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懲りない転職  08/14/2015  
前々回『隣の芝生も青くない』というタイトルで転職に挑んだことを書いた。
研修を受けたが自分には合っていないというか、仕事の内容と給料が合わないという理由で前職に戻った私。

離れていたのはわずか2週間であったが、その2週間の間に仕事内容が少々変わり、戻った当初は新鮮に感じた。
「やっぱり隣の芝生は青い、なのだなー」
と思ったものだ。
が、それも長くは続かなかった。

この会社は中小企業と言うにも相応しくなく、私とこの会社を紹介してくれた友人との間では『極小事務所』とか『チビ会社』と呼んでいる。
社長、取締役、数名の社員、バイトを合わせて多い時で20名弱、少ない時は10名にも満たない。
人数が変わるのはバイトが入ってはすぐに辞めるからだ。
早ければ1日で去るほど定着率が悪い会社であり、わずか10カ月の私が『古い人』と言われるほどだ。

『チビ会社』は若者の集まりであった。
社長も取締役も30代前半、バイトは10代から20代後半と幅広く、どちらにしても私のようなオバサンは私を含めて3人だけ。
初めはこんな所でやっていけるのかと思ったが、息子や娘のような子達とも普通に会話はでき、仕事中は別段問題はない。

社長は2、3回すれ違ったことはあったがまともに顔を見たことがなく、『チビ会社』を仕切っていたのは取締役だった。
この取締役のことをバイト達は陰で『ゴリ』と呼んでいた。
その名の通りゴリラに似ているからで、ゴリと呼ばれるくらいだから下の者からは好かれていない。

『チビ会社』は良くも悪くもユルユルであった。
まず勤務日は自由、というかシフト制である。
週末に翌週出れる日と時間を提出すればいいのだ。

私が今まで勤めた所は最低でも始業10分前には着き、時間になったらすぐに仕事を始められるように準備し、これが普通だと思っていたのだが、『チビ会社』では滑り込むようにギリギリに来ても怒られることはない。
それどころか連絡をせずに遅刻をしたり、『チビ会社』ではバックレと呼んでいたが、連絡せずに休む、所謂無断欠勤も多く、それでも一言二言注意されるだけ。
ひどく怒られることはない。
ついでだが、『飛ぶ』のも多い。
若者言葉なのか『チビ会社』だけの用語なのかは知らないが、無断欠勤し、そのまま辞めてしまうケースをここでは『飛ぶ』と呼ばれていた。

仕事内容は単調で、まともにやっていると睡魔に襲われる。
飴を舐めながら、仕事とは関係のないことをパソコンで検索したりしていても何も言われることはなく、自分のペースで仕事をしていればいいのだが、但しノルマがあり、逆に言えばノルマさえ達成すればいいのだ。
それをいいことに私が入社した当初は、若い男の子達は机の上にスマホを出し、LINEをしたりゲームをしながら仕事をしていたくらいだ。
まあ、これには流石にゴリも腹を立て、後に仕事中にスマホを出すのは禁止となり、監視カメラをつけたのだが。

ユルユルゆえに悪い点は、前にも書いたかもしれないが、社会保険や厚生年金がない。
募集要項には福利厚生完備と書いてあったのに、社員でもないのだから当然ながらバイトもない。
「親の扶養に入っている子もいるし、僕らの時はどうせ年金なんて貰えないんだから。それに給料、少なくなるよ。」
というのがゴリの言い分であり、要するに厚生年金の会社負担分を払いたくないのだ。
当然ながら有給休暇なんてものもない。

もうひとつはゴリの気分次第ということだ。
ゴリは思いつきで考えを変える人で、結構陰険だった。
例えば8時間勤務でシフトを出しても、返ってきたシフトを見ると5時間勤務に変更されている。
経営状態が厳しいのか、何かゴリの癇に障ることをやらかしてしまったのか、或は単に好き嫌いなのかはゴリのみぞ知るなのであるが、ゴリ曰くシフト規制。
我々の間では『制裁』と呼んでいた。

また金銭面もいい加減であり、いつまでも研修中の少ない時給のままの人もいれば、ノルマが達成しないと時給を下げると言い始めたりした。
それも数十円ではなく、数百円単位である。
週5日8時間勤務で時給が100円下がれば月にすれば1万5千円位給料が変わってくるのだから200円、300円、500円となると月収がかなり変わり、とどのつまり収入の安定がないのだ。

私が戻ってから間もなくして、『悪い点』が突出した。
仕事内容はこれまで勤めたどこよりも緩く、ストレスも少ないのだが、収入の安定がないのは困る。
『チビ会社』はしっかりとした本業のある人の副業、或はちょっとお小遣いが欲しい人にはいいのだろうが、ここを生活の糧にするのは厳しいと踏み、7月は仕事をしながら転職活動に勤しんだ。


テレビを見ていると景気は回復しているようなのだが、いざ自分が転職活動をしてみたら、全然そうとは思えない。
求人が多いのは若い人だけなのか、限られた業種だけなのだろうか。
応募しても、名前と年齢しか書いていないというのに連絡が来ない。
性別、年齢の差別はしてはならないとされていても裏ではしっかりあり、だったら初めから年齢制限された方がよほどいい。

それでも根気強く毎晩舐めるように求人募集を見、応募し、面接に行き、自宅から近く時給も悪くない所に受かった。
活動を始めてから1カ月以内であり、比較的早くに決まったと思う。

そんなわけでこの度『チビ会社』から足を洗い、もうすぐ新たな生活が始まる。
今度は戻るつもりもなければ戻る場所もない。
『チビ会社』は夜型だったが今度は世の中に多い朝から夕方の生活になるので、目下早寝早起きの練習中。

それにしても私は昔から勉強と試験に縁がある。
次の会社も、面接と同時に筆記試験をさせられた。
漢字、数学、作文も書き
「この年になってこんなことをするとは・・・」
と思ったのだが、入社後も長い研修と試験がある。
勉強してお金が貰えるのだからと思おうと、私にして珍しく前向き発言なのだが、しかしどうなることやら・・・



前回、愛鳥ラニ君はホルモン注射を打った時は体重32gをキープし、3週目から33gになると書きましたが、どうやらそうでもないようなのです。
今回は、注射を打った1週目は33gでしたが、2週目から34g、35gと急ピッチで増え、ラニ君が太ったのか、それともまさかの卵の兆しではなかろうかと冷や冷やし、嫌がるラニ君を手袋をはめて捕まえ骨盤の開き具合を見てみたら、指1本分開いているように思え、かかりつけの先生にメール相談をしたところ、「早めの受診をおすすめします」と返信が来、まだ注射を打ってから2週間たっていなかったのですが、もうすぐ新たな生活が始まる私としては休みの今しかないと思い、慌ててラニ君を病院に連れていきました。

発情でした。
ということは、もう少様子見などしていたら産卵していたのです。
先生は苦笑いをしながら
「まあ、注射をしても1週間しか持たないヒトもいますからねー。注射をして、次は様子を見て、怪しいと思ったら今日のようにすぐに来てもらうのがいいでしょう。」
「先生、私の生活が変わるので、今までみたいにすぐに来れなくなりそうなんですが・・・どうしたらいいでしょう?」
「でしたら、このヒトにはあまり効かないのですが飲み薬を出しますので、来れる日まではそれで凌いで注射ですね。」
目の中に入れても痛くないほど可愛いラニ君ですが、困ったインコさんでもあります

待合室にブルーのインコさんを連れている男性がいらして、しばしお喋りをしました。
ブルーといってもよくいる水色ではなく、藍色のような珍しいブルーで
「綺麗な色ですねー」
私が言うと、男性は顔をほころばせ
「ペットショップでこの子を見た時はまだ小さくて飼い主が餌やりをしないといけない状態だったんですよ。私、日中は仕事なのでそんなことはできないので、この子が自分で餌を食べれるようになってもまだペットショップにいたらお迎えしようと思いましてね。で、まだいたので、すぐにお迎えしたんですよ。まだうちにきて2週間位なんですよ。」
ラニ君よりもだいぶ若い藍色のインコさんは手の平に乗り、すごくなついているのでした。

「あっ!蝋膜(鼻の辺り)がブルーだから、男の子なんですね。」
私が言うと
「そうなんです。うちにはもう1羽いて、その子も男の子なんです。お喋りできるかなと思ったのですが、2羽だと鳥同志で話してしまうので、人間の言葉は話しませんね。そちらは女の子ですか?」
「女の子なんですよ。卵ばかり産むので頻繁にかかっているんですよ。」
などと、インコ話に花が咲き、男性が自分の藍色のインコさんをラニ君に近寄せました。

ラニ君初めてのセキセイインコの男の子とのご対面です。
どうするのか興味津々でしたが、ラニ君ったら、そっぽを向き、藍色のインコさんにお尻を向けたまま。
鳴きもせずじーっとしているラニ君なのでした。

この事を夫(ネパール人)に話したら
「ラニ君、恥ずかしかったんですね。ワハッハッハ
大笑いし、肩に乗っているラニ君に向かって
「インコの雄より人間の雄、ワタシのことが大好きなんですよね!ねーラニ君、そうですよねー。」
やけに嬉しそうな夫なのでした。

1435763985032.jpg
夫が撮ったラニ君
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