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インコ1回1万円  06/14/2013  
休日は何もせず、家でダラーっとしていたののだが、なかなかそうもいかない。
しなければならないことは多いし、用事は入るし、なんといってもかかるべき病院が多い。
あっちの病院こっちの病院と、病院のはしごだ。
自分だけならまだしも、時々夫も体の不調を訴える。
生きているのだからそれは仕方のないことなのだが、如何せん夫はネパール人。
日常会話はできるとはいえ、医者の使う専門用語は理解できない。
いや、日本人の私とて、専門用語を並べられるとポカーンという感じなのだから、夫は尚更だ。
医者が英語を話してくれればいいのだが、これまでかかった病院で英語を使ってくれた医者はたったひとり。
従って付き添わざる負えず、まさに大きな子供だ。
そしてもうひとり、私の付き添いを必要とする者が我が家にはいる。

休日の午後7頃のことであった。
ケージに入っていた愛鳥ラニを眺めていたら、あくびをするではないか。
「インコもあくびをするんだ。かっわいー!」
初めて見る愛鳥のあくび姿にニンマリしていたのだが、観察しているうちに
「ややや!おかしい!」
あくびの回数がやけに多い。
あくびというより、人間で言えば
「あー、なんか気持ち悪い。吐き気がする。オエー!ダメだ!吐きたいけど…出ない」
といった感じに見える。
慌てて我が家に一冊だけあるインコ本を開くと、生あくびの回数が多いと口腔やそ嚢で炎症を起こしている可能性がある、と書いてある。

翌日、昼間はそうでもなかったというのに、夕方になるとまたもや愛鳥があくびを連発する。
小鳥の場合、もう少し様子を見ようなんてことをしていたら手遅れになると、本にもネットにも書いてある。
「えらいこっちゃ」
鳥専門病院に電話をした。
こんなこともあろうかと、以前から病院は調べておいた。
病院は予約制であり、診ないことには何とも言えず、すぐに来れるなら空きがあると言う。
幸い我が家から近い所にあったので、すぐ行きますと返事をした。

だが、肝心の患者が捕まらない。
病院に行く時の為に用意した病院用ケージに移そうと鳥籠に手を入れた途端、猛烈突っつき攻撃を食らう。
病院行きを察知したわけではない。
愛鳥ラニはすごく凶暴なインコで、朝晩の餌や水の取り替えの度に私は突っつき攻撃を受けまくり、夫なんぞは怖くて鳥籠に手を入れられない始末。
かようなインコだからして、むんずと捕まえるなんてことは無理だ。
仕方ないので、鳥籠ごと連れて行くことにし、財布の中に万札を数枚入れた。
保険がきかなから人間よりも高いからだ。

どうでもいいことだが獣医師はなかなかのハンサム(今や死語)先生だった。
愛鳥の症状といかに凶暴かも伝えた。
「飼い主さん、捕まえて下さい」
なんて言われては困るからだ。
「噛まれるのは慣れていますから」
と、医師はいとも簡単にラニを捕まえ
「この人は女の子ですね。発情してます」
「え!女の子!ペットショップで写真を見せたら男の子って言われたんですけど…」
「女の子です」
医師はきっぱりと言い、思い当たることは多々ある。
独自に調べたところ、インコの雄は蝋膜(鼻のあたり)がブルーなのにラニの蝋膜はピンクから茶褐色になり、ブルーになる気配が全くない。
それにインコの雄はお喋りが得意らしいが、ラニは未だに一言も喋らない。
そして雄より雌の方が気性が荒いらしく、まさにその通りときた。

発情すると卵を産む可能性が高く、普通に産卵すればいいが、一番怖いのは卵が詰まること。
卵詰まりを起こすとすぐに死んでしまうこともある。
黄色のインコは、今すぐでなくても、将来肝臓だか腎臓だかは忘れたが、疾患を持つことも多い等インコの病気について医師は色々説明してくれるのはいいのだが、私の頭がついていかない。

それにしてもラニが『発情』しているとは…。
インコ本によれば、発情の対象は『大好きな飼い主さん』である。
しかし私がラニに好かれているとは到底思えない。
私がラニに求愛し続け、ことごとく失恋し続けている感じだ。
夫が対象というのも…考え難い。

医師は鳥籠を見回すと
「この梯子はいけませんね」
それはペットショップでセキセイインコを飼っている店員さんがすすめてくれた玩具だ。
「梯子はいいんですけど、梯子についている鏡がダメです。自分の姿に発情するということもあるんです。それからこれもダメですね」
医師が次に指したのはインコの顔そっくりの玩具だ。
ラニが玩具の頭を突っつくと揺れ、籠に統一感をもたせようと、あえてラニと似た色の物を選んだのだ。
「こういう人形みたいモノに発情することもあるんです。それと、これもダメです」
またもやダメ出しされたのは、インコ用の孫の手として売っているちっこいほうきみたいな形をしたものだ。
「これがっていうより、この大きな鈴です」
「えっ!鈴もダメなんですか?この子、鈴が好きみたいなんですが」
「この鈴はシルバーで、大きいでしょ。自分の顔がうつって、鏡みたいなものなんです」
私が仕事に行っている間に退屈しないようにと買い揃えたものが、全て仇になっていたとは…。

肝心のあくびは、そ嚢になんらかの問題があるかもしれないとの為、そ嚢検査だ。
ラニの口の中に金属の細い棒状のものが突っ込まれる。
鳥籠の中の糞もひとつ採取され、検査結果が出る間、ラニは透明なケースの中に移され体重測定。
29グラム。
丁度いいそうだが、
「太らせないように」
と言いながら、医師は鳥籠に転がっているラニの好物のあわ穂と少量のあさの実を見逃さない。
「こういうのはおやつとして少量です。特にあさの実はかカロリーが高いから与えすぎないように」
「アイスクリームの小さなスプーン1杯程度しか与えていないいないんですけど…」
と言うと
「人間にとって少量でもこの人にとっては沢山なんですよ。体が小さいですからね。おやつとして1粒2粒で十分なんです」
餌は徐々にペレットに変えた方がよく、ビタミンとカルシウムも与えた方がいいと、餌の指導を受ける。

検査結果は糞に異常無し、そ嚢に雑菌が多いが重病ではないとのこと。
液体の抗生物質が処方された。
「スポイトで飲ませるんですか?」
捕まえることすらできない凶暴ラニにどのように薬を飲ませるのかを聞いたら
「それができるのなら一番ですが、この人にそれは無理でしょ。無理矢理やると嫌われます。水に数滴入れるだけでいいです」

診察と検査が終わり、病院の透明容器から出されたラニは、自ら猛烈な勢いで鳥籠に入った。
普段放鳥している時は籠に戻すのが大変だというのに、この時ばかりは私の手を煩わせることない『いい子』であった。

診察料、検査料、薬代で5千円ちょっと。
安い!
いや、これから自分や夫の病院代ならば
「5千円吹っ飛んだ」
とため息をつくところなのだが、これまでの私の動物病院経験では1万円位軽くかかる。
思っていたより安かったので、ペレット(餌)・ネクトン(ビタミン)・カルシウムも購入したら、1万円出してお釣りが数百円。
予想通りの金額になってしまったが、可愛いラニの為となると、金銭感覚が麻痺する私である。
経過を見る為に1週間後にまた来ることになった。

男の子だと思っていたから今までラニ君と呼んでおり、ラニ君までが名前になっていた。
今更ラニちゃんとはなんだか呼べず、ラニ君のまま。
時々『ラニ君ちゃん』と奇妙な呼び方をしている。


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ラニ君の為に小松菜栽培。私の愛情は届いているのか?



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