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3月の買い物  05/05/2021  
なんだか毎回「早いもので・・・」と書き始めているような気がするが、早いものでもう5月。
ゴールデンウィークだ。
本来ならばこの時期に書きたいことがあったのだが、3月に遡りたいと思う。
なにせ下書きホルダーに入れっぱなしの書きかけがいくつかあり、書いてしまわないと落ち着かないので。

3月といったら、3月11日。
東日本大震災が起きた日だ。
そして思い出した。
昨年のこの頃に職場の親しくてしている人との会話を。
昨年の3月はコロナの出始めで、
「万一コロナになったらと思って、入院の準備したのよ。」
と私が言うと
「私も、私も。あとさー、防災グッズ。テレビ見ていても、コロナと地震しかやっていないじゃない。そうだ、防災グッズと思って、久しぶりに開いてみたら、用意してあった食料の賞味期限が切れていてさー。また買い直しよ。」
「防災グッズか・・・・・。ねえ、防災グッズって、どの位用意してる?」
私が聞くと、
「用意してるって言っても、水とかカップラーメンとかお菓子とかだけだよ。でも、政府が最低3日分は自分で用意しろって言ってるから、用意しないとねー。」

更に、更に、遡ること10年前。
10年前も今も電車通勤ではあるが、今は電車に乗っている時間12分と、勤務地は近い。
しかし10年前に勤めていた会社は、東京の、高層ビルがぶっ建っている大都心。
満員電車に30分以上揺られて通っていた。

震災のあった日、運のいいことに私は休みだった。
その会社は土日祝日が休みではなく、年末年始以外年中無休。
たまたまその日に休みを入れていたのだ。
ついでに加えると、夫(ネパール人)も休みだった。

震災後、暫く会社は休みだったと記憶している。
会社が再開すると、11日に出勤していた、私とは沿線は違うが、比較的自宅が同じ方向の人を捕まえ、
「ねえ、あの日、どうやって帰ったの?」
と聞いた。
「もう、最悪!会社がなかなか決断してくれなくて、何もしないままダラダラここにいてさー。で、やっと帰っていいと言ってくれて、駅に行ったら、すっごい人でしょ。しかも電車は動いてないし、いつ動くかもわからないの。」
「で、どうしたの?」
「歩いたのよ。」
「歩いたって・・・、どこまで?」
「家よ。」
「家って、私達、遠いじゃん。」
「そうよ。でも、電車は止まっているし、バスもタクシーもダメだから、歩くしかないよ。」
「どのくらいかかった?」
「8時間]
「8時間!ここからだと、それくらいかかるんだ・・・・。よく帰り道、わかったね?」
「だって、みんな歩いているから、まあ、なんとなくわかったよ。」
こんな会話をし、早々に用意したのが、斜めがけできるショルダーバッグとスニーカーに見えない歩きやすい靴だ。
なぜスニーカーではないかというと、その会社にはドレスコードというものがあり、ジーンズやスニーカー等が禁止になっていたからだ。
そして、帰宅困難者になった場合の防災グッズも買い、ショルダーバッグに詰める。
他にも揃えなくてはならない物が沢山あるのはわかっていたが、
「追々揃えよう。」
先延ばしにしたのだが、他の物を揃える前にくじけた。
私の通勤用バッグはたいした物が入っているわけではないのだが、なぜか重い。
当初は防災グッズを持ち歩いていたのだが、バッグの重みに耐えられなくなり、1つづつバッグから消えたのだった。

震災から10年たち、ものすごーく先延ばしにしていた「追々」を実行に移す決意をした。
揃えるべき物をネットで調べ、紙に書き出す。
この時点で既に
「あー、めんどくさっ」
と思ってしまう。
面倒だからリュックに入った防災セットを買おうかと思ったのだが、防災セットも、こう言っちゃ悪いが、たいした物が入っていない。
その割には意外と高い。
それに、少し自分で用意した物とかぶり、もったいない。

書きだした紙を持ち、行くべき場所はこのブログにいつも登場している、我が家から徒歩1、2分の所にある大型ホームセンターだ。
ここには防災用品コーナーもあり、別の階には100均もある。

私は全く悩まずに買い物をするわけではないが、あまり悩まない方だ。
そして衝動買いは滅多にしない。
だけど、この防災グッズだけは結構悩んでしまった。
というのは、特殊な物だから高くても仕方ないとは思うのだが、高い。
1個や2個ならともかく、3日分の飲食ともなれば結構な量になるし、結構な金額になる。
しかも日頃それらを食べることもなければ、食料以外の物は使うこともなく、言うなれば、欲しくない物ばかりなのだ。
しかも、果たして使うのか使わないのかもわからない。
それでも、やっと超重たかった腰を上げたので、紙に書きだした物全てを購入し、財布に突っ込んだ数万円が消える。
わずか2分とはいえ、すごい量の荷物なので、3回に分けて運ぶ。

私と夫、それぞれのリュックに詰め、仕事から帰宅した夫に見せる。
「どれ、どれ」
夫がリュックを背負うと、
「重いよ!重すぎますよ!こんなの地震の時、持って逃げれません。これ持ったら、逃げる、遅くなって、死にます。」
「そんな事言ったってしょうがないじゃん。政府が3日間分って言うんだから。」
と、文句を言う夫にやや怒りを覚え、しかし私も背負ってみるが、すぐに下ろした。
ラジオや電池等、重いものは極力夫のリュックに入れたというのに、ぎっくり腰になってしまいそうなくらい重いのだ。
口にこそ出さなかったが、夫の言う通り、こんなの背負ってモタモタしているうちに死んでしまいそうだ。

紙に書きだした物は購入したが、防災グッズというのは際限ない。
「他にも必要な物あるかな?」
ネットでググッていたら、
『水とトイレ、これだけあれば乗り越えられる』的なタイトルを目にする。
水は用意したが、トイレのことはすっかり忘れていた、というより思いつかなかった。
大震災が起これば水が止まり、水が止まればトイレも流れず、汚物まみれ。
汚いトイレというのは悲惨で、被災者の方々は勿論経験されたことと思うが、私も経験したことがある。

遡ること20数年前、しばしばネパールへ行っていた時のことだ。
ネパールという国は、今はわからないが、当時は非常にトイレ事情の悪い国だった。
旅行者が泊まるホテルはいいのだが、公共のトイレはすさまじいものがあった。
便器は和式。
いや、不潔なトイレの場合、洋式より和式の方がまだマシである。
水洗といえば水洗なのだが、手桶のような物で自分で流す。
だが、肝心の水がない。
だから便器の中は汚物が堆積しており、便器の外も、トイレという囲いの中が汚物だらけ。
足を踏み入れるのも憚られた。
結果的には爪先立ちでそのトイレに入り、というより入るしかなく、未だに私はネパールのトイレの夢をよくみる。
「汚すぎて入れない、どうしよう
夢の中で困っており、そういう夢を見ている時は、決まってトイレを我慢しながら寝ている時なのだ。

話は脱線したが、「トイレは用意しないと。」と思い、またホームセンターへ行く。
ホームセンターに災害用トイレはあるにはあるのだが、5回分とか10回分とかたいした量はなく、その割にいいお値段なのだ。
ひとまず帰宅し、ネットで探す。
100回分の凝固剤とビニール袋がセットになっている『○田トイレ』が一番安く、それを購入することにした。
あと、いつでもどこでもできるようにと、箱とビニール袋とポンチョ付きの『○ットイレ』という物も購入。
「汚いトイレに入るくらいなら、外の方がマシ。」
と、ネパールで何度となく思ったからなのだが、ポンチョを被ったところで用足ししているのは一目瞭然で、実際使えるのかどうかは疑問である。

こうして、今更ながら最低限の防災グッズを揃え、少しは安心なのだが、ほんの少しだ。
というのは、私と夫、2人共家にいる時であれば役に立つかもしれないが、2人共仕事で外に出ていたり、2人共も生き延びて家に帰って来れたとしても、家が潰れていたら準備した物はなんの役にも立たない。
しかも揃えた物には、食料には賞味期限があるし、簡易トイレにも期限があり、初めて知ったのだが、電池にも期限がある。
これらを登場させる日が来ないことを祈るばかりだ。


話は我が家の赤ちゃん達、ルビ君とパルに変わり、こちらは旬の話です。
4月と10月は2人共健康診断月と決めており、ゴールデンウィーク初日に、かかりつけ獣医さんに診てもらいました。
いつも書いていますが、獣医さんではまず体重測定をします。
ルビ君39g、パル35g。
我が家では毎日体重測定をしており、前日の夜と同じ体重です。

先生はまずルビ君から診られました。
「ん?このヒトは・・・、肝臓に注意した方がいいです。嘴にツヤがありません。」
と仰り、ルビ君の爪を切りました。
「爪はしっかりしているからまだ大丈夫ですが、気をつけて下さい。」
「肝臓・・・ですか・・・。悪くなると、ぐったりしちゃうんですか?」
「人間と同じで肝臓は物を言わない臓器なんです。ぐったりした時は終わりです。」
「えっ
次の言葉が出てきません。
「このヒトは、今、骨盤が少し開いていて、うーん、怪しいですね。発情しつつありますね。よく発情してますか?」
「それが・・・、1ヵ月おきくらいにトヤ(換羽)になっているので・・・、多分1ヵ月おきに発情しているように思うんですが・・・よくわからなくて・・・ただ今のところ産卵はしていません。」
何年インコを飼っていてもインコのことはよくわからず、しどろもどろです。
「発情は通常年2回ですから、なんとか発情しないようにさせたいですね。餌は何をあげていますか?」
「餌はペレットにほんの少しだけシードを混ぜてあげていて、毎朝量っています。少な目にあげているのですが、夫が毎晩、晩酌のように、この子達にトウモロコシと美味しい餌をあげるのを楽しみにしていて、それがいけないんだと思うんですよねー。この子達も貰えることをわかっていて、待っているんです。夫にやめさせるしかないですね。」
と言うと
「いや、いや、それを取り上げたらご主人が可哀想です。」
なぜか夫の肩を持つ先生。
「カロリーの少ない、ダイエット用の餌とかそばの実にしたらいいと思いますよ。」
「先生、肝臓の話ですけど、兆候というか、悪くなったらわかりますか?」
「嘴や爪を注意して見て下さい。」
「素人でもすぐにわかるものなのですか?」
「わかります。黒い斑点が出ますから。」

ルビ君の次はパルですが、パルはどこも異常なしでした。
先生とインコの発情と産卵について話していると、先生の視線がパルに注がれ、
「すごいですね。」
先生はフフッと笑われ、見ると、パルが自分が入って来たおが屑が敷いてある小さなケージの中でコロンコロンと転がって遊んでいるではありませんか。
「この子は、黄色(ルビ君)と一緒だと病院が怖くないんです。ひとりで来る時は震えているのに。」
「他に心配事とかはありませんか?」
先生に聞かれ
「心配というか・・・、時々ルビーがパールの背中に後ろから乗り、なんか交尾のような恰好をしているんです。何度もするんです。パールの方は嫌がっているようなまんざらでもないような感じで、なんなんでしょう?2人共女の子ですよね?」
「あー、それは遊んでいるというか、上下関係ですね。」
と先生は仰ると、ルビ君を指し、
「先住者のこのヒトが上で、自分が上だと言っているんですね。」
と仰ると、先生は今度はパルを指し、
「このヒトも自分が下、妹だとちゃんとわかっているんですよ。」

帰宅すると、早速、「セキセイインコ 肝臓」で調べてみました。
先生に教わったように、悪くなると爪に黒い斑点が出るようで、参考写真も載っていました。
原因は
『いつでも美味しい餌が沢山食べれて、夜遅くまで遊べて、部屋の温度も丁度よくて、毎日、毎日、ベリー、ベリー、ハッピー』
だそうで、まさに我が家です。

ルビ君には病気になってもらいたくないのでなんとかしなくてはなりません。
しかし夜遊びを止めるのは無理です。
共働きなので放鳥は帰宅後の夜しかなく、放鳥しないと、ルビ君とパルと遊ぶこともなくなり、まさに「籠の鳥」。
飼っている意味がありません。
室温は、冬は、これからは寒くても絶対にヒーター(小鳥用)は入れないと決心しましたが、これからの季節、夏場の冷房は無理です。
我が家は物凄く暑いので、冷房を入れないと人もインコも熱中症になってしまいます。
残るは餌です。
やはり餌をなんとかするしかなく・・・、今後の課題です。
しかもこれは「先延ばし」のできない最重要課題です。

rubi001.jpeg
恋人同士のように寄り添うルビ君とパル

rubi003.jpeg
パルの上に乗るルビ君。
交尾の真似事でもしているのかと思った私。
でも獣医さんによれば遊んでいるそうで、一安心。






















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「仕事の日の1日は長いのに、1ヵ月が終わるのは早くて、1年が終わるのも早いねー。」
昨年年末に職場の人と交わした会話である。
それから年が明け、1月が終わり、もう2月。
まごまごしていたら2月も終わりだ。

今更だが、今年はじめてのブログなので、
ここのところさぼり気味ですが、これまで通り超マイペースで続けていくつもりです。
今年もよろしくお願いします。


1月に遡るが、暫くご無沙汰になっていたKさんに新年の挨拶LINEを送ろうと文章を打っていたら、先にKさんからLINEが来た。
Kさんとは4、5年位前に同じ職場だった人で、同期入社だった。
同期といっても、私とKさんのたった2人。
2人っきりで、3ヵ月の研修を受けた。
そして研修が終わり、試験も受け、試験に受かるとデビューでき、Kさんも私もデビューし、そこからは先輩方に交じって実務開始である。

何人いたかは忘れたが、先輩と一緒に昼食を食べた時、ペットの話になった。
私がペットを飼っていると言うと
「何犬?」
と先輩に聞かれ
「いや、犬じゃないんです。」
と言うと
「じゃあ、猫ちゃん?」
「いや、猫でもないんです。」
「じゃあ、何?」
「インコなんです。」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
少しの間、沈黙が流れ、
「あっ、そうなんだ。うちはトイプードルが2匹いるの。○○さん(別の先輩)のところはキャバリア。うちの子の写メ見る?」
別に「見たい」と言ったわけではないのだが、トイプードルとキャバリアの写真を見て、「可愛いですね。」などとお世辞を言った私も悪いのだが、これといって話題がないのだから仕方ない。
犬の話題でちょこっと盛り上がり、昼休憩が終わった。

その日の帰り道、
「インコって、可愛いの?」
Kさんに聞かれ、
「うん、すっごく可愛いのよ。」
から始まり、Kさんが困らない程度にインコの可愛さを話す。
Kさんは特段インコに興味を持ったわけではないようだったが、研修の3ヵ月間、ずっと一緒にいたので、なんとなく私の性格は掴んでいたのだろう。
ペットの王道、犬ではなく、インコというのが、Kさんには面白かったようなのだ。
そして1年後、家庭の事情でKさんが退職し、その後は頻繁ではないが、ポツリ、ポツリとLINEで連絡を取る仲である。
ちなみにKさんが辞めた1年後に私もその会社を退職した。

3年位前だろうか。
『○○さん(私のこと)、インコって、すっごく、可愛いのね。この前、実家に帰ったら、驚き!母がインコを飼っていたのよ。インコって、手にも乗るし、懐くのね。○○さん(私)が可愛いって言ったのがよーくわかりました。』
普段落ち着いているKさんから、少しはしゃいだようなLINEが届いた。
Kさんの実家は離島で、お母様がひとりで住んでいらっしゃる。
久しぶりに里帰りしたら、お母様がインコを飼っていたようなのだ。

それから数カ月後、
『母が施設に入ることになりました。インコ、我が家に連れて来てしまいました。可愛いです。すごく可愛いです。』
Kさんから写真付きLINEが届いた。
写真のインコさんは黄色。
といっても、我が家のラニ君やルビ君のようなハルクインではなく、だからといってまっ黄色でもなく、何年もインコを飼っているわりに私はインコのことをあまりよくわかっていないので、Kさんの黄色インコさんが何という種類なのかはわからない。
黄色のインコさんは女の子で、短い文面でもKさんがインコの虜になったことがわかった。

それから1年位たってからだろうか。
『ペットショップからインコの雛をお迎えしました。今度はパステルです。毎日、数時間おきにさし餌しないといけないから大変なのだけど、可愛くて。』
KさんからLINEが来た。
雛から飼うなんて、Kさんのインコ虜っぷりがよくわかる。
パステルの子の名前はPちゃん。
その後、Pちゃんはすくすくと育ち、女の子と判明。
Kさんも我が家も、女の子2人だ。

話を今年の正月に戻そう。
Kさんから新年の挨拶LINEが届き、続けざまに
『インコの相談なんだけど、Pちゃんが新年早々卵を産んでしまったのよ。初めての産卵からわからなくて。確かラニちゃんがよく卵を産むって言っていたよね。卵って、何個産むの?』
インコと一緒に暮らしている年数はKさんより私の方が長い。
だがしかし、未だにインコのことはわからないことだらけだ。
とりあえず、よく卵を産んだラニ君の経験談と卵の時にはいつも卵詰まりを心配していたことを書き、新年の挨拶と共に送信する。

2日後、KさんからLINEが来た。
『Pちゃんのお腹が膨らんでいて、なんだか苦しそうなのよ。どうしよう。そろそろ仕事が始まるのに、心配だわ。』
今年はカレンダーの並びが悪く、4日から仕事初めの人が多く、Kさんも私もそうだった。
インコが産卵中の時は仕事をしていても気がそぞろ。
いやいや、産卵が無事終わるまで、できることなら仕事なんてしたくない。
『可能であれば、早めに病院へ行った方がいいよ。』
ひとまず、急いで返信をしたが、Kさん自身も心配だったようだ。
Pちゃんを病院へ連れて行き、診断は卵詰まり。
幸い命に別状なく、お腹の中で詰まっていた卵を取り出してもらったそうだが、産卵はこれで終わりではなく、まだまだ産むかもしれないと獣医さんに言われたそうだ。

Pちゃんのことは私と夫(ネパール人)の間でも話題になった、というより
「やっぱり卵って、怖いのよ。うちのルビ君とパルも、卵を産まないように気をつけないと。アナタ、いつもルビ君達におやつあげているけど、あげるのやめてよね。私が朝、ちゃーんと、量ってあげてるんだから。卵になったら、大変よ!病院へ連れて行くのは私なんだからね
私が一歩的に夫に怒ると
「ねえ、ねえ、ルビ君のお尻が開いているよ。」
夫がとぼけた事を言う。
「やーね、お尻が開いているなんて。ルビ君のお尻ばかり見て、いやらしい。」
まあ、これは私達夫婦の間の冗談なのだが、夫はいつもルビ君のお尻が可愛いと言い、私もそう思う。
例えて言うならば、羽の蕾だ。
「ホント、ホントですよ。なんだか、ルビ君のお尻が開いて、赤くなっています。見て、見て。」
夫が部屋の高い所にこさえたルビ君とパルの止まり木に止まっているルビ君のお尻を下から覗き込むように見ると
「ヒェーっ!本当だ。なんだか開いているし、ルビ君のお尻って、前からこんなに赤かったっけ?」
「こんなには、赤くないと、思いますよ。」
と夫。
そしてどうしたかというと、翌日、かかりつけ獣医さんに電話をし、予約を取った。
本当は1日でも早くかかりたかったのだが、かかりつけ病院はいつも混んでいる。
コロナ禍でも、この病院にコロナは関係ない。
成人の日の朝一番に予約が取れ、念の為、ルビ君とパル、両方診てもらうことにする。

いつも書いているが、病院ではまず体重を量る。
前日の夜の体重は、ルビ君37g、パル35gだったが、病院で量るとルビ君39g、パル37gと、2人共2gづつ重い。
「どうされました?」
先生が診察室に入って来られ、聞かれる。
「どう言っていいのかわからないのですが、黄色の子の、お尻が開いているんです。元気はあるんですけど・・・。白い子は、ついでに連れてきました。」
と言うと、先生はルビ君を掴み、骨盤を触り、
「開いています。発情してますね。」
「えっ!発情してるんですか・・・。先生、今は発情の時期ではないんですよね?」
「そうですね。通常は春と秋です。でも飼われているヒト達は仕方ないです。人間が暖房をつけますから春と勘違いしてしまうんですよ。発情しても卵を産まなければいいんです。卵を産んでも卵詰まりにならなければいいんです。そういえば、今年はまだ卵詰まりのヒトは診ていませんね。そっちの白いヒトも鼻がカサカサしていますね。ちょっと診て見ましょう。」
先生はパルをさっと捕まえ、ルビ君と同じように骨盤を触る。
「このヒトは、今のところは大丈夫ですけど、このヒトも気をつけないといけませんね。」
「先生、卵を産ませない為には、確か、餌を減らせばいいんですよね?」
「そうです。数日間餌を減らして下さい。ひもじい位でいいんです。ひもじいと卵なんて産んでる場合ではないと思い、さーっと発情がおさまるんですよ。」
それから、2人共、ついでに爪切りをしてもらった。
爪切りで、怖い思いをするだけで、発情が引くこともあるそうだ。
ルビ君もパルも、2人共ベスト体重は33gと先生に指導を受け、3人で帰宅。
帰宅してすぐ、前回のブログに書いた、パルが出たり入ったりして遊んでいたビスケットの箱を外す。
巣になり得る物は撤去しないと卵を産んでしまうからだ。

rubi60.jpeg
お尻が開いたルビ君。
発情です。


翌朝から、元々あまり多く与えていないつもりの餌を更に減らす。
が、我が家のガンは、先い書いたが、夫である。
夫が、人間の夕食時に、ルビ君とパルに、2人の大好物であるトウモロコシとシード(どこででも売っている殻付きのインコの餌)を与えてしまう。
トウモロコシは旬の時は生のトウモロコシを茹で、旬でない、丁度今時分は無添加無塩の缶詰を与える。
ひとえに、ルビ君とパルから好かれたいからだ。
そして、この悪しき習慣をルビ君とパルはしっかりわかっている。
夕食時を楽しみにしていて、夕食時は2人共、夫にベッタリだ。
「ちょっと、ルビ君、発情してるんだよ。パルも怪しんだよ。卵になったら困るんだから。本当に、おやつあげるのやめてよね。」
夫に目を吊り上げると、
「わかった、わかった。ちょーっとだけにします。2人、待っているから。」

餌を減らし、1g減ったと喜ぶや、翌日にはまた元に戻ってしまったり。
インコのダイエットも人間と同じ。
難しいのだ。

ダイエットを始めて、3日目のこと。
「夜のおやつ、たーくさん残っている、これにするか。」
夫が持ち出したのは、今まで買ってはみたものの2人が好まなかった、何種類ものペレットだ。
ペレットとは人工的に作った餌で、シードより栄養があり、栄養が偏ることもない。
しかし、まずいらしく、なかなか食べてくれない。
我が家で朝に与えているのはアメリカ製のラウディブッシュという物。
これだけは2人共、よく食べる。

これまで好まなかったペレットを与えたら、ルビ君は食らいついた。
ルビ君は我が家に来たばかりの、赤ちゃんの頃から食べるのが大好きな食いしん坊。
ラウディブッシュの方が好きなだけで、何を与えてもよく食べる子なのだ。
ところが、パルは食べない。
それどころか、羽を膨らませ、どんよりした顔をしている。
「なんだか、パル、元気がないよ。病気かな?」
と夫が言い
「えーっ!やだー、この前、病院行ったばかりなのに。どこが悪いの?」
私が声を張り上げると
「わからない。ちょっと、パル、うちに入れて、暖かい作ってみるか。」
夫がパルをパルのケージに戻し、小鳥用のヒーターをつけ、
「ちょっと、あげてみるか。」
パルが大好物の、オーツ麦の入っている、マニアシリーズのシードを餌入れに入れたら、驚きだ。
パルがガツガツと、がっつくように餌を食べ始めるではないか。
その食べっぷりを見る限り、とても病気のインコとは思えない。
満腹になったパルをケージから出してみたら、羽はシューッと整い、元気そのもの。
「パルったら、食べたくて、病気のフリしたのね!まったく、知能犯だわね。」
私が言うと
「チノウハンって何?」
「英語でなんて言うかはわからない。簡単に言えば、頭がいいってこと。」

ダイエットをしてわかったのは、ひもじい思いをさせると、インコは皿を舐めるということだ。
ケージの中の餌入れも、夕食時の餌入れも、一粒も残さず、洗ったかのように綺麗になっている。
そして、今現在、ルビ君は36gから38gの間を、パルは35gから37gの間を行ったり来たりし、先生の言うベスト体重はまだまだ遠い。
幸い2人共、卵は産んでいない。

KさんとこのPちゃんはというと、なんと、卵を8個産んだそうだ。
産んだもののPちゃんが卵を蹴とばして割ってしまとKさんから相談され、偽卵(嘘の卵)を抱かせることを私は提案した。
Kさんは偽卵を購入し、Pちゃんは産卵からもうすぐ2ヵ月になるが、今も偽卵を温めているそうだ。

もうすぐ春。
インコ本来の発情期が来る。
Kさんと私の「卵の悩み」は尽きない。


rubi64.jpeg

rubi61.jpeg


ここのところ、夫の服の中に入りたがる2人。
当初、服の中に入る、入ると喜んでいた我々夫婦でしたが、
喜んでいる場合ではありません。
これも発情のサイン。
かかりつけ獣医さんによると、
卵を産むところを探しているそうです。





















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それぞれの趣味  12/13/2020  
今回は私と我が家族の趣味について書きます。
年齢順で、まずは私から、と書くと、「ん?」と思われる方もいるかもしれませんが、そうなんです。
夫(ネパール人)より私の方が少しばかり年上なのです。

私の趣味は、ブログのプロフィールにつらつらと書きはしたが、読書と英会話と1年に1、2回の旅行は趣味とは言えないような気がする。
改めて、趣味の意味を調べたら、『仕事・職業としてではなく、個人が楽しみとしてしている事柄。』となっており、確かに楽しみではあり、読むべき本も英会話のテキストも手の届くところに置いてある。
が、実際手に取って開くのは1ヵ月に1回位。
それもすごーくわずかな時間で、これでは趣味とは言えないであろう。
1年に1、2回の旅行はもはや願望である。
インコさん達が家族の一員になってからは、泊りがけの旅行は一度も行ったことがないからだ。

で、私の盛ってはいない、本当の趣味はというと、ジョギングと自己流の筋トレ&ストレッチ&ヨガである。
ストレッチは20代の頃からしていて、体を動かすのが苦ではないというか、まあ、比較的好きということになるのだろう。
そこにジョギングが加わったのが15年位前。
これにはきっかけがあり、それは富士山である。

その頃は夫が来日してまだそんなに年月がたっていず、
「どこか行きたいとこ、あるか?」
と聞いたところ
「マウント・フジ、フジ山、行きたい。日本で一番有名でしょ。日本人、みんな、フジ山、行きますね。」
「いや、そんなことないよ。富士山に行ったことがない日本人は一杯いるし、私だって行ったことないもん。」
「え-----、アナタ、行ったことないの!ホントに!なぜ?」
「ネパール人だって、みんながヒマラヤ行くわけじゃないって、あなた、言ったじゃん。それと同じだよ。」

ともあれ、夫の強い希望により富士山に登ることになり、それに賛同したのが今は亡き我が父だ。
父は学生時代は陸上部でマラソンをしていたらしく、マラソンとは全然関係ないが、山登りも好きだった。
私が体を動かすことがわりと好きなのは、この人の遺伝かもしれず、まあ、そんなことはどうでもいいとして、私が子供の頃は毎週日曜日は山か散歩の日で、子供連れだから低山ではあるが、よく山へ連れて行かれた。
夫、私、当時70過ぎの父と3人で富士山に登ることになり、
「いきなり登るのは無理だ。」
と、父は富士登山実行前に低山2本で体を慣らした。

私はというと、土日休みではあったが、その頃夫は土日仕事。
単独行動はわりと好きだが、しかし山は別だ。
ひとりで山登りをする気にはならず、とはいえ、ヒマラヤトレッキングを経験していたので、練習なしではキツイということはわかっており、
「心臓のバクバク感だけでも慣れておけばいいっか。」
金がかからず、手っ取り早く始められるジョギングをすることにし、それが今に至っているのである。

ちなみに夫はというと、彼は事前練習など必要ないと言い切った。
以前書き、書きかけのまま放置しているが、夫はネパールの山育ち。
更に、自国での職業はトレッキングガイド。
4000m超えのアンナプルナベースキャンプも5000m超えのエベレストベースキャンプも夫にとってはへでもない。
さすがにエベレスト遠征隊はしていなかったが、それでも氷と雪だけの世界の経験も多く、だから富士登山はぺったんこの運動靴にジーンズの普段着で登り、
「フジサンって、山ですか?ワタシからフジサン、丘。」
というのが夫の富士登山感想である。

話は私のジョギングに戻るが、始めたばかりの時はきつく、特に走り初めの5分がきつい。
ゼーゼーハーハーだった。
それが、仕事が休みの日だけとはいえ、15年以上も続けていればきつくなくなる。
ランニングハイという言葉があるが、まさにそれだ。
「気持ちいー、いつまでも走っていたい
という気持ちなり、しかし、こんな風に書くと、なんだかベテランランナーみたいだが、私の走るペースはひどく遅い。

私が走っているコースは、土日ともなれば、ジョギング、ウォーキング、犬の散歩をしている人が結構いる。
私もそのひとりなのだが、私はしばしば後ろから走ってくる人に抜かされる。
そんなに早く走っているようには見えない、どうみても私よりはるかに年上のオジサンに抜かされ、ウォーキングのオジサンにも抜かされ、ついには散歩の小型犬にも抜かされる。
まあ、別に競争しているわけではないので、抜かされても全然いいのだが、小型犬に抜かされた時はちょっとショックだった。

あと、続けている理由にストレス解消もあるのだが、時としてストレスが湧いてしまうことがある。
それは走っている最中に、突然仕事のミスを思い出してしまう時だ。
毎度不思議に思うのだが、帰りの電車の中だったり、お風呂に入っている時だったり、仕事のミスは何故か突然、変な時に思い出す。
走っている最中に思い出すともう駄目だ。
「考えちゃダメ、考えちゃダメ。」
と雑念を振り払っても、
「あー、やってしもうた。まずい、まずい。どうしよう・・・・」
走っている間中、ミスとその対処法ばかり考えてしまい、全然ストレス解消にならないのだが、だけどこれは極々たまーにのこと。
大抵は気分爽快だ。

次は夫である。
私達はネパールで知り合い、その頃は互いに20代であった。
今は全て日本語で会話をしているが、知り合った当初は英語で話しており、
「趣味は何?」
つたない英語で、ありきたりの質問を夫にしたら、夫はキョトンとしていた。
趣味という英単語は知っていたが、趣味が何なのか、趣味そのものを知らなかったようだ。
ちなみにネパールにいた頃の夫は「ストレス」という言葉を知らず、ストレスという言葉とストレスを実感するようになったのは日本に来てからだ。

そんな夫も来日したら趣味ができ、それは宝くじである。
ネパールでは品物が当たるくじはあるが、お金が当たる宝くじはなく、それを教えたのは私である。
というのは、37歳の時に初めて買った、ジャンボ系ばら3枚の宝くじのうちの1枚が当たったからだ。
当たったといっても3万円なのだが、
「おめでとうございます。たった3枚で当たるなんて、すっごく運がいいです。」
と、宝くじ売り場のお姉さんに言われ、以来時々買う。
しかし、その後はさっぱりで、3万円で運を使い果たしたのかもしれない。

このブログによく登場させているが、我が家から徒歩2分位の所に大型ホームセンターがあり、その中には宝くじ売り場も入っている。
「これ何?」
と夫に聞かれたので、説明し、私が過去に3万円当たったことを話したら、俄然夫が興味を持ってしまったのである。
夫が好きなのはロト6とロト7で、勉強というのだろうか?
パソコンで「みずほ」のサイトを開き、過去の当選番号を彼なりに分析するようになった。
その勉強が役に立っているのかというと・・・・、全然なのだが、ごくごくたまーに、少額が当たることもある。
当たった金額より使っている金額の方がはるかに多いのだが、当たった時は嬉しいものだ。
また、「もし7億当たったらどうする?」
ありきたりだが、よくこのような会話をする。
「7億、当たったら、アナタ、心臓、バクバクして、死ぬ。」
と夫が言い
「そうだね。ショック死するかもね。当たったら、どうする?」
「仕事、辞める。」
これは我々2人共、声が揃う。
「仕事辞めて、小さい家買って、免許取って、車買って、ワンちゃん、飼います。」
夫の欲はどんどん膨らみ、まさに「夢」を買っている。
が、この前、何の気なしに検索したら、宝くじに当たる確率より飛行機事故に遭う確率の方が高いらしく、トホホホである。
週3回宝くじ売り場に通っている夫は売り場のお姉さん、オバサンに顔を覚えられ、ちょっとした会話も交わすらしく、常連さんとなっているようだ。

次は我が家の長女ルビ君(セキセイインコ)である。
「インコに趣味なんてあるの?」
と笑う方もいるだろう。
インコ語ができないので、趣味かどうかはわからないが、よーく観察していると、好きな遊びがあるようだ。

ルビ君のケージにはハシゴとおもちゃがあり、ルビ君とパル(セキセインコ)、2人がひがんだり妬んだりしないように、同じおもちゃを入れている。
起床し、私がすぐにすることはルビ君とパルの餌やりで、2人も餌を待っている。
餌を食べ終えると、カタッ、カタッ、カタッ、カタッ-----と音がし、
「はじまった、はじまった。」
私と夫が少し離れた所から静かにルビ君とパルを見ると、ルビ君がハシゴに乗って一生懸命やっているのである。
何をしているのかというと、ハシゴの階段と階段の間に体を入れ、クルンと回る練習をしているのである。

ルビ君は我が家に来た時は35g。
緊張と不安で1週間ご飯が食べれず33gに減り、暫くは痩せており、痩せていたのとまだ子供だったということもあるのだろうが、クルンと回って遊んでいたのである。
ところが我が家に慣れると、元々食べるのが大好きだったルビ君はどんどん食べてどんどん肥え、今では痩せている時で37g。
大抵は38~39gあり、階段にお腹が突っかえて回れない。
しかし、回れた時の、楽しかたった時のことをルビ君は覚えているのだろう。
ハシゴの上に乗り、ハシゴに頭を突っ込み、頑張る。
「私の留守中に、万一ハシゴに体が挟まり、抜けなくなったら・・・」
と心配になり、一時期ハシゴを撤去したのだが、あまりに悲しいそうな顔をするのでまた入れた次第。
事故が起こらないことを祈るばかりだ。

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放鳥中なのにケージに戻る2人。
ルビ君はハシゴを回る練習中。
その隙にルビ君の餌を漁るパル。


ルビ君には楽しい遊びが沢山あるのだが、もうひとつ、忘れっぽい私の為に残しておこうと思うのだが、それには先代インコ、ラニ君の趣味に遡る。
ラニ君はいつも世話をする私よりも夫に懐いていた。
夫は髭をたくわえている、などと書くと立派な髭のようだが、薄い、貧弱な髭である。
「ラニ君、髭の掃除。」
寝っ転がりながら夫はよくこう言い、健気なラニ君は夫の方へ飛んでいき、髭の掃除をした。
掃除といっても、嘴でクチュクチュするだけなのだが、夫にとってそれはとても気持ちのいいことだったようで、ラニ君にとっても楽しいコミュニケーションのひとつだったのかもしれない。
亡くなる1時間前も夫の髭掃除をしていたくらいだ。

そんな夫は、ルビ君にも髭の掃除を教え込もうとした。
ところが、ルビ君は髭には見向きもせず、髭の代わりにルビ君が興味を持ったものがあった。
それはヘソである。
夫の腹はポッコリしていて、まあ、所謂中年太りなのだが、寝っ転がっていても出ている腹はそれなりに盛り上がり、しかしヘソだけは窪んでいる。
しかも夫のヘソは大きい。
それにルビ君が興味を示し、ヘソの中を嘴でクチュクチュするようになったのである。
「ルビ君、汚いからやめなさいい。」
と、私が言ったところで、ダメと言われると余計にやりたくなるのがインコの性質のようだ。
以来、
「ルビ君、ヘソの掃除。」
と、夫が言うと、ルビ君はバタバタと寝転がっている夫の所へ飛んでいき、ヘソの掃除をし、
「気持ちいー!」
夫は大喜びしている。

最後は我が家の赤ちゃんパルである。
10月で1歳になったので、インコ界では成鳥なのだが、私と夫にとって、パルは何歳になっても赤ちゃんである。

我が家の居間の高い所には、夫が作ったルビ君とパルの遊び場がある。
その遊び場は、インコのオモチャやらテントがぶら下がっていて、2人共テントに入るのが好きだ。
それを見た夫が、ムーンライトという、その辺のスーパーによく売っている、安いビスケットの箱に紐を通し、遊び場に吊るした。
しかも2個作り、吊るし、もう美観も何もあったんもんじゃないのだが、パルがその箱オモチャをえらく気に入ってしまったのだ。
箱の中にバサッと入ると、箱は揺れるし、紙で出来ているから中で滑り、それが楽しくてしょうがないようだ。
何度も何度も飛び込むように箱に入る。
一方ルビ君は、怖がりなのか、箱の中には一度も入ったことがない。

パルも好きな遊びがいくつかあるが、もうひとつ書き残すとしたら、毎朝の私とパルの2人だけの遊びである。
先に書いたが、私が起床してすぐにやることは、ルビ君とパルの餌と水やりで、その時間、夫はまだ床の中だ。
私が餌の準備をしている間中、2人共金網にベターっとくっついて見ている。
餌は必ずルビ君からあげる。
ルビ君が餌を食べているのをパルが、今度はルビ君寄りの金網にへばりつきジーっと見る。
「パルちゃん、お持たせしました。さー、ご飯ですよ。初めは葉っぱから。」
毎朝、この言葉を言い、まず葉っぱを入れる。
葉っぱはチンゲン菜である。
小松菜が好きなインコさんが多いようだが、うちの子は小松菜は好きではなく、ルビ君に至っては、毎日与えてはいるが、野菜は食べない。

葉っぱを入れると、パルは必ず私の手の上に乗り、地団駄を踏むようなダンスをする。
パルからすれば
「早くご飯入れてよ。」
とせがんでいるのだろうが、私の手の甲で足踏みするパルの足がくすぐったくて、気持ちいい。
「パルちゃん、気持ちいいよー。パルちゃん、さあ、どうぞ」
と言いながら、餌入れを入れると、パルは私の手から餌入れの淵に移動し、ゆっくり餌を食べ始める。
わずかな時間だが、これが私とパルの2人だけの遊びで、『秘密のイチャツキ』と呼んでいる。
以前も書いたように思うが、パルは来たばかりの時は人に懐いていない子で、私がケージに手を入れると、パタパタと狂ったように逃げ回ったというのに、いつの間にか、特に教えてはいないのだが、人間を恐れない、手乗りインコに成長し、飼い主としては感無量である。

今回は2人の趣味をふたつづつしか書けなかったが、2人にはもっと沢山遊びがあり、追々書きたいと思う。
それにしても、インコのいる生活って、本当に楽しくて、素晴らしい

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ムーンライト(ビスケット)の箱で遊ぶパル。
市販のオモチャよりこういう物が好きみたいです。



















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特別月  10/28/2020  
あと数日で終わりだが、我が家にとって10月は特別な月である。
なぜかというと、ルビ君とパルが家族になった月だからだ。
2人(正確には2羽)の誕生日のようなものなのだが、2人の本当の誕生日は8月。
しかし、2人が生まれたところを見たわけではないので8月に実感はなく、記念日は10月にしている。
そして、インコの素晴らしさを教えてくれたラニ君(ブログの写真の子)が亡くなったのが9月だったということも、私にとっては忘れてはならないことだ。

誕生日だから2人の大好物のあわ穂やトウモロコシでお祝いする、ということはしない。
あわ穂もトウモロコシも
「ルビ君もパルちゃんも、この時間、おやつ食べたいですよ。」
と、夫(ネパール人)が人間の夕食時にほぼ毎日与えているからだ。
「ねえ、これじゃ、朝、量って餌をあげてる意味ないじゃん。だから2人共太ってるんだよ。あげちゃダメだって!
私が怒ったところで夫は聞く耳もたず。
ルビ君とパルに好かれたいのだ。
だから夕食時は2人共夫にベッタリなのである。

2人の誕生月にする特別なことは、健康診断である。
2人の一番嫌いな所に行くのだ。
2人が喋れたら
「誕生日なのに、なんで私達が嫌な事するの!ママのバカ!」
と、さぞ怒ることだろう。

健康診断は10月と4月にすることにしているのだが、今年の4月は新型コロナウィルスの為、タイミングを逃し、ルビ君にとっては1年ぶりの病院である。
ルビ君は1年間病気もせず、元気だったのだ。
パルはというと、3回病院にかかった。
そのうち2回は過去のブログに書いた。
飛べなくなったとはオーバーだが、目指す所までたどり着けなくなったり、声が出ないというのもオーバーなのだが、喉に何か詰まったような変な声を出し、どちらも大事には及ばず、薬を出されることもなく自然に治った。

まだブログに書いていない3回目は、8月の暑い日のことであった。
放鳥しても、遊び場である止まり木に止まり、目を閉じて静かにしており、なんだか元気がない、ように見える。
能天気な夫ですら
「パル、元気ないよ。大丈夫かな~?死ぬ?」
と、恐ろしい事を言い
「ちょっと、死ぬなんて、やめてよ!変なこと言わないで!」
と、反論し、とはいえ心配になったので、病院へ連れて行くことにした。

その日は土曜日だった。
かかりつけ獣医さんは完全予約制で、平日も混んでいるが、土日は更に混んでいる。
前日の金曜に予約を取りたかったのだが、金曜は病院が休みなので、土曜の朝一番に電話をする。
運がよければ午後、といっても4時以降なのだが、夕方の予約が取れればラッキー位に思っていたのだが、午前中の予約が取れた。
但し、先に予約をしている人優先で、非常に混んでいるのでかなり待つと言われ
「待っても、全然いいです。」
昔、ラニ君が使っていたお散歩ケージにパルを入れ、自転車をすっ飛ばし、予約時間に病院へ到着。

わかっちゃいたけど、病院は非常に混んでいた。
一応予約時間には行ったが、パルと私の順番がいつ回っているくるのか想像ができないほどだ。
「パル、怖い?」「パル、大丈夫だよ。怖くないよ。」
などと、パルに話しかけながら待っていると、布で覆われた大きな籠を抱えた、すごーく若くはないが、私より若い女性とその女性のお母様と思しき2人の女性がやって来て、私とパルの正面に座る。

暫くすると、ピーッ、ピーッ、ピーッ、ピピピピッと、物凄くけたたましい鳴き声がし、その声にびっくりしたパルがケージの中の止まり木から落ち、ブルブルと震える。
「あら、あら、あら、ごめんなさいね、驚かせちゃったわね。」
正面のお母様が話しかけてきて、籠に被せてあった布を取る。
中にいたのは2羽の小桜インコさん。
小桜さん達の声が大きいことは、私は知っていたが、パルは知らない。
いや、ペットショップにいた赤ちゃんの頃に見聞きしたことはあったのかもしれないが、1年近く我が家にいて、きっとペットショップ時代のことは忘れただろう。

やっとの思いで止まり木に止まったパルだが、止まり木の上でやっぱり震えている。
「あら~、可愛い。お名前は?」
と、お母様に聞かれたので
「パルです。」
と、答えると
「パルちゃんは女の子?まだ若いわね。いくつ?」
「今日先生に聞く予定なのですが、多分女の子です。もうすぐ1歳なんです。」
「あら~、まだ少女ね。少女って感じがするものね。うちの子達は2人共おばさんなのよ。」
(少女なんて・・・・・・・・、素敵パルにピッタリ。)
発想力の乏しい私は『少女』という言葉が気に入り、以来パルを『少女のパルちゃん』と呼んでいる。
「パルちゃんはどこが悪いの?」
と聞かれ、
「忙しいのに、先生には申し訳ないんですが、元気がないというだけで来てしまいました。」
「あら、うちと同じ。うちも1羽は病気だけど、もう1羽はどこも悪くないの。でも、一応診てもらおうと思って。だって、心配ですものね。素人はわからないものね。」
鳥に関する他愛もない話を延々し、先に私とパルの順番が回ってきた。
1時間半待ちであった。

「先生、すみません。なんだか元気がないというだけなのですが・・・。」
と言うと、先生はパルを掴み
「あー、換羽(とやとも言う。羽の抜け替わり)ですね。だから元気がないのでしょう。コロナだからなのかわかりませんが、今年はこのヒト達の世界もちょっとおかしいですよ。この時期、とやや産卵は普通はないのですが、多いんですよ。あと、卵詰まりも。」
「そうなんですか!とやは今回が初めてではないのですが・・・、とやって、元気がなくなるものなのですか?」
「ええ。元気がなくなるヒトもいるし、とやの時には病気になりやすいです。この時期はダイエットなどはさせず、餌をしっかり与えた方がいいです。」
「わかりました。先生、この子、もうすぐ1歳で、今更ですが、女の子・・・、ですよね?」
先生はニヤリと笑みを浮かべ
「はい、確実に女の子です。」
今回も薬が処方されることなく帰宅。
病院から帰るとパルはすこぶる元気で、ちょっと前の元気のなさはなんだったのかと思ったが、まあ、こういうもんであり、元気がいいに越したことはない。

そして2人の記念月の10月、2人を健康診断に連れて行った。
ひとりを連れて行く時は「お散歩ケージ」に入れて行くが、2人の時はひとりづつ別々に小さなプラスチックのケースに入れて行く。
2人を購入した時にペットショップから貰ったケースで、ペットショップで貰った時のままなので、ケースの底に敷かれた木くずのようなものも敷いたままである。
ちなみに2人は毎日そのケースに入る、というより私に無理やり入れられる。
毎日の体重測定の時にそのケースに入れて量るのだ。

驚いたのはパルである。
先に書いた、8月に、ひとりでお散歩ケージで病院へ行った時は震えていたというのに、小さなケースでは震えるどころか、木くずの中でコロンコロンと寝そべって遊んでいるではないか。
ケースに慣れているからではない、と思う。
隣にルビ君がいて、ルビ君がいるからパルは安心しているのだ、と見た。
一方ルビ君はというと、久しぶりの病院に緊張気味で、ケースの中で固まっている。

健康診断は9月から予約を入れていたのでさほど待つこともなく順番が回って来た。
診察室に入ると、まずは2人共体重測定だ。
パルは34gで、これはいいのだが、ルビ君が、なんと40g
前日の夜に量った時は39gで、
「げっ!まずい、太っている。なんとしても40gにならないようにしなくては。」
と思ったばかりだというのに、私が眠ている間に40gになってしまったのだ。
そして先生が2人のフンを取り、顕微鏡で見て、2人の羽等、体もチェックする。
「うん、2人共も問題ありません。ただ、ルビーちゃんは・・・、発情に注意ですね。」
「先生、卵の可能性、ありますか?」
と聞くと、先生はルビ君の骨盤を触り
「まだ大丈夫です。開いていません。」
「じゃあ、どうすればいいのでしょう?やっぱりダイエットですか?」
「そうです。」
「なんか、発情で太っているのか、ただ太っただけなのかがわからなくて。私は毎朝量って餌をあげているのですが、夫が夕食時にシードをあげてしまうんですよ。」
「まあ、そういうものでよ。好かれたいですし、懐かれると可愛いですしね。」
「先生、健康診断は年何回受けたらいいのでしょう?一応年2回と思っているのですが、この子達の寿命を考えたらどうなのでしょう?」
「年2回から4回とお答えしています。あっ、このヒト達、仲はどうでうか?」
「たまに喧嘩はしていますけど・・・、多分仲はいいような気がします。」
「流血するような喧嘩はしますか?」
「そ、そんなに激しい喧嘩はしません。放鳥すると、いつの間にか互いのケージに一緒に入り、餌を食べています。」
「おっ、そうなんですか。じゃあ、同じケージに入れてはどうですか?」
「いえ、それはダメみたいなんです。以前、ケージのドアを閉めてみたら、黄色が白を攻撃しちゃって。」
「あー、縄張りですね。」
「放鳥している時にケージのドアを閉めてしまうのもいいですよ。餌を食べられませんから。お腹が空いている状態というのも必要です。」
毎度のことながら、少しだけインコの知識を得て帰宅。

2人とも何事もなく、元気でいてくれて何よりなのだが
「もう1年たっちゃったのか・・・。あと何年一緒にいられるのか?」
同時にお別れもチラつく私。
自覚しているが、私はしっかりネガティブなのだ。
一方、私とは正反対な、楽観的な夫でも、ルビ君達の「死」を考えるようなのだが、私とはちと違う。
「ルビ君が死んだら、パル、きっと死ぬ。パルが死んだら、ルビ君も死ぬかも。2人いないと、アナタ、たーくさん泣く。」
仲がいい2人はどちらか片方が死ぬと淋しさでもう片方も死んでしまい、私が大泣きするというのが夫の想像で、まあ、そうなったら夫の想像通り大泣きするだろうが、私の「大泣き」というのが夫にとってはおかしくてたまらないようだ。

ともあれ、10月でルビ君2歳、パルは1歳になりました。
2人には長生きしてほしいです。

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放鳥中、自分のケージに餌を食べに帰るルビ君。
それをケージの外からべったりくっついて見るパル。
ケージの扉はあいているのですけどねー。
パルはルビ君のことが大好き、のようです。


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2人の為にベランダで栽培しているあわ穂。
栽培いているのも与えるのも夫。
2人共、店で売っているあわ穂よりも我が家のあわ穂の方が好き。
新鮮だからでしょうか?


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我が家に来たばかりの時のルビ君の写真が出てきました。
まだ赤ちゃん。
眠そうですね。
そして、可愛すぎると思うのは私だけでしょうが。










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コロナと禁煙  05/21/2020  
前回はコロナ感染に、おもいっきり怯えていて、お見苦しい限り。

感染者が出た為、2週間閉鎖になった会社が4月21日から再開し、職場の様子も変わった。
まず社内に入る前にはおでこで検温。
熱がなければ手をアルコールで消毒し、中へ入る。
アルコールは社内のそこここにある。

私の仕事は休みの翌日、すなわち月曜日が忙しい。
忙しい月曜日は全員出勤で、「密」ではあるが、他の曜日は「密」を避ける為に出勤人数は半分で、週の出勤日数は3日位である。
休みの日は自宅待機日とされ、給料も支給され、これはありがたい。
そして1人1箱、マスクが配られ、これもありがたいのだが、少し驚いた。
というのは、このブログによく登場させているが、我が家から徒歩2分の所にあるスーパーが併設されている大型ホームセンターでは、最近こそマスクが入荷しているが、4月はマスクは手に入らなかった。
当初は『マスクの入荷未定』という張り紙が貼られていたが、その後『密を避ける為、マスクは販売致しません』に変わり、マスクが入荷されつつある今は、50枚入りで2980円と高く、とても買う気になれない。

4月21日の週の週末、いつものように寝っ転がりながらコロナ関係のテレビ番組を見ていた。
4月はまだ感染者数が多く、日々何人感染者が出たかとやっきとなっている時期だったが、その番組では苦境に立たされた飲食店の方の取材を流していた。
客足は減り収入は激減。
店を開けても閉めても地獄であり、ついに閉店を決めたという内容だった。
閉店するにも、家賃と改装費で200万円かかる。
その店は私より少し年上の年配のご夫婦が経営されていて、奥様はご主人が自殺するのではないかとひやひやしていたと仰り、ご夫婦共に涙ぐんでいた。
その後に流れたのが2時間待ちのハローワークの映像である。
「はぁ------」
とため息が出、
「会社もそれなりに色々考えてくれていることだし・・・、仕事があるだけ私はマシ、いや、自宅待機の日の給料だって貰えるのだから恵まれている。」
出勤するようになり、この番組を見て、私の気持ちも変わったのだった。

とはいえ、感染が怖くないわけではない。
前回も書いたが、①感染→②私は30年以上の喫煙者であるからして重症化→③死ぬ→④ルビ君とパルちゃん(セキセインコ)の世話をする人がいない→⑤ルビ君とパルちゃん餓死、という図式が私の中でできており、非常に気になるのが②と⑤である。
コロナとの戦いは長期戦になるようなので、⑤を回避するには、今からでは遅いかもしれないが、禁煙するしかない。

出勤再開となった4月21日の少し前、4月18日のことである。
この日は機能性胃腸症で長年お世話になっている、月に1回のWクリニックの診察日であった。
先にも書いたが、この頃は日々感染者が増えており、Wクリニックの診察は電話診察であった。
予約の時間にW先生から電話があり、
「どう?」
「今、会社が休みのせいか、体調はまあまあなんですが、先生、感染したら、私、死にますかね?」
「いやー、○○さん(私のこと)は大丈夫だと思うよ。だって、煙草吸わないでしょ。」
どういうわけか、見た目では、私は煙草を吸うような人には見えないとよく言われ、見た目煙草を吸う人というのがどういう人なのか私には全然わからないのだが、とにかくそうらしい。
「先生、それが私、吸うんですよ。」
「1日、何本吸うの?」
「2本から、多くて4、5本なんですけど。先生、禁煙する為のお薬って、確かありましたよね?」
「薬はあるけど、○○さん(私のこと)には、その薬は合わないと思うよ。鬱になるし、よく眠れなくなるし、悪夢を見るんだよ。2本位なら、自力で止めれるよ。吸ったら死んじゃうと思えば止めれる。それにコロナでなくても、禁煙すると他の病気になるリスクも下がるから、是非、禁煙して下さい。」

W先生にこう言われても、手元にはまだ封を切って間もない煙草がある。
喫煙しない人は知らないであろうが、というか、こんな事は全然知らなくていいのだが、煙草1箱20本、銘柄によって値段が違い、私が愛用しているメンソールの軽い煙草は490円である。
「もったいない。この1箱がなくなったらにしよう。」
先延ばしにした。
が、喫煙者というのは、残りが少なくなると即効次の1箱を買う癖がある。
残りが2、3本になった時、いつものようにもう1箱を買ってしまい
「買ってしもうた。どうしよう・・・」
と思いつつ、次の封を切り、いつものように吸い、残り10本になった時、
「まずい、まずい、非常にまずい。このままいくと永久に止められなぞ。止めないと、可愛いルビ君とパルちゃんを死なせてしまう。死なせてもいいのか?ダメダメダメ!絶対ダメ!」
自問自答し、残りの10本がもったいないとは思いつつも禁煙を決意。
丁度ゴールデンウィーク中であった。

1日目、2日目はわりと簡単に禁煙できたのだが、3日目の朝、ジョギングをしている時である。
無性に吸いたい。
禁煙を実行に移す前、ネットで「禁煙」を検索し、吸いたくなったらどうするかは調べていた。
・運動する。
・冷たい水を飲む。
・深呼吸する。
などなど、対処法はいくつかあり、吸いたいという気持ちは長くは続かないと書いてあったのだが、私の場合、運動している時に吸いたくなってしまい、走っている1時間弱、ずーっと「吸いたい、吸いたい」と、狂ったように煙草のことばかり考えてしまう始末。
そして、走り終わり帰宅し、煙草嫌いの夫(ネパール人)が仕事に出たら、何の躊躇いもなくバックの奥底に隠した煙草を取り出し、ベランダで、スパーっとやってしまったのである。
「う---------ん、まっ!」
普段私は「うまい」という言葉はあまり使わないのだが、3日ぶりの煙草は物凄くうまく、たて続けに3本吸う。
3本吸ったところで満足したものの
「吸ってしもうた・・・・」
罪悪感に襲われる。
「可愛いルビ君とパルちゃんを死なせてもいいのか?ダメダメダメ!」
また自問自答し、残りの煙草を今度は着ない服がびっしり詰まった、重いスーツケースの中に隠した。
捨てないところが私の未練がましいところなのだが、もったいなくて、どうしても捨てられない。
また、捨てたところで、徒歩2分のところにある大型ホームセンターで煙草は売っているし、別方向の徒歩2分のところにコンビニもあり、容易に手に入るのである。

3本吸ってしまった後、近所のドラックストアに走り、禁煙をサポートするニコレットというガムと禁煙パイポを購入。
そして、コンビニで、ニコチンとタールの入っていない電子煙草も購入し、煙草より禁煙する為のモノの方が高くついているのだが、致し方ない。
再度禁煙を再開するが、今度は丁度24時間たった翌朝から吸いたくなる。
幸いにもその日は出勤日で、我慢できる。
というのは、会社の喫煙所にある。
喫煙所は天井で換気扇がブンブン回っている小部屋で、それまでは各部署の喫煙者が集まり、スパスパやっていたのだが、感染者が出てから喫煙所の様子も変わった。
喫煙所のドアの前に紙とペンがぶら下がっており、部署名、名前、入室する時間を記入してから中へ入る。
床には間隔を開けて立つ所が決められており、部屋に入れるのは9人まで。
それ以上は入れない。
壁には、喫煙所滞在時間は5分まで、マスクを外した状態で話してはいけない、話す場合はマスクをすること等、注意書きが貼られている。
喫煙所を出る時は、入り口にぶら下がっている、入る時に記入した自分の名前を探し、退出時間を記入する。

4月21日以降、何度か喫煙所には入ったが、喫煙所は集団感染が発生しやすいと言われているし、マスクを外した状態で話してはいけないと壁に貼ってあるというのに、マスクを外したまま、間隔があいているから仕方ないのだろうが、大声で話す人がいる。
「話すのやめて~、飛沫が・・・」
と思う私なのだが、飛沫が怖いのであればここに足を踏み入れなければよく、また、これは私だけなのかもしれないが、煙草にも美味しい煙草とまずい煙草があり、ここで吸う煙草はまずいのだ。

問題は夫のいない休みの日である。
禁煙の為に買ったニコレット、これはニコチンの入ったガムなのだが、所詮ガムである。
噛んだところで、煙草を吸った時のような満足感は得られない。
コンビニの電子煙草は、どんなもんかワクワクしながら吸ってみたが、煙、正確には水蒸気らしいが、煙はでるが、ニコチンとタールが入っていないだけあり、吸ったが感が全くない。
口コミには賛否両論あり、子供のおもちゃと言っている人がいたが、私もそう思った。
但し、煙草よりはマシだろうが、体にはあまりよくないようだ。
私にとって一番いいのは、残るひとつ、禁煙パイポである。
吸うとメンソールのスーッとした味が広がり、3つの中では一番満足感が得られ、どうしても吸った感が欲しい時は禁煙パイポでメンソールを吸い、次に電子煙草を吸って煙を吐くという涙ぐましいことをし、一体私は何をやってんだか、なのである。

先日、Wクリニックの診察日だった。
感染者が減ってきているからか、いつも通り来院での診察だった。
「どう?」
いつものようにW先生に聞かれる。
「気持ちが悪い時は時々はありますが、薬でなんとかなっています。」
「仕事は?」
「今、出社は週3日くらいなんです。だからなのか、まあ、体はらくです。」
「それは、よかった」
「先生、禁煙はじめて、今日で1週間なんですよ。」
「おっ!1週間たてば、もう、大丈夫でしょ。」
「いやいや、それが、吸いたくて、吸いたくて。いつになったら、この吸いたいっていう気持ちがなくなるんでしょうかね?」
「僕もね、もう随分前になるけど、禁煙したんですよ。僕は初め薬を使ったんだけど、鬱になっちゃってねー。何度も失敗したよ。で、薬使うの止めて、それでも鬱になっちゃってね。もう仕方ないから、人参ぶら下げたんだよ。」
「人参・・・?」
「保険。吸わない日数によってお金が貰える保険があって、それを目標に頑張ったんだよ。人参ぶら下げないとなかなかできないから・・・、女性の場合は間違いなく肌が綺麗になるよ。だから毎日鏡を見るといいよ。でも、1週間我慢できたんだから、もう大丈夫だよ。一番きついのは2日目とかじゃない。」
「2日目もきつかったけど、今もきついですよ。ニコレット噛んで、家でなんて、禁煙パイポくわえてますから。おやじですよ。」
「ニコレットは何個噛んでる?」
「仕事の日は2個、休みの日は1個です。あとは禁煙パイポと電子煙草でなんとか凌いでいるんですけど、先生、ニコチンとタールの入っていない電子煙草なんですけど、やっぱり体にはよくないですよね?」
「うーん、でも、blu(電子煙草)って、あるじゃない。あれ使って、禁煙成功したっ人って、何も使わなかった人より成功率高いみたいだから、禁煙成功までに使う分にはいいよ。ニコレット2個だったら大丈夫。できるよ。」
「よく禁煙したら、息切れしなくなるとか胃腸の動きがよくなるとか食べ物が美味しくなるとかって聞くし、ネットにもそう書いてあるんですけど、私、どれも感じないんですよね。」
「そう感じるのはもう少し先、4週くらいしてからだよ。僕はさー、今では外の喫煙所のそば通ると、『うわー、臭い』って逃げちゃうくらいになって、今までどれだけ人に迷惑かけていたんだと思うようになったよ。今、吸ったら、1週間の我慢が台無しだから、あと少し。頑張って。」
4月と5月の診察は機能性胃腸症ではなく、禁煙相談となった。

禁煙を初めて今日で10日目。
煙草のことを『恋人』と表現しているサイトがあり、うまいこと言うなと思った。
私は30年以上、この恋人と別れようと思ったことがない。
コロナがなければ別れようとは思わなかっただろう。
愛しい、愛しい、この恋人と、果たして私は別れることができるのか・・・?


お気づきになりましたでしょうか?
パルに「ちゃん」がつき、パルちゃんとなりました。
我が家では女の子でも男の子でも通常「君」なのですが、パルは「君」より「ちゃん」が似合い、それはパルの性格によるものだと思います。
パルは大人しくて控えめです。
今では私にも夫にも懐いていますが、圧倒的にルビ君に懐いています。
ルビ君はというと、パルが来る前までは自分のことを人間だと思っていたと思われるのですが、パルが来てからインコになってしまいました。
いや、インコだったということに気づいてしまったと言った方がいいかもしれません。
元々人間好きな子なので、私と夫にはすごく懐いていて、私達人間にくっついていることは多いのですが、パルにくっついている時間の方が長いです。

当初、かかりつけ獣医んさんでは「男の子のような気がする」と言われ、その後「女の子かもしれない」と言われ、長らく性別がわからなかったパルですが、薄っすらブルーだった鼻の色のブルーが完全になくなり、もはや素人の私どもにもわかります。
パルは女の子です。

女の子同士は仲が悪いとよくネットに書かれています。
ルビ君とパルは、別々のケージに入れてはいますが、放鳥は一緒にしています。
たまに喧嘩らしきことはしていますが、流血するほどのひどい喧嘩はしたことがなく、2人(正確には2羽)の仲はまあまあいいと思います。

ところが先日、2人を同じケージに短い時間入れてみた、というより、放鳥中に自分のケージに戻り、餌を食べるルビ君と、自分もルビ君のケージに入り、ルビ君の餌を食べるパルを体重測定の為に閉じ込めました。
ちなみに、放鳥中に餌を食べにケージに戻るのはよくあることで、互いのケージに2人で入ることもよくあります。
また、どうでもいいことですが、我が家では体重測定のことを「お体重」と言います。
お体重の時は部屋を真っ暗にし、それぞれを捕まえ、小さな箱に入れて量るのですが、部屋を暗くすると2人ともバタバタと逃げ回り、少しばかり面倒なのです。
だから2人がケージ入っている間に扉を閉めた方が捕まえるのがらくではないかと、つまりは横着を試みたのです。

閉じ込めたら・・・、驚きました。
それまで静かに自分の餌を食べていたルビ君が餌を食べるのをやめ、猛烈に怒り、パルを追い回すではありませんか。
追い回されるパルは、バタバタと狂わんばかりに逃げ回ります。
わずか1分、2分のことでしたが、ルビ君の変貌に驚き、私は慌ててケージの扉を開けました。
扉を開けると2人の興奮も静まり、いつもの2人に戻り、私は安堵しました。
扉が開いている、出入り自由な分にはいいのでしょうが、閉じ込めてはいけないということを今回初めて知りました。

途中まで「ちゃん」をつけ、パルちゃんと書きましたが、書く時はパルの方がいいですね。
それにしても、インコのいる生活は素晴らしいです。
私が休みで夫が仕事、その逆の夫が休みで私が仕事という日もよくあるのですが、ひとりではないのです。
夫もよく言うのですが、ひとりではなく、ひとりと2羽でもなく、3人なのです。
休みの日の3人の時間はあっという間に終わってしまいます。

rubi21.jpeg
ルビ君と同じ鼻の色になったパル。
女の子です。


rubi2.jpeg
日曜の朝はいつもこんな感じ。
ルビ君もパルも、パンのおねだりをします。
あげちゃいけないんですけどね~。
























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