、根が生えてしまった。
毎日ホテルの周りをプラプラし、何もしないまま10日位たってしまった。

Fujiゲストハウスのオーナーはいい人だったが、しかしビジネスでもある。
「あなた、トレッキングには行かないの?」
と、聞かれ、トレッキングには行こうとは思ってはいたので
「行くつもりです。」
と、答えると
「エベレスト?アンナプルナ?」
「アンナプルナ方面に行く予定。」
と答えると
「だったら早い方がいい。あと1ヵ月もすると雪が降って行けなくなるから、すぐにでも行った方がいい。今、私の知っている人に連絡するから。」
と言うと、電話をかけ、10分もしないうちに旅行代理店の人がバイクでゲストハウスに来て、ビックリである

オーナーも代理店の人も
「トレッキングに行くならチトワン国立公園に行って、それからポカラに行き、トレッキングに行くのがいいと思う。」
声をそろえて言う。
チトワン国立公園も行きたいと思っていた場所だ。
(検索すればすぐにわかりますが、チトワン国立公園は野生動物を見る場所です。)

日本を出る前は1人で頑張るつもりだったが
「この英語力じゃあ、自力では無理それにネパールに来るのも最初で最後せっかく来たのだからケチるのやめよう
その後何度もネパールに行くことになるなんてこの時は考えもしなかったので、旅行代理店にお任せすることにする。

そうと決まると、話はトントン拍子。
「チトワン国立公園は公園内宿泊と公園外宿泊がありますが、少し高いけど、ぜーったい公園内がいいから公園内にしなさい。」
と言われ、
「ま、一生に一度だから。」
と思い
「はい。」
と返答。
「トレッキングはアンナプルナベースキャンプまで行く?」
「はい。」
「何日間?」
と聞かれ、
「普通は何日かかるんですか?」
と聞いてみるが、Fujiのオーナーも代理店の人もそれには答えず
「あなた、何日トレッキングをする?」
と、質問に質問返し。

というのは、人によって予算、日程、体力が違い、一概には言というのもあるが、トレッキングは1日30~35ドル(当時は)なので、会社側としては長くトレッキングをして欲しいのだ。
また、私がこの代理店からチトワンとトレッキングをすることにより、当然ながらFujiにはマージンが入る。
このような事は後に夫から聞いた。

運の悪いことにガイドブックは手元にない。
私が以前にサラッと見ただけの記憶ではベースキャンプまで10日位かかると書いてあったような気がし、普通の人が10日なら、私はもっとかかるだろうと考え、金の計算もしているうちに頭がこんがらがってきた。
「ああ、もうイヤ、面倒くさい!」
となり
「2週間、2週間で行きます。それで、ガイドは日本語のできる人でお願いします。」
と答えると
「わかりました。でもチトワンは日本語のできるガイドはいませんから英語です。私、今から事務所に戻って色々作ってまた来ますから。」
と代理店の人は言うと、さっさとバイクで去って行った。

アンナプルナベースキャンプは4000m以上ある。
富士山より高い。
私は登山が趣味でもなければ山登りが好きなわけでもない。
子供の頃は山好きの父に毎週休みに強制的に近所の低山に連れて行かれたが、強制的に連れて行かれたのが仇となり、登山は大嫌い、大人になってからは山に行ったこともなかった。

そんな私がなぜトレッキングかというと、ガイドブックにトレッキングは景色を見ながら歩くハイキングというような、なんだか楽しそうな事が書いてあったからだ。
無知って・・・、怖いですね


私のプランはこうなった。
● 翌日の早朝出発。
● Fujiゲストハウスに迎えが来る。その人が私をバス乗り場まで連れて行き、バスの席まで案内してくれる。
● カトマンズからツーリストバスでチトワン国立公園に行く。所要時間は約7時間。チトワンのガイドが迎えに来ていて私を探し出すから心配不要。2泊3日のチトワンツアーに参加し、宿泊先は国立公園内。
● チトワンツアーが終わったら、バスでポカラへ行く。チトワンのガイドがポカラ行きのバスの席まで案内するから心配不要。所要時間約4時間。ポカラに着いたら迎えが来ていて、相手が私を探し出しポカラの滞在先、ヴィクトリアゲストハウスまで連れて行く。ゲストハウスでトレッキングガイドと合い、翌日から2週間のアンナプルナベースキャンプトレッキングへ出発。トレッキングが終わったら、トレッキングガイドと一緒にツーリストバスでカトマンズに戻る。

ぜーんぶ迎えが来るから何も心配はなく
「この紙を見せればいいから。」
と、旅行会社の名前が印字されてある封筒と封筒の中には英文の紙が入っていた。


翌早朝、Fujiゲストハウスに迎えが来た。
迎えの男性は私の真新しい10㎏のリュックサックを自転車の後ろの荷台に乗せると、自転車を引きながら歩き出し、私はその後ろをくっついて歩く。
Fujiゲストハウスからバス停まではゆっくり歩いても約10分。
その間、迎え人と私は無言。
朝の挨拶すらしていない。

バス停に着くと、無言の迎え人は私のリュックをバスの上に乗せる。
「えっ、えーっ、乗せちゃうのそりゃ、座席に置くのは邪魔だけど、手元に置いておきたいのだけど。」
とは思ったが、その言葉も出て来なければ、そんな事を言う隙もない。

今はわからないが当時のバスは大きな荷物はバスの屋根の上。
そしてツーリストバスといっても、かなり年季の入ったオンボロバスだった。

無言の迎え人は手招きで私をバスに乗せ、席に座らせると、何も言わずに去って行った。
後に夫にこの人の事を話したら、彼は英語ができない人で、バス停まで誘導するだけがこの人の仕事だそうだ。

ツーリストバスといっても、乗客は観光客だけではない。
観光客もいればネパール人もいる。
途中、トイレ休憩や昼食で何回か止まる。
このトイレについても書きたいところだが、これを書きだすとまた長くなるので割愛します。

外国人観光客は私を含め8人。
行き先は、恐らく私と同じチトワンなのだが、ネパール人の乗客は下りたり乗ったりで、入れ替わりが激しい。
いつの間にか私の隣には色が浅黒く、彫の深い顔立ちの、10代と思しき若い男の子が座っていた。

3回目のトイレ休憩だったように記憶している。
チトワンまでに何回休憩があるのかわからないので、トイレに行きたくなくても念の為行く。
バスを降りると、止まっているバスは私が乗って来たバス1台だけ。
バスに書いてある文字を見ると『TATA』と書いてあり、あとは象形文字のようなネパール語が書いてあり、何と書いてあるのかはわからない。
「よし、TATAね。」
と心の中で確認し、トイレに行き、出て来てバスに戻ろうとしてビックリ

同じようなオンボロバスが4台止まっているではないか。
しかも私がトイレに入っている間に運転手がバスを移動させたようで、自分が乗っていたバスがわからない
しかも貴重品は持っているが、リュックはバスの屋根の上だ。

真っ青になりながら『TATA』を探すと、全部のバスが『TATA』ではないか。
これも後日夫に聞いたのだが、TATAはインドの自動車メーカーの名前で、日本で言えばトヨタだ。
誰かに聞くにもネパールのバス運転手も車掌も制服を着ているわけでなく、一般人と同じヨレッとした服を着ているので、誰が運転手なのか、わからない。
ジャンプしてバスの屋根の荷物を見るが、4台とも屋根の上には山のような荷物。
自分のリュックがどこにあるかなんて、わからない。
「ヒェーっ、非常にまずいことになった どうしよ~ バスがわからないよ~
4台のボロバスの前で途方に暮れる私。
また長文になりました次回へつづく。



【ルビ君とパル(セキセイインコ)の事】

インコがかじる物にカットルボーンという物がある。
イカの甲だ。
初めてコレの存在を知った時
「インコがイカを齧るの~
と、すごく驚いた。

イカの甲はカルシウムとミネラルが多いようだ。
先代ラニ君はカットルボーンが大好きだった。
でも、インコにも好みがあるんですね。
ルビ君は見向きもせず、パルは赤ちゃんの時はイカの上に乗って遊んでいたが、今は興味がなくなったようだ。

カットルボーンの中にはケージの金網につける為の金具が入っているのだが、これが金網と合わず、いじくっているうちにボロっと壊れ、もろいのだ。
2人(正確には2羽)にカットルボーンを食べてもらいたい私は先日カットルボーンスタンドなる物を見つけ、購入した。

今のところ、2人共、見向きもしなければ、むしろ避けている。
お金をドブに捨てたのか・・・?
でも、カットルボーン好きの子にはいい商品だと思うんですけど、個人的には。








【写真】

rp23.jpeg
放鳥時、いつもくっついている2人。
この間に入りたい私
それにしても後ろの壁紙、ひどいですね。
2人が破きました。







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