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前回に引き続き、また病気の話である。
今回は私ではなく、夫(ネパール人)である。

かなり前に書いたが、長いこと夫の喉の奥の方にできものができていた。
おっと、できものと言う医者は怒る。
できものとは即ち腫瘍であり、腫瘍には悪性と良性があり・・・と説明がはじまり、夫のできもの風のものは肉牙(にくげ)と言うのだそうだ。

かなり前に書いたことではあるが、かなり前だからして、ここで経緯を簡単に書くとしよう。
「おかしい」と思ったのは血痰であった。
「血が出た、血が出た!癌ではないか?」
夫がえらく心配をし、近所の総合病院へかかった。
この総合病院というのは前回書いた、私が機能性胃腸症でかかっていた病院である。
自宅から徒歩5分の所にあり、この辺りでは検査等の設備が整っている病院なのだが、昔から評判はよくない。

かかった科は耳鼻咽喉科。
「癌ではないと思うが・・・わからないので、紹介状を書くから○○大学病院へ行って。」
設備は整っているが、この総合病院はすぐに紹介状を書き、○○大学病院へ回す。
○○大学病院とは前回書いた、私が怒られまくって気分を害して帰ってきた辺鄙な所にある病院である。
この大学病院へまわすのは、この辺りで一番大きな大学病院がここであり、また私が住んでいる地域の医者の多くが、この大学出身が多いようでもある。

○○大学病院で、夫の喉にできたモノは癌ではなく、肉牙(にくげ)と言われる。
胃酸の逆流等でできる、というより粘膜が盛り上がるらしい。
悪いものではないので経過観察となり、胃酸の逆流を抑える薬等がガッポリ出され、2ヵ月に1度、この辺鄙な大学病院へ4年近くかかった。
いくら薬を飲んだところで全く変化はなく、悪いものではないと言われても夫は心配になり、私は2ヵ月に1度と言えどもこの辺鄙な場所に通うのが面倒であり、
「先生、切るとか何か方法はないのですか?」
途中、何度か聞いたことがある。
しかし主治医は切ると簡単に言うがそんなに簡単なものではなく、手術になると言い、そうこうするうちに主治医が病院を退職することになった。

その時の対応は酷かった。
自分は辞めるからあとのことは知らない。
次の先生がこのまま経過観察にするか手術をするか、どうなるのかは次の先生が決めることであり、自分には関係ないと言い切ったのである。

手術となれば入院もするであろう。
辺鄙な所にある病院だからして、見舞いに行くのも大変である。
紹介状を書いてもらい、今の病院、というのは前回書いた隣駅の最先端医療の揃っている病院へ移ったのである。


今の病院では肉牙は悪いものではなく、4つのことを守れば必ず消えると言われた。
4つのことを書くと長くなるので割愛するが、まあ、生活習慣改善である。
しかし、努力はしたつもりではあったが、一向に肉牙は消えないまま1年たった。
「先生、癌ではないですか?」
長年通院し、時々血痰を出していた夫はよほど心配だったのか、医者にこう切り出したのが4カ月前のこと。
「悪いものではない。但し100%癌にならないかと言われたら断言できない。太陽は東から昇って西に沈むけど、もしかしたら将来逆になることだってあるかもしれないし、今悪いものでないものが将来悪いものになるかもしれないし、そればかりは私も長いこと医者をしているがわからない。」
と、主治医は言い
「じゃあ、次回診て、それで変化がなかったら、もう切りましょう。その方がすっきりするでしょ。」
そして何の変化もなかったので、とうとう手術になったのである。

手術は全身麻酔。
ファイバースコープと言うのか、なんというのかはわからないが、それで肉牙を切るのだそうだが、それを入れるのに口をガバッと開け大きな筒状の棒を入れるらしく、
「あっ、歯は大丈夫?差し歯とかない?」
と、医者に聞かれる。
幸い夫の歯は健康であった。
差し歯だとかがあると折れてしまうそうなのである。

手術の2週間位前に術前検査と麻酔科医の説明を受けなくてはならない。
私が歯茎の手術をした時もそうだったが、この時は家族が付き添うことと決まっている。
もし家族が誰もいない人はどうするのだろうか、と思ってします。

そして8月末、手術前日から入院し、手術の所要時間は1時間。
夫はネパールにいる時交通事故で手を負傷し手術をしたことがあるが、日本ででは初めてである。
ネパールで手術をした時も全身麻酔だったらしく、花が沢山咲いている楽しい所へ行ったと、まるで天国に行ったようなことを夫はいつも話す。

手術は丁度1時間で終わったが、1週間は声を出してはならず、1週間入院となった。
会話は筆談である。
夫の日本語力は日常会話とひらがなカタカナの読み書きだけなのだが、入院した途端、ひらがなカタカナを忘れてしまったらしく、ローマ字日本語での筆談であり、看護師さんともローマ字日本語で会話をしていたようだ。

1週間の入院を終え、声を出してよくなった時に手術のことを聞いてみた。
「花が一杯咲いている所へは行ったの?」
と聞くと
「どこにも行かなかった。マスクして『注射します』と言われた後は何も覚えていない。『終わりましたよ』と言われて起きたの。先生が『癌じゃなかったよ』と言ったの。」
看護師さんが
「今、大きな官が口に入っていて、それを抜きます。すごく大きいのでびっくりしないで下さいね。」
と言われ、実際その官を見て、夫はすごく驚いたそうだ。
「すごく大きくて、長い物が口から出たよ」と。

切除した肉牙は病理検査で良性のものと判明。
夫の癌に対する怯えも5年かかってなくなった。
とはいえ、まだ通院はある。
術後の経過観察があるので、まだ病院と縁は切れない。

それにしても、今の病院では1年で手術になったのに、○○大学病院はなぜズルズルと4年も経過観察をしたのだろうか?
面倒だったのか、それとも手術をする腕がなかったのか?
おっと、これ以上書くと、また某大学病院への不平不満になってしまうのでやめておこう。



昨日は可愛いラニ君(セキセインコ)の通院日でした。
前回書きましたが、現在私は機能性胃腸症の辛い症状の真っただ中。
昨日も朝から吐き気がしましたが、吐き気止めと精神安定剤を飲み、ラニ君を病院へ連れて行きました。
体重32g、いつも通りホルモン注射をしました。

人間の病院ならばこれで終わりなのでしょうが、ラニ君の先生はいつも
「どうですか?変わりはありませんか?」
と、会話の時間を持ってくれます。
「変わりはない、と思います。ただ、この頃人間の食べ物にやたら興味があるらしく、食卓から離れませんし、破壊を好み、特に天袋の襖の紙を破いてボロボロにしますし、壁紙もはがしまくって、家の中がボロボロです。」
「人間の食べ物は味がついていて美味しいんですよ。特にこのヒト達は塩を好みますから。」
「机の上に塩土を置いているのですが、放鳥している時にこっそり静かに食べ、まき散らかすんです。それを掃除すると、嫌がらせのようにまたまき散らかすです。」
と言うと、先生はハハハっと笑われる。
「あと、壁紙とか中のコンクリートを破壊するヒトもいますね。」
「あっ、やってます。壁紙をビリビリにして、むき出したコンクリートを突っついています。」
私が言うと、
「このヒト達はそれで嘴を磨く習性があるんですね。あっ、それから鉛の物に気をつけて下さい。我々の身近に鉛を使っている物って、案外多いんですよ。この前、飼い主さんの髪留めをいじるのが好きなヒトがいまして、髪留めって鉛が使われているんです。それで鉛中毒になりましてね。残念ながら亡くなったんですよ。」

破壊は目をつむるとして、我が家のラニ君でヒヤヒヤしているのはエアコンの後ろの狭い隙間に入ることです。
そういう狭い所に入るのが楽しくてしょうがないのでしょうが、エアコンの後ろがどうなっているのか、見えないので私にはわかりません。
可愛いラニ君がモーターみたいのに巻き込まれやしないかといつも心配しております。

IMG_20160908_185725.jpg
我が家の天袋です。
元々は右側のように白なのですが、ラニ君が紙を破るのを好み、
ラニ君の嘴が届くところ全ては茶色になってしまいました。
こんな可愛いお顔をしていても、悪い子です。


IMG_20160908_185739.jpg
破壊できる所を探しているのでしょうか?
静かだな、と思った時は、大抵は破壊に熱中しています。

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