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今日は私にとってはうれしい休日。
だが、病院へ行ったり、買出ししたり、ちっとも体が休まらない。
おまけに月末は、なにかと支払いが多い。
給料を貰ってもすぐに消え、毎月のことだがなんだかむなしい、と物思いにふけっていたら夫が帰ってきた。
手にはスーパーの袋を2つ。
顔は満面の笑み。
昨夜定期代をくれと言うから万札を渡したら、奴は肝心の定期を買わず、6種類もの肉とビールを買ってきた。
私は先週から胃腸の調子が悪く、お粥とうどんの日々が続いてるというのに。
どういうつもりなんだ!

シンガポール旅行の続きである。
半日市内観光は解散場所に着くとあっけなく解散となった。
そういうものなのだろうが、突然突き放される。

世界最大級の免税店で、人はどのように過ごすのかはわからないが、我々は早くここから出たい。
買い物よりもホテルにチェックインして横になりたい。
うろうろと出口を探していると、さっきまで我々と一緒にいた太め(現地ガイド)に出くわすが、見事なまでに無視される。

免税店は出たものの現在地がわからない。
人とデパートの多さからして、街中にいることはわかる。
私の予備知識では、シンガポールは狭く、どこでも地下鉄で行ける。
我々の泊まるパークロイヤル・オン・キッチナー・ロードはファーラーパークという駅から徒歩3分。

道行くオジサンを捕まえ
「地下鉄はどこですか?」
と聞いてみたら、オジサンはキョトンとした顔をする。
発音が悪いからなのかはわからないが、どうもサブウェイという単語が通じていないような気がする。
とにかく通じさせねばならない。
自分でも恥ずかしいのだが、アンダーグランドトレインなどと言ってみたら
「ここ、真っ直ぐ、高島屋あります。高島屋の前、あっち、行く」
日本語が返ってきた。
高島屋と聞き、旅行会社のパンフレットを開き、ここがオーチャード・ロードだとわかる。
ここから目指す駅までは、途中乗り換えはあるが地下鉄でたった4駅だ。

オジサンに教わった通り、高島屋の前まで行き、地下道を通って反対側には渡ったが、駅がどこにあるのかわからない。
何か標識はないかと立ち止まる私に
「どこ行くの?ホテルに行かないの?ワタシ、疲れました」
と夫。
「ホテルに行くんだよ。地下鉄で行くの」
「地下鉄って何?」

夫は自国で旅行業に携わっていたから英語はできる。
だがネパールには電車がなく(厳密にはないわけではないのだが首都カトマンズにはない)、日本でも都会にでることが滅多にないので、夫が地下鉄に乗ったのは2、3度だけ。
すなわち英語はできても『地下鉄』という単語を知らない。
「地下鉄は・・・、電車だよ。電車で行くの」
「なんで電車で行くの?タクシーで行こうよ」
「タクシー!駅、4つだけなんだから、電車で行くの」
旅行に行く前は
「今回は母も一緒だから、食べたいものも食べ、ケチらない」
と心に誓ったはずなのに、早くも貧乏性が顔を出してしまう。

何人かの人に聞きながら駅に着いたものの今度は切符の買い方がわからない。
行き先も切符の料金もわかり、日本と同じように自動券売機にお金を入れてボタンを押すが、お金が戻ってくる。
何度やってもダメなのだ。
後ろを見たら、ながーい行列ができている。
ひとまず券売機から離れ駅員を探すが、それらしき人がいない。

「もう一度やる。ワタシがやります」
夫が言い、また列に並ぶ。
再度やったところで状況は変わらず、夫が後ろにいる女性に切符の買い方を聞く。
幸い後ろにいた色の浅黒い女性はとても親切だった。
我々が手に持っていた10ドル札を見ると自分の財布から5ドル札2枚を取り出す。
あとは女性の言われるまま、といってもさっきから何度も同じ操作をしているのだが、切符が買えるではないか。
券売機から出てきた切符は、厚紙でできた、銀行の振込みカードのようなものだ。

006.jpg
(↑これがシンガポールの切符)


その後も何人もの人に聞きながら、ファラー・パーク駅に到着した。
時刻は午後4時過ぎ。
たった4駅の所に行くのに2時間かかった。

ホテルで何の気なしに旅行会社のパンフレットを眺めていたら、地下鉄の路線図の上に『MRT』と書いてある。
シンガポールでは地下鉄をMRTと呼ぶと、乗り終わった後に知る。

そしてつい最近、シンガポールのガイドブックをめくっていたら、切符の買い方がちゃんと載っているではないか。
10ドル札は使えないので注意と書いてあり、更に我々が買った乗車1回限りのスタンダード・チケットは保証金1ドルが加算されており、目的地の駅構内の自動券売機で払い戻しができるとも書いてある。
今更知ったのだから、当然ながら払い戻しなどしていない。

今も我が家にある切符を夫に見せ
「この切符、1ドル戻ってくるんだって。知らなかったよ」
「そうだよ。1ドル、デポジットです」
夫が平然と言うではないか。
「知っていたの?」
「家に帰って、チケット見て、わかりました」

私も夫も全てがこういう調子だ。


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