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夫のピアス  07/11/2014  
十代、二十代の頃、四十代ともなれば立派な大人になっているものだと思っていた。
しかし実際はというと、ちっとは知識は増え、ちっとはずるくなり、ちっとはズケッとモノ申すようにはなったが、根本的には変わっていない。

夫(ネパール人)はという、私達は互いに二十代の頃に知り合ったのだが、この人もあまり変わらず、普通の四十代の男性より子供っぽいというか幼いというか無邪気というか能天気というか、まあ、外見も若く見えるらしいが精神年齢もひどく若い。
もっとも人には内面と外面がある。
ピッシっとスーツ着て、テキパキ仕事をしている人だって、ひとたび家に帰れば違うのかもしれない。
家族のみぞ知るであろう。

以前夫のことを精神年齢18歳と書き、「旦那さんのことを低くみおって」と思われた方もいるかもしれないが、18歳と主張するのは当の本人、夫なのである。
17歳でもなく19歳でもなく、断固として18歳であり、それがなぜなのかはわからない。
今度聞いてみることにする。

精神年齢の低さにおいては私も夫に劣らず、地声、愛鳥ラニ君に話しかける声(甲高い声)、ラニ君になりきる声(サザエさんに出てくるイクラちゃん風の声)の三つを使い分け、唇を静止できない腹話術師のようなことをしている。
勿論家の中でだけである。
他所様に見られては「このオバハン、完全に頭、いかれてるわ」と奇異な目で見られることになる。
夫は自分では寡黙だと思っているようだが、私や母からすればよく喋る男であり、帰宅するとずーっと喋っている。
そこに一人で三役をする私が加わり、二人と一羽が家にいる時は喋りっぱなしである。

夫の両耳にはピアスの穴があいている。
ネパールでは赤子の時に耳に穴をあけるならわしなのだそうだ。
意味あってのことだと思うが、そこのところはろくすっぽ聞いていなかったのか、聞くこと自体を忘れたのか、ちょっとわからないので今度聞くとして、誰がかような穴をあけるのかをしつこく聞いたところ、夫の穴はお母さんがあけたそうだ。
「何であけたの?」
「木」
「木?木でどうやってあけるの?」
「針」
「今、木って言ったじゃん。針なの木なの、どっち?」
「病院でする人もいます。ワタシはオカサンからしましたけど」
木なのか針なのか、今だわからないのだが、その穴はピアスを入れなくとも塞がることのない、しっかりした穴なのである。

そして昨日のこと。
私が台所に立っていると、別室にいる夫がひとりでガハハハハハっと大声で笑い
「来て、来て。早く、早く!」
「今、作っているんだよ」
「そんなのいいから、早く来て!」
仕方なく中断し、行ってみたら、夫が自分の両耳のピアスの穴に愛鳥ラニ君の立派な羽を通し、「どお?」と言う。
両耳にインコの羽をつけた姿はなんだか滑稽で、思わずケラケラ笑ってしまったら
「アナタもやってみて」
と言う。
しかし私のピアスの穴は長年放置していたので殆ど塞がりつつあり、とてもラニ君の羽を通せそうにない。
「ちょっと、ワタシの羽で、遊ぶのやめて下さーい」
ラニ君の声色を使い、写真におさめると、夫の耳からラニ君の羽を取り上げ、羽は羽入れ箱にしまったのでした。

CIMG1096.jpg
ラニ君の羽を耳にさして遊ぶ夫

CIMG1079.jpg
鏡に向かって一生懸命羽繕いするラニ君


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