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短気は損気  03/06/2015  
ネパール人の夫は2、3ヶ月おきに、かれこれ2年以上、某大学病院の耳鼻咽喉科にかかっており、私は毎回付き添う。
というのは、日常会話程度の日本語はできる夫だが、医学用語となるとさっぱりで、我々日本人だって医者に医学用語を連発されるとわからないのだから夫が理解できないのは当然であり、私が付き添うしかないのだ。

大学病院にかかってから2年以上たつので、夫が症状を訴えたのは3年位前だったのだろか。
喉の辺りが苦しい感じがし、時々血が出ると言うのが発端だった。
ネパール人だからというわけではなく、往々にして男性はそうなのかもしれないが、夫は『カーっ、ぺっ』と、よく痰を吐く。
「そんな風に強くカーってやるから血が出るんじゃないの。」
初めはたいしたことないと思い、痰吐きを注意しただけだったが、夫があまりも「血がでる、血がでる」と心配するので、まずは近所の総合病院の内科にかかった。
そこは私が機能性胃腸症で定期的にかかっている病院で、一応設備は整っており、入院もでき、救急外来もある病院である。

「痰を強く吐いたりして粘膜が切れたのかもしれないね。まあ、様子を見て、気になるようなら耳鼻科にかかって下さい。喉は耳鼻科になるんですよ。」
内科では軽くあしらわれ、その日は耳鼻科がやっていない土曜の午後だったと記憶している。
医者に様子を見ろと言われれば、その言葉を信用するしかない。
暫く様子を見たが、夫がちっともよくならないというものだから今度は耳鼻科にかかる。

耳鼻科では、ファイバースコープと言うのだろうか。
正式名称はわからないが、鼻から細い管を通し、喉の写真を撮った。
そして、おできのようなものができていると言われた。
「まさか、癌、ってことないですよね?」
と私が言うと
「いや、否定はできない。ただ癌とは、できている位置がちょっと違うんだよねー。大学病院紹介するから。あっ、火曜の午後が大学病院の先生が来る日だから、わざわざ遠い病院に行くのも嫌でしょ。火曜に診てもらいなさい」
耳鼻科の医者は過去に私が耳管狭窄でかかっており、関西弁のきさくな人なのだが、ここでわかった。
簡単な病気専門で、難しいものは全て紹介状なのだと。

火曜にかかると、「おでき」と言われたものが「かさぶた」にかわった。
「このまま経過を見るということでもいいですが、心配なら紹介状を書きますよ。」
「紹介状・・・ですか。この近辺ですと、どこの病院がいいんでしょうか?」
と聞くと
「どこでもいいですよ。東京大学でもどこでも。あなたのお好きな所で書きますから」
そんな事を言われても、大学病院になんてかかったことがないのだから皆目見当もつかず、我が家から一番近い大学病院はこの医者の病院なのである。
わざわざ火曜に二人共休みを取った意味が・・・ないような気がし、腑に落ちないが仕方ない。

大学病院は辺鄙な所にある。
電車で一駅、そこから先は30分バスの乗り、バス以外の交通手段がない。

医者は3人おり、初診担当は「かさぶた」と診断した医者であった。
「これって、意味あるの?」
と思ったら、
「初診担当の先生が喉専門の先生に診てもらった方がいいと言われたので、担当医が変わりますから」
と事務の人に言われる。
そして喉専門らしき今の医者の診断は肉牙(にくげ)であった。
「肉牙って・・・、喉ににきびやおできのようなものができたっていう解釈でいいのでしょうかね?」
と私が説明を求めると
「にきびやおできはポリープ、若しくは腫瘍といいます。腫瘍には良性と悪性があり、悪性なら癌ということになります。しかしこれは良性とか悪性というものではなく、あくまでも盛り上がっただけ。肉牙なのです。」
おでき→かさぶた→肉牙になり、医者によって言うことが全然違う。
しかし、ここは大学病院である。
我が家の近所のクリニックや総合病院が紹介状を書いてまわす、いわば最後の砦のような病院の医師が言うのだから、肉牙を信じるしかない。
肉牙は胃酸が逆流してできることもあるとの為、スプレー式の薬の他、胃薬や痰を切る錠剤が処方された。

それからは行く度にファイバースコープをし、同じ薬が処方され、経過観察である。
肉牙が大きくなって呼吸をするのも苦しくなるようなら切るしかないが、夫の肉牙はそこまで大きくないので様子見でよく、切ったところでまたできるということもよくあると説明された。
つまり体質、ということなのだと私は解釈した。
血が出るのは胸が悪いからかもしれないと気管支鏡をし、胃の検査もした方がいいと胃の内視鏡もしたが、どこも異常はなかった。

そして昨日のこと。
1週間前に夫が血が出たと深刻な顔をして言うので、
「きっと肉牙が小さくなっているのだろうな」
と思ったら、案の定であった。
というのは、夫が「血が出た、悪くなっている気がする」と青くなっている時は大抵肉牙は小さくなっており、夫が「すごく調子がいい。もう治った気がする」と言う時は肉牙が大きくなっているというのが常だったからだ。
「恐らく、血が出た時は肉牙の一部が切れて血がでるのでしょう。今日は小さいです。しかし切れて、小さくなって、また大きくなってを繰り返していますから・・・一度全身麻酔をして組織を取って調べてみてもいいかもしれません。稀に悪いモノってこともあるかもしれませんから。」
「えっ全身麻酔ってことは・・・、入院もするってことですよね!」
「そうなりますね。」

今更何を言うのかとムカっときた。
これまでに私なりに調べ、本当に大丈夫なのか調べてくれと何度か申し出たことがある。
「癌だったら色や形が変わりすぐにわかります。これは癌ではありません。だからこのまま経過観察で大丈夫です。それに奥さん、細胞取って調べるって簡単に言いますけど、外来でできるような簡単なものではないんですよ」
と、その都度言い切ったではないか。
それを今になって、しかも2年もたって言うとは・・・。

既に怒っている私に追い打ちをかける。
「私、3月で辞めるんですよ。ですから、さっき言った全身麻酔で入院というのは次の先生の判断になります。次の先生がそうするか、このままでいくかは今度来た時に聞いてみて下さい。あっ、今まで金曜日でしたけど次からは水曜日になります。」
「え水曜って急に言われても、一般の会社は平日に休みを取るのは他の人との兼ね合いもありなかなか大変なんですよ」
小さく反発すると
「初めて来られた時は水曜日だったはずですよ。私が水曜から金曜に変わったんで金曜に来てもらっていましたが、元々外来は水曜日で、喉専門医なんていないんですから。」
「だからなんだっつーんだ!喉専門じゃないだって!あんたが水曜から金曜にしろって言うから、こっちは言いたくもない個人情報を会社に言い、頭下げて休みを取ってんだよ。」
とくだをまいてやりたかったが抑えた。

「あの、入院なんてことになったら、この病院は遠くて私も頻繁に来ることができないんですけど」
「それは次の先生の判断ですから。私は3月で辞めるのでわかりません。」
3月で辞めるを連呼する医者。
「わかりました。ここに通うのは大変なので○○病院にしてもらうってことはできませんか?」
○○病院は駅から歩いて行ける最新医療設備の整っている病院で、昨年私が骨隆起切除術をした病院である。
「いいですよ。紹介状を書きますから。1週間位かかりますけど、取に来て下さい」
紹介状に1週間かかるとは・・・。
この病院に来る時はその場で書いてくれたというのに。
この辺鄙な病院に紹介状を取にまた来なくてはならないなんて・・・まったくもってムカつく。

初めから○○病院にしておけばよかったのにと思われる方もいるだろうが、○○病院は新しい病院で、夫が大学病院にかかるはめになった時にはまだなかった、いや、できたてホヤホヤだったのかもしれないが、私はまだその存在を知らなかったのだ。

ムカつく診察が終わり、受付では、
「次は紹介状となっていますが・・・、1週間から2週間かかります。事前にできているかお電話下さい。」
「2週間
「それくらいかかることもあるので、だから、事前に電話を下さい。」
私が短気だからなのかもしれないが、「だから」を強調されまたムカつく。

そして処方箋を薬局担当部署に出す。
この病院の近くの薬局は非常に混んでおり、ここで駅近くの薬局に処方箋をFAXで送り、駅に着く頃には薬局では準備万端になっており、そうした方がいいと提案したのはこの薬局担当部署であった。
「○○駅前薬局でお願いします」
2年以上もかかっているものだからこちらは慣れたものだ。
いつものように処方箋を出すと、担当のオバサン、といっても私となんら年は変わらないのかもしれないが、暫く何かを見て
「お薬手帳を出して下さい」
「え今ですか?」
「今はもういいです。今後はです。」
「今後だったら・・・、もうここに来ることはないですから!」
やっちまった。
この人は恐らくパートのおばちゃんで、まだ入ったばかりの不慣れな方だったかもしれず、この人に八つ当たりをしてはいけないのだ。
申し訳ないことをした

30分バスに揺られ、駅近くの薬局に行く。
「吸入器と痰を切るお薬と胃酸を抑えるお薬が出ています。」
「ん?吸入器と風邪薬をお願いしたんですけど・・・」
痰を切る薬と胃酸を抑える薬は効き目がなさそうだと少し前に医者自ら打ち切りにし、夫が風邪をひいたみただと言うから吸入器と風邪薬だけを希望したのだが、3月で辞めるのだからろくすっぽ聞いてなかったのだろう。

「電話で聞いてみましょうね。」
と薬剤師さんは仰ったが
「いいです、いいです。風邪薬ならその辺で市販のを買いますから。」
「本当にいいんですか?大丈夫ですか?」
この薬局はいつも私が利用している薬局で、薬剤師さんは皆丁寧な応対をしてくださるのだが、あの辺鄙な所に戻ってくれと言われても困るので、丁重にお断りした。
余計な薬に余計なお金を払うことになったが・・・。

テレビを見ていると名医もいれば過疎地で奮闘されている医師もいるが、我が家の近くの病院にはあまりいい医師がいない。
私がもうすぐ辞めるからと体と精神の休息の為に出勤日数を大きく減らしたとのと同様で、3月で辞める医師も職業と割り切っているのだろう。
そう思うしかない。
それにしても大学病院でこの扱いをされては、いったい患者はどこへ行けばいいのか。
昔読んだ田口ランディ著の「できればムカつかずに生きたい」というタイトルが思い浮かんだ昨日であった。



さて、愛鳥ラニ君は元気です。
ここ数日家にいるので、ラニ君と遊ぶ時間が長く、だからなのか、ラニ君は私にベッタリである。
相変わらず羽は触らせてくれないが、ずーっと私の腕に止まっている。
「ラニ君って、本当に可愛いね 本当に可愛いよね。こんなに可愛いインコさん、見たことないね。」
と夫に言うと
「アナタ、頭、大丈夫ですか?」
「なんで?」
「さっきから同じことばかり言うから、ワタシ、アナタ、頭おかしくなったと思いましたよ。」

ラニ君と一緒にいる時が一番幸せである。
できれば仕事などせず、ずーっとラニ君と一緒にいたい。

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パイナップルが好きなラニ君。
このお椀に入れてあげないと食べず、器にこだわりがあるみたい。


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