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視力を取り戻すはずが  01/27/2013  
私の一日はNHKの『朝いち』ではじまる。
『朝いち』をつけながら出勤の支度をするのでしっかり見ているわけではないのだが、週に一度だったか、病気や健康がテーマの日がある。
昨年、今や持病となってしまった我が病気も取り上げられた。
ひとつは眩暈。
そしてもうひとつは眩暈と違い自覚症状のない病気だ。
『朝いち』で取り上げられるくらいだから、同じ病気の人は沢山いる。

その病気が見つかったのは遡ること約5年前、眩暈が発症したのと同時期だった。
初めて大きな眩暈が起き、その眩暈が定着してしまう間の、眩暈のない清清しい時であった。
当時、職場ではレーシックがちょっとしたブームだった。
レーシックで視力を取り戻し、眼鏡やコンタクトレンズいらずになった人が、私の身近だけでも6人はいた。
ナマの声は聞けるし、お友達ご紹介券まで手に入る。
なんとなく怖い気はしたが、しかし裸眼で遠くまでよーく見える目は、近眼にとっては憧れだ。
同僚からお友達紹介券を貰い、レーシックで有名な某クリニックへ行った。

検査に3時間位かかると事前に同僚に聞いており、その理由は会場に行ってわかった。
クリニックというより何かのイベント会場の如く人が沢山おり、次から次へと人が入って来る。
大きなスクリーンに流れるレーシックの説明を見ながら、自分の順番を待つ。
検査ごとに担当が違い、ひとつ終わると待ち、また違う検査しまた待ちといった感じ。
流れ作業のような気さえしたが、レーシックをするのだから、今までやったことのない検査もする。
3時間と聞いていたのに、私は4時間以上かかった。
というのは、やり終えた検査をもう一度やったからだ。
今にして思えば視野検査だ。

全ての検査が終わると医師の診察だ。
「右目に緑内障の疑いがあります。緑内障でもレーシックができなというわけではないのですが、まずは眼科さんで診てもらって下さい。眼科さんでいいと言われればやっても大丈夫かと…」
「緑内障!眼科さんって…、白衣を着たあなたは眼科医じゃないの?」
口には出さなかったが疑問である。
が、そんなことより自分が緑内障だということに驚いた。
自覚症状は全くない。
何かの間違いではないかとさえ思った。
当然ながら緑内障の知識など殆どなく、白内障より怖いとどこかで聞いたことがあるようなないような。
1週間後にはレーシックを受け、コンタクトレンズも眼鏡もいらない眼になるという計画は崩れ、内心真っ青になりながらクリニックを出、その足で自宅近くの眼科へ向かった。

レーシッククリニックでの検査は間違いではなかった。
やはり右目が緑内障と診断された。
正常眼圧緑内障である。
その名の通り眼圧は正常であり、知らないうちに視野が欠けていく眼の病気だ。
一度欠けてしまった視野を取り戻すことはできず、ほったらかしておけば失明だ。
生きている間に失明しないよう、いかに進行を抑えるかだけなのである。
「しかし早期の段階で見つかって、ある意味ラッキーですよ」
と医師。
ラッキーなのかアンラッキーなのか
ラッキーと思うしかない。
緑内障だからといってレーシックが受けられないわけではないらしいのだが、将来のことを考えると個人的にはおすすめできないと医師。
レーシックは、日本では近年のものであり、症例がないそうだ。
レーシックは断念、というよりもレーシックどころじゃない。

治療法は一日一回の点眼薬と三ヶ月に一度の検査と診察。
帰宅し眼科で貰った緑内障の小雑誌を丹念に読み、ネットでも調べた。
『朝いち』でも言っていたが、なんと20人にひとりは緑内障なのだそうだ。
原因はいくつかあげられてはいるものの実際のところは不明であり、勝手ながら私はストレスと決め込んでいる。


あれから5年近くたち、3ヶ月に一度の眼科診察を怠ったこともなければ、目薬を入れ忘れことも一度もない。
『食べるのを忘れても目薬入れるのは忘れるな!』
というのを何かで目にし、忠実に守っている。
食べるのを忘れたこともないが。
それでも、加齢も重なってなのか、少しづつではあるが緑内障は進行している。
1本だった目薬は2本になった。
眩暈と違って自覚症状は全くないのだが、ないだけに怖い。


話は再びレーシックに戻るが、レーシックで視力を取り戻した人の中に、一人だけ眼鏡を手放せない人がいた。
私より5歳以上年上の上司である。
休憩時間以外はずっと眼鏡をかけていた。
「遠くはよく見えるんだよ。だけど近くが見えなくてさ。こんなことなら、受けなくてもよかったような気がするよ。パソコンに向かっている時間の方が長いじゃない。」
とのことで、上司のつけていた眼鏡は老眼鏡。
個人差はあるだろうが、老眼の進みが早いと言っておられた。
中高年のレーシックは考えものかもしれない、と思った次第。


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