fc2ブログ
2011 10 / 09 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11 next month
(シンガポール旅行のつづき)

いよいよ夫が待ちに待った昼食時間だ。
「まず席を取り、ひとりが残って買いに行って、次にもうひとりの人が買いに行って下さい。シンガポールではこうします。シンガポールで有名なのはチキンライスとなんとかです。あとデザートにはなんとかを食べます。皆さんに渡した食券をどう組み合わせてもいいのですが、おつりはもらえませんからね。昼食時間は45分です。○時○分にバスの所に集まって下さい」
太め(現地ガイド)の説明が終わると、バスはフードジャンクションに到着。
チキンライスと並びシンガポール人がよく食べるのがラクサという麺類だと知ったのはあとのこと。
デザートは未だになんだかわからないが、氷の上に色々のかったモノのようだ。

フードジャンクションは地元の人で一杯だった。
何を食べるのが迷ってしまうくらいメニューは豊富で、見ているだけで10分経過。
太めに言われた通り、三人座れる席を確保し、まず夫と私が注文に行く。
私はチキンライスと決めていたが、夫は迷いに迷い、辛そうな麺類を選ぶ。
次に夫をテーブルに残し、母と私が行く。
母も夫同様目移りして、大きな鶏肉ののった、見るからにエスニックといったご飯物を選ぶ。

夫が選んだ麺類はココナッツミルク色の中に唐辛子が入っているのか。
よくわからないが、夫曰く辛くて美味しい。
母の選らんだご飯物もやや辛いらしいが、母曰く美味しい。
私が食べたチキンライスは、ま、チキンライスであった。

当初10ドルの食券をもらった時
「たった600円ちょっとで何が食べれるのか」
と思ったが、我々が選らんだのはどれも5ドル以下。
日本円にすれば300円ちょっと。
上を見ればきりがないのだろうが、どうやらこの手の庶民の店は安いとわかる。

食べ終わったところで残り7、8分。
急いでデザートコーナーに行く。
あれこれ迷っている時間はないのでミックスジュースにする。
スイカの味の強いジュースであった。

ジュースを飲み終わったところでいい時間である。
ところがまだ6ドル食券が余っている。
「もったいない!ワタシ、まだすいている!」
夫が今からまだ食べると言い出す。

ネパール人の彼としては、旅行なのに時間厳守というのが理解できないようなのだ。
「ここが最後なんでしょ。置いてかれてもいいわよ」
いつもは時間厳守どころか待ち合わせ10分前に着くような真面目な母がこんな事を言うのにも驚いた。
夫はもう一品、別の辛い麺類を食べ、食べ終わったのが集合時間だ。

早く行かないと、と焦る私に
「トイレ」
と夫。
腹が満たされたらもよおしたらしい。
太めの説明にトイレの場所はなかったから、トイレを探すのに手間取り、トイレも地元の人で一杯だ。

10分位遅れたのだろうか。
もうバスはいないだろうと思いながら集合場所へ行ったら、太めがバスの前で立っていた。
太めの立場として考えれば、旅行会社の看板を背負っているわけで、遅れたからといって置き去りにするわけにもいかないのだろう。
彼女は常に無表情というか、ややするとムッとしたお顔の方だったが、一段とムッとしているように見えたのは気のせいか。

全員揃ったところでバスは出発。
次なる土産物からブランド物まで揃うDFSギャラリアは皆で見学するわけではなく解散場所だった。
「なーんだ。さっきのランチの場所で解散の方がいいわよね。ゆっくり食べれたのに」
母が小声で言う。

解散場所に着く前に
「みなさん、お疲れ様でした。ナイトサファリに参加する○○さん、○時に迎えに行きますから。マッサージをされる○○さん、バスが到着したら迎えが来ますから。セントサーナ島へ行く○○さんはバスを降りたらすぐに出発ですからね。チョコレートを注文をされた人もちょっと残って下さいね」
と太めが言い、蓋をあければ皆、何かしら申し込みをしているようだった。

パンフレットを開ければ、シンガポールのツアーは2泊か3泊。
国内旅行並みではないか。
「ちょっとシンガポール行ってくるわ」
なんていう人も多いのかもしれない。

はじめてツアーの半日観光に参加してみたが、ま、百聞は一見に如かず。
参加してよかったと思うが、しかしこれが一日中となると・・・疲れそうだ。
勝手に『太め』と名付けた現地ガイドが一番印象に残っている。



海外旅行記 | シンガポール家族旅行記  | TB(0)  | Page Top↑

プロフィール

フリーエリア

カレンダー

最新記事

カテゴリ

月別アーカイブ

RSSリンクの表示

Powered By FC2ブログ

タグクラウド

タグ

フリーエリア

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

最新コメント

最新トラックバック

リンク