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暫く里帰りしていた夫(ネパール人)が帰国した。
「お土産、お土産、土産はあるのか?」
と言う私に
「イッパイあります」
夫が笑みを浮かべながらスーツケースから取り出したのは、乾燥させた水牛の肉、山のような唐辛子、ピンク色の臭い塩、ネパール人がよく食べるチウラという乾燥米、ネパールの大蒜などなど。
ネパール人の好む食材ばかり。
でもって
「これがないと美味しいごはんができません」
ニヤニヤしながら夫が取り出したのはネパール製の圧力鍋。
ネパールくんだりから鍋まで背負って来た。
「私への土産がないじゃないか!」
「だって、アナタ、何、好きか、ワタシ、全然わかりましぇーん」
(夫の「わかりません」はわかりましぇん」と聞こえる)

機内食がどうだった、香港の税関がどうだったなどなどひとしきり話すと、夫はパソコンを立ち上げ、ネパールのテレビを流す。
奴は大音量でテレビを見るものだからうるさく、肝心の日本のテレビが聞こえない。
「うるさいよ。テレビならネパールで好きなだけ見てきたでしょ」
「いいえ!全然見てません。だって停電だから」

十数年前、ネパールと日本を行き来していた頃、初めて長時間停電を経験した。
私がいたのは首都カトマンズだったが、いつ電気が来るのがわからない状態だった。
電気がなくてもそう不自由しない昼間に電気がつく日もあれば、電気が必要な夕食時に電気がつかず、22時頃に突然プツッとついたりした。
電気よりも困ったのが水だ。
朝の9時には水が止まってしまうので、それまでの間に1日に必要と思しき水を汲み置きしておかねばならない。
夕方になると開けっ放しの蛇口からチョロチョロと水が出る。
が、時に3日間位蛇口をひねっても全く水が出ないこともあった。

そして現在はというと、夫曰く一日10~12時間停電。
水は1週間に1回、1時間しか来ないと言うではないか。
「1週間に1回1時間って、どうやって生きているんだ!」
「昔よりネパール、問題です。今は、みんな、水、買います」
と夫。
かようなネパールに原発はない。
正確な数字かどうかは定かでないが、失業率は42%のようだ。

012-oo2.jpg
ネパールから持ち帰って唐辛子と大蒜の一部

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水牛(ネパール人はバッファローと言う)の干し肉。
現在、台所にロープが張られ、乾燥した肉を更に乾燥。
こんな事をするのは、勿論夫である。


003-001.jpg
ネパール製の圧力鍋

これより先はいつものように前回のつづき。

精神安定剤デパスを服用するようになり、眩暈がなくなったと喜んだのもわずかな間だった。
服用しはじめて2ヵ月半位たった時であろうか。
どうもよくない。
以前のような横揺れの眩暈はなくなったものの、首から上だけが揺れているというのか、言葉ではうまく伝えられない症状がある。

職場では1、2ヶ月に1度産業医が来る。
丁度不快な症状が出ていたので産業医のもとへ行き、これまでの経緯を全て話すと
「今から私のペンを見続けてみて下さい」
産業医はペンを持ち上げると、私の目の前に出し、ペンを近くからだんだん遠ざける。
「今日は朝から体調が悪くて、パソコンを見ているのも辛かったせいか、目がチカチカしてきました」
これ以上ペンを追えないと言うと
「眩暈が出ていますね」
と産業医。
そして1枚の紙を取り出し、そこにいくつか書かれてある病名のひとつ、心身症にグリッと丸をし
「あなたの年齢で更年期はまだ早いです。勿論個人差はありますが、多分、ストレスでしょう。仕事でストレスはありますか?」
「この職場は、ストレスの塊です。毎日ビクビクしていて、もう辞めるしかないですかね?」
産業医は無言になってしまった。
私の問いは若い産業医を困らせてしまったようだ。

再び病院探しである。
ネットで近所の心療内科を探す。
勿論、半年前に怒られて無駄金を払った病院は除外する。
『体調が悪いのに検査では異常なしといわれる』
というのが目に留まる。
昨年、電話をした時は、1、2ヶ月先になると言われたような気がしたが、もう1年近くこの症状に耐えているのだから、1ヶ月先でも2ヶ月先でも同じだ。
先を覚悟で予約の電話をしたら、案外早く予約が取れた。
それでも1、2週間後だったように記憶している。
今の時代、心療内科は混んでいる。

初診は1時間。
ここのところ、日々職場でビクビクしながら仕事をしているせいか、病院にかかるだけで心臓がバクバクし脈拍も速くなる身になってしまったのだが、この病院では不思議と心臓もバクバクしなければ脈も速くならなかった。
医師が穏やかな方だからだと思う。

1時間も自分のことをよくぞ話したものだと我ながら呆れるが、これまであっちこっちの病院にかかったことやら過酷な職場の状況をベラベラと話し切った。
「耳鼻科では異常なく、メニエールではなかったんですね」
「はい。どこも異常なしと言われました」
「女性ですから年齢的なものも多分にあるかもしれませんが、あなたの場合、極度のストレスで自律神経が乱れてしまったんでしょうね。デパスは、あなたには強すぎるのでしょう。もっと弱い薬を出しますので、まずはそれで様子を見て下さい。あと運動、といっても激しい運動でなくていいです。ヨガなんかがいいですね」
「ヨガですか・・・」
「別に教室に通う必要はありませんよ。神経が緊張しっぱなしだから、腹式呼吸でリラックスするようにして見て下さい。ですが、決して無理をしちゃ駄目ですよ」

処方されたのはリーゼというデパスより弱い精神安定剤である。
病院を出ると本屋へ直行しDVD付きの『シンプルヨーガ』を購入した。

リーゼは私の体に合っているようだ。
よく効く。
呑んで30分後には効き目を実感し、頭の詰まりものがなくなったような感じがした。
以来2週間に1回の心療内科通いが始まり、話はいきなり現在になるが『シンプルヨーガ』も続いている。
今となってはDVDを見なくても順番を全て覚えてしまったくらいだ。
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