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ルビ君とパル  11/23/2019  
またもや久しぶりの更新で、前回のつづきである。
「おい、おい、『夫の実家』のつづきはどうしたんかい?」
なのであるが、これは気が向いた時に書くことにする。

我が家にパル(セキセイインコ)が来て、もうすぐ2ヵ月になる。
前回書いたが、パルが来て丁度1週間たつ日に、ルビ君の健康診断の予約を入れていたので、ついでにパルも診てもらうことにした。

かかりつけ獣医さんでは、まずは体重測定をし、体重測定は助手の方がする。
ルビ君36g、パルは32g。
測定後、先生が診察室に入って来られる。
先生はパルを見るとすぐに
「このヒトは雄ですね。」
と、仰った。
「先生、どこでわかるのですか?」
「鼻ですよ。薄っすらですけど、ブルーです。」
「でも、この子(ルビ君)も、今は茶色ですけど、生後2ヵ月くらいの時は、白くて、薄っすらブルーにも見えた気がしたんですけど。」
「蝋膜の色もですけど、このヒトの鼻の穴の形が男の子なんですよ。男の子だからお喋りするようになるかもしれませんよ。」
先生は笑いながら仰った。

そして、パル、ルビ君の順で、それぞれの口の中に長い金属の棒を挿入し、採取した物を顕微鏡で調べる。
多分そ嚢検査だと思うが、素人の私にはわからない。
「このヒト(パル)にはメガバクテリアと、他の寄生虫もいますね。ルビーちゃんにはいません。まずはメガバクテリアの治療をします。寄生虫はうつりますから、2人共薬を飲んだ方がいいでしょう。」
やっぱりいたかーと思い、
「先生、今、パルは放鳥しないようにしているのですが、一緒に放鳥してもいいものなのでしょうか?2羽飼うのは初めてなのでわからなくて。」
と、聞くと
「2人共薬を飲むので、一緒に放鳥しても大丈夫ですよ。でも出す時は必ずルビーちゃんから出して下さい。何でも先住のヒトが先です。」
「実は、夫(ネパール人)が1度、パルを放鳥したことがあって、その時、パルがすごい勢いでルビーを追っかけたんです。途中で力尽きて落ちましたけど。パルがルビーを襲ったりはしないですかね?」
「大丈夫ですよ。ちびっ子はそういうものです。ちびっこはまだ何もわからないので、ルビーちゃんの真似ばかりしますよ。問題はルビーちゃんがどうでるかです。仲良くするのかいじめるのか。まあ、様子を見るしかないですね。あと、ルビーちゃん、気をつけて下さい。まだ骨盤は開いていませんが、発情かもしれませんよ。」

オレンジの、水にといて与える液体の薬が処方された。
メガバクテリアの治療には1ヵ月かかる。
それにしてもパルが男の子とは予想外であった。
だかといって女の子だとも思っていなかったのだが、ルビ君が女の子だからして、「つがい」を飼うつもりがなかったのに、「つがい」を飼っていることになる。

1カ月後、3人、正確には私と2羽はまた病院へ行った。
メガバクテリアが消滅したかどうかチェックしてもらいにだ。
この日もまずは体重測定からで、ルビ君39g、パル35g。
診察室に入られた先生はまずルビ君に目がいき、
「このヒト、まずいですよ。発情してますね。」
「そうだと思います。1ヵ月前にこちらに来た時からどんどん体重が増えて。でも、これでも少し痩せたんですよ。10月末は41gになっちゃって、今、やっと2g減ったところなんです。」
「じゃあ、発情のピークは過ぎたのでしょう。」
こう仰ると、先生はまた金属の長い棒を、今度はルビ君、パルの順に入れ、採取した物を顕微鏡で見る。
「あー、ルビーちゃんにうつっちゃいましたね。2人共同じ寄生虫がいて、ルビーちゃんの方が大きいのがいます。」
「えっ!メガバクテリアは死んでないんですか?」
「メガバクテリアは消滅しました。もうひとつの寄生虫です。でも、これはそんなに強い寄生虫ではないので1週間薬を飲めば大丈夫でしょう。薬を出しますから、1週間後にまた来てください。」
「先生、これから寒くなるじゃないですか。前の子(ラニ君)の時はヒーターを入れて、熱が逃げないようにビニールをかぶせていたのですけど、ヒーター、入れた方がいいですよね?」
「ヒーターはいらないでしょう。私の子供の頃なんて、真冬でもベランダで飼っていましたし、学校なんかで飼われているヒト達も外ですからね。まあ、最近のヒトは昔のヒトより弱くなってはいますけど、ヒーターは入れずに冬は寒いものだとわからせた方がいいです。ヒーターを入れるとしても小さないので、ビニールは必要ありません。風邪をひいた時は保温が必要ですが。暖め過ぎて、ルビーちゃんが春と勘違いして発情し、産卵して、怖いのは卵詰まりです。」
何年もインコを飼っているというのに、毎度悩んでしまう私なのである。
水にとかして与える粉薬2人分が処方され帰宅。

そして1週間後、また3人で病院へ行く。
ルビ君36g、パル34g。
先生はパルを見て
「ん?あー大丈夫か。」
と、仰ったので
「先生、パルに何かありましたか?」
と、聞くと
「一瞬鼻がピンクに見えたので女の子だったかと思ったのですが、ブルーです。男の子です。」
「やっぱり男の子ですか。」

前回、前々回同様、先生は2人の口に金属の長い棒を入れ、採取したものを顕微鏡で見る。
「2人共寄生虫はいません。治療は終了です。」
「先生、チビが男の子だということは、繁殖する可能性もあるのですよね?繁殖は望んでいないのですが、どうしたらいいのでしょう?」
私の悩みはこれである。
ネットを見ると産卵、卵詰まりの心配のある女の子はあまり好まれないらしく、確かに女の子は大変なのだが、2羽飼いとなると話は別である。
ひろーい一軒家で、働かなくてもいのであれば、何羽インコがいてもいいのだが、狭い、しかもペット不可の集合住宅で、共働きをしている我が家では、これ以上インコが増えては困るのだ。
「ルビーちゃんの反応はどうですか?」
「仲良くしている時もあるのですが、圧倒的にルビーの方が強くて、追っかけまわしています。」
「じゃあ、多分、大丈夫なんじゃないかな。このヒト達の世界では女子が主なんです。女子が嫌がるのであれば、男子は何もできません。」
「そうなんですね・・・。先生、相性が合う場合って、どんな感じなんですか?」
「いつも2人でベッタリくっついていますよ。」
「そうなんですね。じゃあ、相性は良くないのかも・・・。でも、万一、万一、ルビーが産卵してしまったら、どうしたらいいですか?」
「その時は全部産ませてから撤去し、可哀想ですが、擬卵を抱かせるのです。でも、このヒト、よく発情するみたいですからねー。」
ルビ君を指して先生は苦笑いしながら仰った。
「そうなんです。この1年で4、5回発情しましたから。先生、発情を止めるにはどうしたらいいのでしょう?」
「38gくらいになったら、餌を減らすのです。いつも4g与えてるのであれば、2、5gくらいにしてしまうのです。」
「死んじゃいませんか?」
「数日ですから死にません。数日お腹がすいている状態にすれば、しゅーんと体重が減り、発情も止まりますよ。餌の量で発情をおさえている人もいますから。」
「つがい」の飼い方を教わり帰宅。

さて、我が家の一員になって、もうすぐ2ヵ月になるパルとルビ君についてである。
前回私は、パルは人を怖り、狂ったように逃げ回る、いわば荒鳥で、パルを手乗りにすることができるのか不安だと書いており、
「あらら。私ったら、こんな風に思っていたんだ。」
わずか2ヵ月だというのに忘れているもので、改めてブログをやっていてよかったと思った次第。

先生の折り紙付きなので、今はルビ君とパルを一緒に放鳥している。
パルはルビ君の後を追い、先生が仰った通り、ルビ君の真似ばかりする。
我が家には部屋に、夫お手製のインコの遊び場があり、ルビランドと呼んでいるのだが、ルビ君がルビランドの存在を知ったのは来て1週間位たってからだったというのに、ルビ君の真似をするパルは放鳥したその日のうちにルビランドを知り、放鳥するとルビランドにまっしぐら。
自由の楽しさを知ったのである。

バタバタと狂ったように逃げ回るのも、いつの頃からかは忘れたが、そのようなこともなくなり、それどころか、別に教えたわけではないのに、手乗りになった。
多分、ルビ君が私の手や肩に乗って甘えているのを見て、真似たのだろう。
私の髪の毛を嘴でクチュクチュしたりと、人間好きなインコとなり、それだけではない。
これも別に訓練したわけではないのだが、ペレットを食べるようになった。

一方ルビ君はというと、先に少し触れたが、パルを追っかけまわしている。
話は遡るが、ルビ君が我が家に来た時、初めての場所に緊張していたのだろう。
それまで35gあった体重が32gになってしまい、夫がルビ君を購入したペットショップへ、私は相談をしに行ったのである。
その時、
「ハルクインちゃん(ルビ君のこと。ペットショップではこう呼ばれていたようだ)は人間が大好きですよ。だけど、他の鳥さんのことは、大嫌いでした。」
と、お世話係の方が仰り、パルのことを好きで追っかけまわしているのか、いじめているのか、毎日観察しているのだが、どうも後者のようなのである。

ルビ君が特に酷くパルをいじめるのが、我々人間の夕食時である。
夕食時、我が家ではルビ君達にも少し餌を与える。
ペレットではなく、大好物のシードである。
本当は与えたくないのだが、仕事を終えた夫の楽しみなのである。

ルビ君は元々食いしん坊で、食べるのも早い。
ガツガツと自分の分を食べ、食べながらもパルの様子を見ている。
自分の分を食べ終えるとパルを突っついてどかし、パルの分を横取りする。
シードを食べそこなったパルはシードと一緒に入れてある、細く切った人参やレタスを加えて、食卓の上をチョコチョコと歩く。
それを見たルビ君は、その行動が気に入らないのか、野菜は大嫌いだというのに、パルから野菜まで奪う。

餌だけではない。
元々人間大好きな人間ベッタリのルビ君は、パルが来てから一段と甘えるようになった。
私が寝っ転がりながらテレビを見ていると、必ず手の上に乗って来て、私の口に嘴をムギュムギュっと突っ込んむ。
それを見たパルも私の肩に飛んでくるのだが、
「餌も飼い主もルビランドも、この家の物はぜーんぶ私のものよ。」
と、言わんばかりに、ルビ君はパルを突っついて追い払う。
パルが夫の肩へ移動すると、すかさずルビ君も夫の肩へ飛び、パルを追っ払う。
執拗に追い払い、追っかけまわされるパルはというと、いじめられてもいじめられてもルビ君の後を追い、健気なのだ。
おまけに、
「なんか気配感じるなあ~」
と、振り返ると、パルが私の服にぶら下がっていることも多々ある。
本当は肩に乗って甘えたいのだろうが、肩にはルビ君がどっかり乗っているものだから肩には乗れないのだ。
男の子だというのに、おとなしくて控えめで、初めはパルを歓迎していなかった私も、あまりにも控えめなパルが、なんだか可哀想になってしまい、またなつくと可愛いいもので、ルビ君優先ではあるがパルのことも可愛がっている、つもりである。

そしてルビ君とパルを連れて来た夫はというと、
「ルビ君が来て、うちが明るくなって、パルが来たら、もーっと明るくなったね。」
と、ニタニタ笑い、確かに夫の言う通り我が家は今、とっても明るいのだが、相変わらず夫は遊ぶこととおやつをあげるといういいとこ取りで、お世話はしてくれないのである。

まだ子供のパルがもう少し大きくなったらどうなるのか?
悩みも増えるかもしれないが、楽しみでもある。

paru2.jpeg
我が家に来て8日目のパル

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ルビランドで遊ぶ2人

rubiparu1.jpeg
いじめているようにも見えますが、ルビ君がパルに優しい時の写真。


hana.jpeg
夫(ネパール人)がベランダで育てている花。
昨年越冬し、今年も数日前に咲きました。
夫にとってベランダの植物達は「子供」で、ルビ君とパルは「赤ちゃん」です。

tougarashi.jpeg
夫がベランダで最も大切にしている「子供」です。
勿論食べます。
私は一口も食べたことがありませんが。
夫はナマでガブッといきます。






















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