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黒ちゃん  11/03/2015  
実家では30年以上猫の絶えない生活を送っている。
猫の寿命は人間より短いから、30年の間には入れ替わりがある。
一番多い時で4匹いる時もあり、ここ数年については過去のブログにも書いたが3匹の猫のうち2匹が旅立ち、今は雌猫1匹である。
「自分の年齢を考えるとこれが最後の猫」
母もこれ以上猫は増やさないと言った。

雌猫の名前はメリ子。
メリ子は黒と茶色がごちゃごちゃしている毛色で、おとなしく、甘噛みを甘えの表現とする、可愛い猫である。
数年前に亡くなった茶トラホワイトはいつも母の膝の上にいるような猫だったのだが、メリ子は抱かれることを好まない。
自分から甘えたい時や暖を取りたい時に膝に乗ることはあっても飼い主に無理やり抱かれることは嫌い、母にとってメリ子は物足りない猫であった。


「可愛い白黒の猫がいるのよ」
母がこう言ったのは昨年の12月だったか今年の1月だったかは忘れたが、まだ寒くダウンジャケットを着こんでいる時期だった。
民家の隣の空き地に白黒の猫がいついており、母曰く人懐っこくて膝に乗る。
それから母はちょくちょくその空き地に白黒の猫を見に行くようになった。
ポケットに猫餌をしのばせてである。

白黒猫が足を怪我しびっこを引いていた時があった。
「大丈夫かなー。他の猫にやられたのか、車にひかれたわけじゃないよね。あの辺も危ないから。」
母はたいそう心配していた。

その後白黒猫は空き地から徒歩2分程の公園に自ら居場所を移した。
公園には何匹もの猫がおり、猫好きな人達が餌を持って来る。
「あっちに行けば飢えずにすむ」
と思ったかどうかはわからないが、白黒猫は生きやすい場所を見つけたのだ。
またそこにいる猫達はみな去勢、避妊をされており、地域猫となっていたのだが、これは猫好きの言い分であり、猫の嫌いな人は地域猫など認めない。
あくまでも野良猫であり、「野良猫に餌をやるな」と文句、と言ったら怒られてしまいそうだが、お小言を言われる。
その為、猫好きは大急ぎで餌をやり、猫達が餌を食べるのを見届けたら器を洗い、そそくさと帰って行く。

話はそれたが、公園に居を移した白黒猫も猫好きさんにより『黒ちゃん』という名前をもらい、去勢され、地域猫の証として片耳を切られ、元々人懐っこい性格が幸いして、愛猫家達に好かれ、黒ちゃんファンもいるくらいになった。
そして我が母の黒ちゃん好きにも拍車がかかった。
いつの頃から毎日、昼と夜に公園に通うになり、まるで恋人に会いに行くかのようになった。
ついでに愛猫家さん達とも仲良くなり、黒ちゃんに餌をやり、そこで何十分もお喋りをしてから帰宅する、というのが日課となった。


ある日の土砂降りの日のこと。
雨の日は愛猫家の人達の足も公園から遠のく。
雨ということもあるが、猫達も雨を凌いで姿を見せないからだ。

「どうしているのかな?お腹すているのだろうな?」
我が母は心配になり、雨だというのに公園に行った。
案の定愛猫家さんは誰もいず、いつもなら沢山いる猫もいなかったのだが、黒ちゃんだけがびしょ濡れになりながらどこからともなく出てきてニャーンとすり寄って来た。
ガツガツと母が持って来た餌を食べ、食べ終わったら母の懐の中に座り込み離れない。
我が母は黒ちゃんを払いのけて帰宅することができなくなり、なんと、黒ちゃんを抱き、我が家に連れてきてしまった。
みんなの黒ちゃんを自分だけの黒ちゃんにしてしまったのである。

連れてきてしまったものは仕方ないのだが、問題は先住猫メリ子との相性と父の顔色である。
我が家の場合、父が絶対権限を持っており、父の許可及び好かれないとよい猫人生は送れない。
そしてこの父に好かれるか否かが難しい。

メリ子と黒ちゃんは近寄ると互いに顔をすむけながらウーウーと低く唸り、唸った後はあたかも居ない存在としてそっぽを向いている。
両方とも喧嘩は弱く、相性はあまりよくないとみた。
肝心の父はというと、黒ちゃんに餌をあげたところを見ると御眼鏡に叶ったようだ。


それから数日後、黒ちゃんを病院に連れていき健康診断をした。、
そこで発覚したのが猫エイズ。
過去に飼っていた猫にも猫エイズの子がいたのでさして驚きはしなかったが、猫エイズの猫の口は臭い。
治療の必要は今のところなく、餌や水でメリ子に感染することはないそうだ。
年は恐らく3~4歳だろうとのこと。
ともあれ元野良の健康診断1万2千円也。

そして黒ちゃんにはグリーンのベルト(首輪)がつけられた。
なんという題名だったか誰が書いた本だったか忘れたが、昔、猫の気持ちになって書かれた本を読んだことがある。
ベルトの威力は強く、よき飼い主に恵まれベルトをつけられれば猫人生安泰といったことが書かれており、黒ちゃんは飼い猫に昇格したのだった。

我が家では庭に猫用の囲いをつけてあり、家の中と庭だけを出入りできるようになっている。
メリ子は餌を食べ終えたあとなどは決まって庭に出ていくのだが、黒ちゃんはつい最近まで野良だったせいか、というより元飼い猫が捨てられ野良になったと思われる。
天国から地獄へ落され、地獄から天国に舞い戻った、まことにラッキーな猫であり、このラッキーな黒い子は外より家の中が好きらしく、滅多に庭には出ない。
元飼い猫だった証は他にもあり、トイレを教えていないのに家の中の猫用トイレできちんと用を足し、まあ、手のかからない猫ではある。

母は公園に行き、いつも地域猫さんに餌やりをしている愛猫家さん達に黒ちゃんを飼うことにしたこと、また先住猫との相性がどうやら悪そうだという悩みの種を伝えた。
「メリ子ちゃんと合わないのならまたここに戻せばいいですよ。ここにいれば餌はちゃんと貰えるんですから。」
と慰められ、ホッとして帰宅したところを
「そんな無責任なことをしたらダメだよ。また地獄に突き落とすの!そんなことするくらいなら土砂降りでも心を鬼にして連れて来なければよかったし、そもそも餌をあげちゃダメなんだよ。ベルトをつけたんだから、メリ子と相性が悪くても、うまく飼えるように考えないとね。」
私の一喝で母はまたシュンとなり
「そうだよね。もう地獄には落とせないよね。私も黒ちゃんがいる間は・・・長生きしないとね。」


黒ちゃんが家族になってから1ヶ月ちょっとたち、決定的な事が起こった。
それまで恐らく我慢していたのだろう。
おとなしいメリ子が猛反撃にでたのだ。
庭で取っ組み合いの喧嘩をしたのだ。
飼い主としては噛みつかれてメリ子に猫エイズが感染することを案じていたのだが、勝者はメリ子であった。
黒ちゃんの鼻に大きなひっかき傷ができていた。
そして初めて喧嘩をしたメリ子は喧嘩をしたことに恐れをなし、勝ったというのにブルブル震えている始末。
黒はというと、いつもメリ子がいる母の部屋には一歩も入って来なくなった。
「あんた、後から来たくせに生意気よ。あそこは私の部屋なのよ。あの部屋には絶対に入らないで。入っちゃダメよ!」
と猫語で言ったのだろうか。

これからどうなることやら・・・。
母の悩みの種が増えたことだけは確かである。


さて、私の可愛い可愛いラニ君(セキセイインコ)は、相変わらず産卵防止の為に週2ペースで病院にかかっている。
1ヶ月に1万円弱かかるインコさんで、もはやただのセキセイインコではないのである。

かかりつけの先生は良心的で、週2ペースを週3ペースに変えようとと何度か試みてくれたのだが、当のラニ君がそれを許さない。
3週間後に予約を入れた時に限って2週目で発情し、慌てて先生にメールを送り、病院にかかる羽目になる。
以前はラニ君を病院に連れていく為に仮病を使って会社を休んだことも時々あったが、
「先生、転職して2カ月なので仮病使って休むわけにも今はいかないので・・・。だからといって月曜に発情したら土曜までの間に産んでしまう可能性もあるわけで、会社に行っている間も気が気でないんです。」
と言ったら、先生は「仮病」にフフッと笑い、
「じゃあ、2週に一度、きっちり打ちましょう。今まで注射を打ったことは何千回もありますが、打たなくて後悔したことはあっても打って後悔したことはありません。」
先生はきっぱりと仰り、そう言われると飼い主としては安心する。

「先生、話は変わりますが・・・、ヒーターなのですが・・・、この頃寒いじゃないですか。ちょっと早いかなーとは思ったのですが、自分が寒いものだからこの子にもヒーターをつけはじめまして、家族がみんなして言うんですよ。『過保護すぎるから卵産むんじゃないの。セキセイは強くて外で飼っている人もいるんだから。常夏のラニじゃん!』と。ヒーターはまだ早いですかね?」
「普通のヒト(先生はヒトと仰る)ならいいのですが、私はずーっとこのヒトを見てきて、このヒトは体も強いし、ストレスに関しては並外れて強いですよ。ヒーターはつけなくても大丈夫だと思いますし、今年は試してみたいですね。」

こうして今年はヒーターをつけずにラニ君に頑張ってもらおうと思ったのだが、早くも挫折。
「ラニ君が寒いと言っているからつけました。」
夫(ネパール人)がヒーターをつけ、夜にいたっては毛布でくるまれている。
してはならぬとわかっちゃいるけど、過保護が止まらない。

IMG_20150321_101225.jpg
野良猫時代の黒ちゃん

IMG_20151023_220242.jpg
水浴び、いやお湯浴び中のラニ君。
寒いので、ぬるーいお湯で水浴びをさせたらお気に召し、以来冬場はお湯浴びです。


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