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師走のルビ君とパル  12/30/2019  
今年も残すところあとわずか。
我が家にとって今年の一番大きな出来事といったら、パル(ブルーのセキセイインコ)が家族の一員になったことで、今回も前回のつづきのようにはなるが、ルビ君(セキセインコ・ハルクイン)とパルのことを書き、今年の締めくくりにしたと思う。

パルが来て、早いものでもうすぐ3ヵ月になる。
ちなみにルビ君が来てもうすぐ1年3ヵ月。
ルビ君とパルはほぼ1歳違いなのだ。

3ヵ月たつと家にも家族にも慣れ、前回書いたが、パルの性格は静かでおとなしくて控えめ。
いつもルビ君に追っかけまわされ、突っつかれ、ルビ君がパルを追っかけて突っつくことを夫(ネパール人)と私の間では「叩く」と言っている。
「ルビ君、パルを叩いちゃダメ!」
などと、ルビ君を叱ることも多く、しかし叱られてもしらーっとしたまま、何度もパルを叩くルビ君なのである。

静かでおとなしくて控え目なパルだが、時々自己表現をすることもある。
パルの大好物はトウモロコシとあわ穂で、トウモロコシは毎日与えているが、あわ穂を与えるのは時々である。
そのあわ穂を与えた時である。
ルビ君よりも多く、しかも食いしん坊で早食いのルビ君に奪われないように、こっそり静かにパルに与えた時、よほど嬉しかったのか、テーブルの上で、水はないが、水浴びをするように、羽をプルプルさせながらクルクルと回った。
その姿を見て、
「かっわいいー
私も夫も微笑んでしまった。

こんな風に我が家に溶け込みつつあるパルだが、異変が起こった。
12月上旬の夕食後だったと記憶している。
ついさっきまで元気に飛び回っていたパルが、急に目を閉じ、私の手の上でジーっとしている。
どう見ても元気がない。
「こういう時はどうしたらいいのだ?」
慌てて我が家に1冊だけあるインコの本とネットで調べると、「放鳥は控え、保温」と書いてあり、先代インコのラニ君の時に使っていたヒーターを引っ張りだし、パルをケージに戻し保温する。

インコの元気がなくなると、インコの体調は勿論だが、もうひとつ心配になるのが
「明日、仕事、どうしよう。」
である。
休むのは簡単である。
仮病を使えばいいのだ。
だが、病院の営業時間は9時からで、かかりつけ獣医さんは予約制で、いつも混んでいる。
朝一番に電話をしても午前中に診てもらえるのは運がいい時だけだ。
大抵16時以降になり、へたをすると19時頃。
いやいや、翌日になる可能性もなきにしもあらず。
そうなると、仕事に行き、休憩時間に夜の予約を入れて早退すべきか、休むべきか、休むとしてもいつ休むべきかという問題になり、私は考えに考えてしまうのである。

しかし、保温をしたら、翌朝、パルは元気になった。
一安心である。

その週の休みの日、12月15日のことだ。
先代インコ、ラニ君の時は、ケージの中にペット用の電球ヒーターを入れ、ケージをビニールで覆い、更に何枚もの毛布でグルグル巻きにしていたのだが、暖めすぎていたせいか、ラニ君はよく発情し、産卵した。
先生、というのは、かかりつけ獣医さんで、以前からよく書いているが、先生は穏やかで、しかもとてもハンサム(イケ面ではなく、あえてハンサムと書きます。)で、私の目も心もハートにさせてしまうような、素敵な人である。
発情を抑制するにはヒーターを使わないことと先生に言われていたので、今年はヒーターを使わないつもりでいたが、ヒーターは使わないまでも、しかし寒かろうと、私の過保護が出てしまい、我が家から徒歩1、2分のところにある大型ホームセンターへ行く。
病気の時だけラニ君の時のようにするとも思ったが、以前より火事の心配があった為、そういう心配のないビニールハウスを調達することにし、まずは園芸用のビニールハウスを見たのだがサイズが合わない。
そこで、上の階にある100円ショップへ行き、13枚の白のパネルとそれらを連結する為の物を調達し、自分で作ってみた。
13枚のパネルを組み合わせ、その上から大きな透明のビニールを2枚かけ、洗濯ばさみで止めた。
その少し前の11月、それまでエスニック風だった部屋に飽き、無印良品のようなシンプルですっきりした部屋にしたいと、模様替えしたばかりだったのだが、自分で作った、部屋を占拠する大きなビニールハウスは美観を損ねることこの上なく、しかし美観よりもルビ君とパルの方が優先である。
夜、仕事から帰った夫が
「わー、すごいのが出来たね。いいよ、いいよ。アナタ、頭、あるね。」
妙な褒め方をされのだった。
夫の言う『頭、あるね』は、「頭を使ったね」とか「よく考えたね」とか、そういった意味である。

それから数日後、今度はルビ君である。
パルの時のように、それまで元気に飛び回っていたというのに急に元気がなくなり、首をクルっと後ろにし、目をつぶってジーっとしているではないか。
しかもパルの時同様、具合が悪くなるのは、決まって病院が閉まっている夜。
人間の子供と同じなのだ。
「大変だ、大変だ保温、保温。ビニールハウス、作っといてよかった。」

一晩、保温したら、パルの時と同様、翌朝、ルビ君は元気になった。
一安心である。

ところが、今度はまたパルである。
気づいたのは夫である。
「パル、飛べないみたいだよ?」
と言うではないか。
観察していると、全く飛べないわけではない。
しかし、それまでケージから出すと部屋の高い所に夫がこさえた、ルビランドことインコの遊び場に一直線で飛んでいたのが、そこまで到達できない。
低い所にぶら下げてあるブランコに乗るのがやっとこさ。
ルビランドの手前にあるコタツの上まで飛び、そこからはずみをつけてルビランドに飛び移る。
元気がないわけではないので数日様子を見たのだが、状態が変わらないので、12月21日、パルを病院へ連れて行った。
「レントゲンを撮ったりするかもしれない。そうなるとお金かかるだろうな。うー、年末に予想外の出費だわ。」
となんだか悲しくなりながら、そんなにはかからないとは思いつつも財布の中に3万円を突っ込む。

先生はパルの羽を丹念に診て下った。
「今、羽をチェックしたのですが、羽には異常はありませんね。全部綺麗ですし、新しい羽も生えてきています。なんでかなー?カルシウム不足かもしれません。肝臓とカルシウムが入った水に溶かす薬を1週間分出しますので、それで様子を見て下さい。」
「先生、ラニの時に貰っていた餌に振りかけるカルシウム剤が沢山残っているのですが、あれを振りかけてもいいのでしょうか?」
「あるなら、毎日、あれを使って下さい。あと、このヒト、前に男の子と言いましたが・・・、鼻がピンクになっているような気がするんですよ。もしかしたら女の子かな?」
「え女の子ですか?」
「いや、まだわかりませんね。もう少しして、鼻が完全にピンクになれば女の子、ブルーになれば男の子です。インコの性別は難しんですよね。」
「先生、この子、トウモロコシが大好きで、この前夫に、『どうぞ』という感じで、トウモロコシだらけになった嘴を夫の口にもっていったんですよ。夫が大喜びしましてね。」
先生は、こんなオバサンの会話にも付き合ってくれ、これを聞き、アチャーっというような、しかしハンサムなお顔をほころばせ、
「それは、旦那さん、家では一番下ということだと思いますよ。このヒト達って、必ず順番があるんですよ。」
「あいつは最下級か。」
内心ほくそ笑んだ私である。
「先生、あとルビーなんですが、今、体重が38gあるんですよ。単に太りやすい体質なのか、それとも発情?でも先月発情したばかりだし・・・」
と言うと、先生はまたアチャーっという顔をされ、笑いながら
「それは発情です。ルビーちゃんの発情していない時の正常な体重は34gです。もう餌を抜いてしまってもいいくらいです。」
「え抜くんですか?」
「そうです。でも、なかなかできませんよね。発情防止の為、冬になると、あえてベランダに出す方もいますし、餌を抜くことが耐えられないという方はラニちゃんの時のように注射をされていますね。まずは餌を2、5g位に減らしちゃって下さい。数日で体重が落ちて発情が止まるはずですから。あと、ヒーターは具合が悪い時だけ。つけなくていいですから。」
「先生、ヒーターはなるべく点けないようにしているのですが・・・、ビニールハウスを作ってしまいました。」
すみませんという感じで先生に話すと、先生はまたアチャーっという顔をされ
「仕方ないですよ。飼い主さんはみなさんそうです。辛くするのは忍びない、見てられないという方が殆どですから。」

その夜、仕事から帰った夫に
「病院行ったよ。パルからアナタ、下。パルより下、最下級だって、先生言ってたよ。」
と言うと
「サイカキュウ?それ、なんですか?」
「一番下っていう意味。私が一番、次がルビ君、次がパル。家で一番下がアナタなの!」
「いいえ。そのコト、ありません。ワタシ、パルより上です。パパですから。」
「そのコト、あるんだよ。だって、アナタ、全然、お世話しないじゃん。」
ともあれ、診察と薬代はわずか1800円で、夫は『最下級』という、普段使ったことのない言葉を覚えたのだった。
パルはというと、今、また飛べるようになった。
やはりカルシウム不足だったのか?

インコのいる生活は楽しくて明るい。
現に夫なんぞは、
「ラニ君が死んだ時、うちの中、真っ暗になりました。でもルビ君が来て明るくなって、パルちゃんが来たら、もーっと明るくなりました。」
と言い、確かにそうなのだが、しかし病気になると心配が尽きないのも事実。

最近私が日に何度も口にしている言葉は
「ルビ君、パルちゃん、ふたり共可愛いよー。ふたり共大好きだよー。ふたり共ママの赤ちゃん。」
である。
パルに『ちゃん』がつき、パルが男の子なのか女の子なのか知っているのはパル本人とルビ君なのだろう。
インコ語が話せれば病気の時も症状を聞けるし、パルの性別もわかるのにと、絶対に叶わぬことを願う私である。

来年もよろしくお願いします。

rubikun83.jpeg
手作りビニールハウス。
こんなのが部屋にあっては、美観どこではありません。
もっと上手に作れればいいのですがねー。


rubikun85.jpeg
トウモロコシが大好きなパル。
この口で夫の口に口移し。


rubi80.jpeg
意地悪でも悪さをしても、やっぱり可愛いルビ君です。
























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