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母と猫・お迎え  08/15/2020  
いつものことながら、更新が滞ってしまった。
時間がないわけではない。
私が怠惰だからだ。
休みの日の午後なんぞはたんまり時間があるのだが、ゴロンと寝転がりながら再放送のドラマなんぞを見てしまい、見ているうちにうたた寝。
起きたら夕方になっていて、
「うゎ!今日も寝ちゃったよ。」
いつもこんな感じで貴重な休みを終わらせてしまうおバカな私。
まあ、どうでもいい話しはこのへんまでにし、本題に入るとしましょう。
とはいえ、ここから先もどうでもいい話しなんですけどね。

我が母は40年以上猫と共に暮らし、40年以上猫と添い寝している。
そんな母は当然ながら猫好きだ。

2年位前に『元地域猫、黒の猫生』というタイトルで黒という猫のことを書いた。
(興味のある方はカテゴリ猫からご覧下さい。)
黒が亡くなってから暫く落ち込んでいた母だったが、黒を連れて来てからピタっと通わなくなった、かつて黒のいた公園にまた通うようになった。
実家にはメメタン(本名メリ子)という雌猫がいて、メメタンだけで十分ではないかと私なんぞは思うのだが、
母曰く「メメタンは可愛いわよ。でも、メメタン抱っこできないから・・・」
メメタンは触り放題なのだが、抱っこが大嫌い。
そして母はというと、ないものねだりなのか、抱っこができる猫が好きなのだ。

母の家から公園までは歩いて2、3分。
黒もそうだったが、そこには決まった時間になると、どこからともなく9匹位の猫達がやって来る。
猫達のお目当ては、母と私が密かに『猫おじさん』と呼んでいる男性だ。
おじさんと書いたが、私よりほんの少し年上、母よりはかなり若く、しかしまあ、おじさんには変わりない。
猫おじさんは10年以上、よほどの大雨でない限り、毎日公園に通い、公園にいる猫達全員に餌をあげている。
9匹全員が来て、9匹全員が食べ終わるのを見届け、水も与え、綺麗に後片付けをして帰るのが猫おじさんの日課でもあり楽しみでもあるようだ。
母は何をしているのかというと、猫おじさんに猫缶2個位を差し入れし、猫おじさんが猫達に餌をあげ、猫達が餌を食べるのを見たり、猫達をかまったりしている。
そして、母と同じ存在の人がもう2人いる。
ひとりは40代のOさんという女性で、Oさんは猫おじさんの来る夕方のみならず、朝もジョギングついでに公園に来るらしい。
もうひとりは母と同じく、公園に隣接する住宅街に住むSさんという60代の女性だ。
猫おじさん、Oさん、Sさん、我が母、全員猫を飼っており、皆猫好きなのだ。

「私が毎日たっぷり餌をあげているから、ここの猫達は悪さはしません。」
と断言する猫おじさんなのだが、朝も公園通いをしているOさんによれば、餌をあげているのは猫おじさんだけではない。
朝には朝のメンバーがおり、猫達は朝ごはんも貰っているのだそうだ。
従って、ここの猫達は皆、丸々と太っている。

9匹の猫には皆、名前がついている。
ヒデ君、ノブ君、らんちゃん、チョビ君、スノーちゃん、はなちゃん、黒ニャン、ヨリ、ドラ。
私は名前と顔が一致しないが、毎日接している母達は当然ながら名前と顔は一致し、それぞれの性格も知っている。

ここにいる猫全員が野良猫というわけではない。
ヒデ君とノブ君とらんちゃん、そしてスノーちゃんは飼い猫だ。
ヒデ君とノブ君とらんちゃんは近所の同じ家の飼い猫なのだが、放し飼いであり、家より公園の方が好きらしく、飼い主曰く「たまにしか帰って来ない。」
首輪はつけている時もあれば、つけていない時もある。
たまに家に帰った時に、首輪がないことに気づいた飼い主が首輪をつけるのだが、公園にいる間に首輪を落とすようなのだ。
そしてスノーちゃん、この子は公園のすぐそばの家の子なのだが、この子も放し飼いであり、高齢の飼い主さんは認知症らしい。
猫を飼っていること、スノーという名前はわかっているようなのだが、どの子が自分の猫なのかわからない。
そして、その飼い主さんも最近施設に入られたらしく、スノーちゃんは公園に置き去り。
元飼い猫の可哀想な猫なのである。

一昨年の春のこと。
ヨリという細身の三毛猫が妊娠し、出産した。
ヨリの性格は、母曰く「慎重でしっかり者。」
そんなヨリだから、気心知れた餌やりおじさん&おばさん達に子猫をお披露目したのは、子猫が少しばかり大きくなってからだった。
子猫は3匹。
毎日餌は貰えるとはいえ野良猫には変わりない。
悪天候の日もあれば天敵もいる厳しい世界。
3匹のうち2匹は恐らく生き延びることができなかったのだろう。
ヨリの子供は白黒の猫1匹となり、ありきたりだが「チビ」と名付けられた。

チビは他の猫達にすぐに受け入れられ、すくすくと成長した。
性格は親猫ヨリとはだいぶ違い、とにかく落ち着きがなく、ピョンピョンとうさぎのように跳ね回る。
抱っこはおろか、触ることもできない。
それでも餌をくれる人はちゃんとわかっており、とりわけ猫おじさんにはそれれなりに懐き、少しばかり毛を触らせる。
「この子は女の子ですね~。」
チビの毛を撫でながら猫おじさんが言い、チビが雌猫だと判明する。

neko7.jpeg
左がチビ、右がお母さん猫ヨリ


チビがチョロチョロするようになってから公園にチビを見に来る人が増えた。
チビはなかなかの器量よしだったので、「欲しい、飼いたい」という人も何人かいたのだが、家族の反対があったり、またチビの落ち着きのない性格が災いしたのか、公園の猫のまま月日が過ぎた。

昨年の春のこと。
ヨリがまた妊娠した。
「あら~、今度は何匹産むのかしら?」
母、Oさん、Sさんが言うと
「ヨリちゃんは小さいから、また3匹くらいじゃないですかね~。」
と猫おじさん。
ところが、妊娠したのはヨリだけではなかった。
痩せていて、また、まだまだ子供だと思っていたヨリの子供チビのお腹も膨らんでいるではないか。
毎日餌をあげ、お互いにわかりあえている仲とはいえ、ヨリもチビも人間に出産は見せない。
2匹共、どこか安全な場所で出産したらしく、先に子猫を紹介してくれたのはチビだった。

チビの子供は、なんと6匹。
6匹中5匹は頭の先から尻尾の先まで全身真っ黒な黒猫で、1匹だけチビと同じ白黒猫。
白黒猫は雌猫、5匹の黒猫中4匹は雌猫で、6匹中、雄猫は1匹だけ。
慎重でしっかり者のヨリが子猫を見せてくれたのはチビよりももっと後のことで、子猫は2匹。
2匹共ヨリと同じ三毛猫で、三毛猫だから雌だ。

一気に8匹もの猫が増え、公園の猫は17匹となった。
「可愛いけど、餌代が大変だわね~。」
と母が言うと
「まあ、これくらいなら大丈夫です。子猫がいると賑やかでいいですね~。」
餌代よりも子猫にデレデレな猫おじさんなのであった。

母の住む住宅街には、母の家と反対方向にもうひとつ公園があり、そこにも何匹もの猫がいる。
そこの猫達の世話及び避妊・去勢手術は公園の近くに住む、母も知っているWさんだ。
猫の世話をするくらいだからWさんも猫を飼っている猫好きである。
時々母の通う公園にも来るらしく、子猫の存在も知ってる。
「知り合いに子猫が欲しいって人がいて、1匹もらってもいいかしら?」
Wさんが猫おじさんに言う。
「子猫は誰の物でもありませんから。いい飼い主さんに恵まれればそれが一番ですからね。只、どうしても懐かなかった時はいつでもここに返して下さい。私が生きている限り、ここの子達に餌はあげますから。」

そう言われるとWさんはどうやって捕獲したのしたのかはわからないが、すぐに捕獲し、子猫を連れて行ってしまった。
Wさんに捕獲されたのは、ヨリの、いつも鳴き喚いている一番臆病な子だった。
「あの子、臆病で鳴いてばかりいたから・・・、大丈夫かしら?」
などと、母達餌やり仲間の間では心配しており、心配が現実となった。
3日後、公園に戻されたのだ。
雌猫は望んでいなかったというのが理由らしいが、恐らく懐かなかったのだろう。
まあ、3日位では懐かないものなのだが、捕獲され怖いおもいをした臆病な子は一層臆病になり、母猫ヨリにくっついているか、もう1匹のきょうだいにくっついているかになった。

チビの時もそうだったが、子猫がいるとどこからともく人が集まって来る。
猫好きは勿論のこと、猫嫌いの人も来て、後者とは時に揉めることになる。
「今はまだ小さいからいいけど、雌猫がこうだし、猫って半年で妊娠するから、このままいくと鼠算式に増えてしまうわよ。もう少ししたら子猫もチビちゃんもヨリちゃんも、あと他の若い子も避妊手術をした方がいいんじゃないかしら。」
とOさんが言うと
「それは私がしますよ。もうひとり猫好きのオジサンがいて、その人が去勢・避妊がタダのなるパスみたいなものを持っているんですよ。夏は手術には向かないみたいですから、秋にでもしますかね。」
と猫おじさん。

沢山の人が見に来るわりには子猫達は誰からも引き取られることなく、9月になった。
生後約半年。
可愛い盛りである。
「そろそろ手術した方がいいと思うのだけど・・・」
と、Oさんが心配して猫おじさんをせかすと
「今の時期はあんまりよくないみたいですから、もう少ししてからにしましょう。」
どうも猫おじさんはその都度言うことが違い、先延ばしにする。
猫おじさんは口だけ、やる気がないと、Oさんと母の意見が一致した。

しかし、このままにしておけば猫が何十匹にもなってしまい、広い公園といえども近所迷惑が考えられるし、保健所に通報され、殺処分されることも考えられ、それだけは避けたい。
動いたのはOさんだった。
Oさん宅にいる2匹の猫は保護ボランティアの人から譲り受けた子で、口にこそ出さないが、どうやらOさんはボランティア活動をしているようであった。
翌日、Oさんは猫達の手術費の寄付を募るチラシを作って来て、朝と夕方、公園でいつも会う人達に配り、手術費は瞬く間に集まった。
次は、Oさんとボランティアのお仲間が捕獲し、地域猫の手術をしてくれる病院へ連れて行くのだ。

と、ここで、我が母が私に相談があると言ってきた。
「あのさー、『しっぽ』を飼いたいのだけど・・・、どう思う?」
しっぽというのはチビの子供の唯一の雄猫である。
しっぽ、クマちゃん、おまめ・・・・などなど、私は全員の名前はわからなが、子猫全員に名前がついていた。
チビの真っ黒な黒猫達の区別も、毎日見ている母達にはわかるらしい。
唯一の雄で、しっぽがすーっと長くまっすぐで、なにより抱っこができ、母はしっぽを気に入ってしまったのだ。
但し母には心配事があった。
それは自分の年齢である。
これまでの我が家の経験では、猫は15、6年は生きる。
我が母は還暦である。
しっぽが15歳の時、母は90歳。
90歳まで生きる自信もなければ、途中でボケてしまい、しっぽがスノーちゃんみたいになったら可哀想だと言うのである。
「万一そうなったらさー、私が元気だったらだけど、私がしっぽの面倒みるよ。」
「ホント!いいの?いいのね。」
「だって、仕方ないじゃん。」
と言うと、翌日、母は
「しっぽは私が飼います。去勢のお金は私が払います。その代わり、耳は切って欲しくないの。」
とOさんにお願いしたそうだ。
耳を切るというのは、ご存じの方もいるだろうが、去勢・避妊手術済の子の片耳を少しだけ切り、地域猫の証なのだ。

neko1.jpeg
自分で撮っておきながら、この子がチビなのかチビの子供のおまめなのか?
多分「おまめ」だと思います。

9月末から10月初旬にかけて、猫達捕獲&手術が行われた。
対象の猫は子猫8匹、チビ、ヨリ、黒ニャン、ドラの12匹。
他の猫、はなちゃんとスノーちゃんは年寄猫なので手術の必要はないだろうといことになり、ノブ君、ヒデ君、らんちゃんも年寄猫だし、おまけに飼い猫なので必要なしということになった。

12匹いっぺんに病院へ連れて行くことはできないので、3回に分けて捕獲することになった。
手術の前日、対象の猫は絶食である。
Oさんとボランティアの人が捕獲機をセットする。
いつも母から話だけ聞かされている私は当然ながら捕獲機がどんなものなのかは見たことがない。
「ねえ、捕獲機って・・・、見た?そんなにうまいこと捕まるのかね?」
母に聞くと
「ボランティアの人とOさんがセットしてくれたから私も見てないのよ。」

しかし、流石ボランティアの人だ。
猫達は案外すんなり捕獲機に入り、順番に病院へ連れて行かれ、手術をし、1日入院し、公園に帰って来た。
そんな中、なかなか捕獲機に入らなかったのが「ドラ」という雄猫である。
「ドラ」の名付け親は猫おじさんで、ドラ猫の「ドラ」だ。
いつの頃からか突然現れた新参者で、強いのだ。
ドラが来ると他の猫達は震え、逃げてしまい、いうなれば、公園のボス猫だ。
そして、ヨリとチビの子猫達のお父さんはドラではないかと人間達は推測している。
他の猫の餌は横取りするドラだが、子猫達の餌は横取りせず、子猫に譲るようなのである。

話が少しそれたが、ボス猫だけあってドラは頭がよかった。
ボランティアの人とOさんが2度試したが他の猫達がすんなり入った捕獲機にドラは決して入らず、こういう手ごわい猫向きのとっておき捕獲機があるらしく、3回目にしてやっと捕まえることができたのだった。
ドラは思っていたより若く、病院の先生曰く「まだ、3、4歳。」
流石のドラも手術後数日間は餌も食べに来ず、人間の姿を見ると逃げる程だったらしい。

我が家にパル(インコ)が来たのと同時期の昨年10月初旬、母はしっぽをお迎えした。
しっぽは去勢手術の他、健康診断もしてもらい、母曰く1万2千円かかった。
公園にいる時はしっぽが長いからという理由で「しっぽ」という名前だったが、飼い猫で「しっぽ」では可哀想だとなり、母と同居している我が妹が、クー太と名付けた。
恐らく黒いからクー、それに「太」をつけただけだと思われる。
クー太は公園にいた時は誰にでも触られ、抱っこされる人懐っこい猫だったというのに、家猫になったら性格が豹変したらしい。
すぐに懐いたものの、ものすごく臆病らしく、少しの物音でも飛び上がって逃げてしまい、飼い主の母がマスクをしただけで、マスクに怯え逃げてしまう。
私が実家へ行く時なんぞはもっとひどい。
今ではインコに夢中の私だが、私とて子供の時から猫と暮らしていたので、猫の扱いには自信がある。

だが、クー太だけはダメだ。
臆病だとは聞かされていたが、我の想像を上回る臆病猫で、私が玄関に入った途端、他人を察知したクー太はテレビ台の奥へ隠れる。
実家のテレビ台は猫がテレビの上に乗るからと、テレビをすっぽり覆い、尚且つ飾り棚までついている、最近ではあまりお見かけしなようなバカでかいもので、その陰に隠れてしまうと、真っ黒なクー太の黄色に光る目しか見えない。
クー太はそこで、私が帰るのを今か今かと息をひそめて待っているのだ。
帰るまで決して出てこない。
そんなわけで、公園にいた頃にクー太らしき猫を見たことはあったが、飼い猫になってからのクー太の顔をしっかり見たこともなければ、全身の姿を見たこともない。
そんな臆病猫でも先住者のメメタンとはすぐに仲良しになったらしい。
最も14歳のおばあちゃん猫メメタンはクー太など相手にしちゃいない。

手術後の他の子猫達だが、ボランティアさんの手にかかるとすごい。
8匹中1匹は我が母の猫になったので残るは7匹。
そのうち6匹はすぐに里親が見つかり、それぞれの家に貰われて行った。
かつてWさんに捕獲され、公園に戻された臆病な子は、もう一匹のきょうだいと一緒に引き取られ、姉妹でベッタリくっついているらしい。
最後の1匹、チビの子供のクマちゃんという黒猫だけは風邪をこじらせ、外に置いておくのは危険ということになり、ひとまずボランティアさんの家に引き取られた。
そこで回復するのを待ち、回復したら里親探しをし、里親が見つからなければそのままボランティアさんの家の子になるらしいのだが、そんなボランティアさんは10匹以上の猫を飼っている。
好きだけではできない活動である。
少しの間ボランティアさんの家で過ごしていたクマちゃんだが、体があまり強くないクマちゃんを不憫に思ったのはOさんだった。
先にOさんの家には2匹猫がいると書いたが、
「体が弱いから可哀想。クマちゃんを引き取りたい。」
と言うOさんにOさんの旦那さんは猛反対。
「2匹で十分。これ以上飼っちゃダメだ。」
と言われたそうなのだが、Oさんは粘りに粘り、旦那さんは根負けし、クマちゃんはOさん宅の猫になった。
今では改名され、ベルちゃんである。
何度も獣医さんにかかったらしく、風邪も治り、2匹の先住猫とも仲良くしているそうだ。
ちなみに、他の子達も全員改名れ、皆素敵な名前を貰っている。

子猫がいなくなって悲しんでいるのは猫おじさんである。
おじさんとしては1匹だけでも残して欲しかったようだ。
でも、これでよかったのだ。
猫人生は飼い主によって決まる。
いい飼い主に恵まれれば素晴らしい猫人生になるのだから。

今回は文章の途中に写真を挿入してみました。
クー太お迎えまで書きましたが、まだ書きたいことがあります。
しかし長くなりましたし、私も書き疲れてしまったので、今回はこのへんで。
つづきは次回へ。

neko2.jpeg
母の猫、クー太です。
まだ公園にいた頃で、この頃は写真も撮れたし、触らせてくれました。
今では私の声を聞くだけで、私の気配を感じただけで、テレビ台の後ろに隠れてしまいますけど






















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コロナと禁煙  05/21/2020  
前回はコロナ感染に、おもいっきり怯えていて、お見苦しい限り。

感染者が出た為、2週間閉鎖になった会社が4月21日から再開し、職場の様子も変わった。
まず社内に入る前にはおでこで検温。
熱がなければ手をアルコールで消毒し、中へ入る。
アルコールは社内のそこここにある。

私の仕事は休みの翌日、すなわち月曜日が忙しい。
忙しい月曜日は全員出勤で、「密」ではあるが、他の曜日は「密」を避ける為に出勤人数は半分で、週の出勤日数は3日位である。
休みの日は自宅待機日とされ、給料も支給され、これはありがたい。
そして1人1箱、マスクが配られ、これもありがたいのだが、少し驚いた。
というのは、このブログによく登場させているが、我が家から徒歩2分の所にあるスーパーが併設されている大型ホームセンターでは、最近こそマスクが入荷しているが、4月はマスクは手に入らなかった。
当初は『マスクの入荷未定』という張り紙が貼られていたが、その後『密を避ける為、マスクは販売致しません』に変わり、マスクが入荷されつつある今は、50枚入りで2980円と高く、とても買う気になれない。

4月21日の週の週末、いつものように寝っ転がりながらコロナ関係のテレビ番組を見ていた。
4月はまだ感染者数が多く、日々何人感染者が出たかとやっきとなっている時期だったが、その番組では苦境に立たされた飲食店の方の取材を流していた。
客足は減り収入は激減。
店を開けても閉めても地獄であり、ついに閉店を決めたという内容だった。
閉店するにも、家賃と改装費で200万円かかる。
その店は私より少し年上の年配のご夫婦が経営されていて、奥様はご主人が自殺するのではないかとひやひやしていたと仰り、ご夫婦共に涙ぐんでいた。
その後に流れたのが2時間待ちのハローワークの映像である。
「はぁ------」
とため息が出、
「会社もそれなりに色々考えてくれていることだし・・・、仕事があるだけ私はマシ、いや、自宅待機の日の給料だって貰えるのだから恵まれている。」
出勤するようになり、この番組を見て、私の気持ちも変わったのだった。

とはいえ、感染が怖くないわけではない。
前回も書いたが、①感染→②私は30年以上の喫煙者であるからして重症化→③死ぬ→④ルビ君とパルちゃん(セキセインコ)の世話をする人がいない→⑤ルビ君とパルちゃん餓死、という図式が私の中でできており、非常に気になるのが②と⑤である。
コロナとの戦いは長期戦になるようなので、⑤を回避するには、今からでは遅いかもしれないが、禁煙するしかない。

出勤再開となった4月21日の少し前、4月18日のことである。
この日は機能性胃腸症で長年お世話になっている、月に1回のWクリニックの診察日であった。
先にも書いたが、この頃は日々感染者が増えており、Wクリニックの診察は電話診察であった。
予約の時間にW先生から電話があり、
「どう?」
「今、会社が休みのせいか、体調はまあまあなんですが、先生、感染したら、私、死にますかね?」
「いやー、○○さん(私のこと)は大丈夫だと思うよ。だって、煙草吸わないでしょ。」
どういうわけか、見た目では、私は煙草を吸うような人には見えないとよく言われ、見た目煙草を吸う人というのがどういう人なのか私には全然わからないのだが、とにかくそうらしい。
「先生、それが私、吸うんですよ。」
「1日、何本吸うの?」
「2本から、多くて4、5本なんですけど。先生、禁煙する為のお薬って、確かありましたよね?」
「薬はあるけど、○○さん(私のこと)には、その薬は合わないと思うよ。鬱になるし、よく眠れなくなるし、悪夢を見るんだよ。2本位なら、自力で止めれるよ。吸ったら死んじゃうと思えば止めれる。それにコロナでなくても、禁煙すると他の病気になるリスクも下がるから、是非、禁煙して下さい。」

W先生にこう言われても、手元にはまだ封を切って間もない煙草がある。
喫煙しない人は知らないであろうが、というか、こんな事は全然知らなくていいのだが、煙草1箱20本、銘柄によって値段が違い、私が愛用しているメンソールの軽い煙草は490円である。
「もったいない。この1箱がなくなったらにしよう。」
先延ばしにした。
が、喫煙者というのは、残りが少なくなると即効次の1箱を買う癖がある。
残りが2、3本になった時、いつものようにもう1箱を買ってしまい
「買ってしもうた。どうしよう・・・」
と思いつつ、次の封を切り、いつものように吸い、残り10本になった時、
「まずい、まずい、非常にまずい。このままいくと永久に止められなぞ。止めないと、可愛いルビ君とパルちゃんを死なせてしまう。死なせてもいいのか?ダメダメダメ!絶対ダメ!」
自問自答し、残りの10本がもったいないとは思いつつも禁煙を決意。
丁度ゴールデンウィーク中であった。

1日目、2日目はわりと簡単に禁煙できたのだが、3日目の朝、ジョギングをしている時である。
無性に吸いたい。
禁煙を実行に移す前、ネットで「禁煙」を検索し、吸いたくなったらどうするかは調べていた。
・運動する。
・冷たい水を飲む。
・深呼吸する。
などなど、対処法はいくつかあり、吸いたいという気持ちは長くは続かないと書いてあったのだが、私の場合、運動している時に吸いたくなってしまい、走っている1時間弱、ずーっと「吸いたい、吸いたい」と、狂ったように煙草のことばかり考えてしまう始末。
そして、走り終わり帰宅し、煙草嫌いの夫(ネパール人)が仕事に出たら、何の躊躇いもなくバックの奥底に隠した煙草を取り出し、ベランダで、スパーっとやってしまったのである。
「う---------ん、まっ!」
普段私は「うまい」という言葉はあまり使わないのだが、3日ぶりの煙草は物凄くうまく、たて続けに3本吸う。
3本吸ったところで満足したものの
「吸ってしもうた・・・・」
罪悪感に襲われる。
「可愛いルビ君とパルちゃんを死なせてもいいのか?ダメダメダメ!」
また自問自答し、残りの煙草を今度は着ない服がびっしり詰まった、重いスーツケースの中に隠した。
捨てないところが私の未練がましいところなのだが、もったいなくて、どうしても捨てられない。
また、捨てたところで、徒歩2分のところにある大型ホームセンターで煙草は売っているし、別方向の徒歩2分のところにコンビニもあり、容易に手に入るのである。

3本吸ってしまった後、近所のドラックストアに走り、禁煙をサポートするニコレットというガムと禁煙パイポを購入。
そして、コンビニで、ニコチンとタールの入っていない電子煙草も購入し、煙草より禁煙する為のモノの方が高くついているのだが、致し方ない。
再度禁煙を再開するが、今度は丁度24時間たった翌朝から吸いたくなる。
幸いにもその日は出勤日で、我慢できる。
というのは、会社の喫煙所にある。
喫煙所は天井で換気扇がブンブン回っている小部屋で、それまでは各部署の喫煙者が集まり、スパスパやっていたのだが、感染者が出てから喫煙所の様子も変わった。
喫煙所のドアの前に紙とペンがぶら下がっており、部署名、名前、入室する時間を記入してから中へ入る。
床には間隔を開けて立つ所が決められており、部屋に入れるのは9人まで。
それ以上は入れない。
壁には、喫煙所滞在時間は5分まで、マスクを外した状態で話してはいけない、話す場合はマスクをすること等、注意書きが貼られている。
喫煙所を出る時は、入り口にぶら下がっている、入る時に記入した自分の名前を探し、退出時間を記入する。

4月21日以降、何度か喫煙所には入ったが、喫煙所は集団感染が発生しやすいと言われているし、マスクを外した状態で話してはいけないと壁に貼ってあるというのに、マスクを外したまま、間隔があいているから仕方ないのだろうが、大声で話す人がいる。
「話すのやめて~、飛沫が・・・」
と思う私なのだが、飛沫が怖いのであればここに足を踏み入れなければよく、また、これは私だけなのかもしれないが、煙草にも美味しい煙草とまずい煙草があり、ここで吸う煙草はまずいのだ。

問題は夫のいない休みの日である。
禁煙の為に買ったニコレット、これはニコチンの入ったガムなのだが、所詮ガムである。
噛んだところで、煙草を吸った時のような満足感は得られない。
コンビニの電子煙草は、どんなもんかワクワクしながら吸ってみたが、煙、正確には水蒸気らしいが、煙はでるが、ニコチンとタールが入っていないだけあり、吸ったが感が全くない。
口コミには賛否両論あり、子供のおもちゃと言っている人がいたが、私もそう思った。
但し、煙草よりはマシだろうが、体にはあまりよくないようだ。
私にとって一番いいのは、残るひとつ、禁煙パイポである。
吸うとメンソールのスーッとした味が広がり、3つの中では一番満足感が得られ、どうしても吸った感が欲しい時は禁煙パイポでメンソールを吸い、次に電子煙草を吸って煙を吐くという涙ぐましいことをし、一体私は何をやってんだか、なのである。

先日、Wクリニックの診察日だった。
感染者が減ってきているからか、いつも通り来院での診察だった。
「どう?」
いつものようにW先生に聞かれる。
「気持ちが悪い時は時々はありますが、薬でなんとかなっています。」
「仕事は?」
「今、出社は週3日くらいなんです。だからなのか、まあ、体はらくです。」
「それは、よかった」
「先生、禁煙はじめて、今日で1週間なんですよ。」
「おっ!1週間たてば、もう、大丈夫でしょ。」
「いやいや、それが、吸いたくて、吸いたくて。いつになったら、この吸いたいっていう気持ちがなくなるんでしょうかね?」
「僕もね、もう随分前になるけど、禁煙したんですよ。僕は初め薬を使ったんだけど、鬱になっちゃってねー。何度も失敗したよ。で、薬使うの止めて、それでも鬱になっちゃってね。もう仕方ないから、人参ぶら下げたんだよ。」
「人参・・・?」
「保険。吸わない日数によってお金が貰える保険があって、それを目標に頑張ったんだよ。人参ぶら下げないとなかなかできないから・・・、女性の場合は間違いなく肌が綺麗になるよ。だから毎日鏡を見るといいよ。でも、1週間我慢できたんだから、もう大丈夫だよ。一番きついのは2日目とかじゃない。」
「2日目もきつかったけど、今もきついですよ。ニコレット噛んで、家でなんて、禁煙パイポくわえてますから。おやじですよ。」
「ニコレットは何個噛んでる?」
「仕事の日は2個、休みの日は1個です。あとは禁煙パイポと電子煙草でなんとか凌いでいるんですけど、先生、ニコチンとタールの入っていない電子煙草なんですけど、やっぱり体にはよくないですよね?」
「うーん、でも、blu(電子煙草)って、あるじゃない。あれ使って、禁煙成功したっ人って、何も使わなかった人より成功率高いみたいだから、禁煙成功までに使う分にはいいよ。ニコレット2個だったら大丈夫。できるよ。」
「よく禁煙したら、息切れしなくなるとか胃腸の動きがよくなるとか食べ物が美味しくなるとかって聞くし、ネットにもそう書いてあるんですけど、私、どれも感じないんですよね。」
「そう感じるのはもう少し先、4週くらいしてからだよ。僕はさー、今では外の喫煙所のそば通ると、『うわー、臭い』って逃げちゃうくらいになって、今までどれだけ人に迷惑かけていたんだと思うようになったよ。今、吸ったら、1週間の我慢が台無しだから、あと少し。頑張って。」
4月と5月の診察は機能性胃腸症ではなく、禁煙相談となった。

禁煙を初めて今日で10日目。
煙草のことを『恋人』と表現しているサイトがあり、うまいこと言うなと思った。
私は30年以上、この恋人と別れようと思ったことがない。
コロナがなければ別れようとは思わなかっただろう。
愛しい、愛しい、この恋人と、果たして私は別れることができるのか・・・?


お気づきになりましたでしょうか?
パルに「ちゃん」がつき、パルちゃんとなりました。
我が家では女の子でも男の子でも通常「君」なのですが、パルは「君」より「ちゃん」が似合い、それはパルの性格によるものだと思います。
パルは大人しくて控えめです。
今では私にも夫にも懐いていますが、圧倒的にルビ君に懐いています。
ルビ君はというと、パルが来る前までは自分のことを人間だと思っていたと思われるのですが、パルが来てからインコになってしまいました。
いや、インコだったということに気づいてしまったと言った方がいいかもしれません。
元々人間好きな子なので、私と夫にはすごく懐いていて、私達人間にくっついていることは多いのですが、パルにくっついている時間の方が長いです。

当初、かかりつけ獣医んさんでは「男の子のような気がする」と言われ、その後「女の子かもしれない」と言われ、長らく性別がわからなかったパルですが、薄っすらブルーだった鼻の色のブルーが完全になくなり、もはや素人の私どもにもわかります。
パルは女の子です。

女の子同士は仲が悪いとよくネットに書かれています。
ルビ君とパルは、別々のケージに入れてはいますが、放鳥は一緒にしています。
たまに喧嘩らしきことはしていますが、流血するほどのひどい喧嘩はしたことがなく、2人(正確には2羽)の仲はまあまあいいと思います。

ところが先日、2人を同じケージに短い時間入れてみた、というより、放鳥中に自分のケージに戻り、餌を食べるルビ君と、自分もルビ君のケージに入り、ルビ君の餌を食べるパルを体重測定の為に閉じ込めました。
ちなみに、放鳥中に餌を食べにケージに戻るのはよくあることで、互いのケージに2人で入ることもよくあります。
また、どうでもいいことですが、我が家では体重測定のことを「お体重」と言います。
お体重の時は部屋を真っ暗にし、それぞれを捕まえ、小さな箱に入れて量るのですが、部屋を暗くすると2人ともバタバタと逃げ回り、少しばかり面倒なのです。
だから2人がケージ入っている間に扉を閉めた方が捕まえるのがらくではないかと、つまりは横着を試みたのです。

閉じ込めたら・・・、驚きました。
それまで静かに自分の餌を食べていたルビ君が餌を食べるのをやめ、猛烈に怒り、パルを追い回すではありませんか。
追い回されるパルは、バタバタと狂わんばかりに逃げ回ります。
わずか1分、2分のことでしたが、ルビ君の変貌に驚き、私は慌ててケージの扉を開けました。
扉を開けると2人の興奮も静まり、いつもの2人に戻り、私は安堵しました。
扉が開いている、出入り自由な分にはいいのでしょうが、閉じ込めてはいけないということを今回初めて知りました。

途中まで「ちゃん」をつけ、パルちゃんと書きましたが、書く時はパルの方がいいですね。
それにしても、インコのいる生活は素晴らしいです。
私が休みで夫が仕事、その逆の夫が休みで私が仕事という日もよくあるのですが、ひとりではないのです。
夫もよく言うのですが、ひとりではなく、ひとりと2羽でもなく、3人なのです。
休みの日の3人の時間はあっという間に終わってしまいます。

rubi21.jpeg
ルビ君と同じ鼻の色になったパル。
女の子です。


rubi2.jpeg
日曜の朝はいつもこんな感じ。
ルビ君もパルも、パンのおねだりをします。
あげちゃいけないんですけどね~。
























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コロナと私  04/19/2020  
いやはや大変なことになった。
言わずと知れた、新型コロナウィルスである。
感染者は日々増えており、誰が感染してもおかしくない状況だ。

「感染したら・・・、私、死ぬかもしれない。」
漠然とだが思ってしまった。
基礎疾患はないが、前回書いたように、私は機能性ディスペプシアと長年お友達である。
吐き気で食べることができない日が多く、すごく少ない量しか食べていない。
従って、痩せている。
痩せていることを自慢しているわけではない。
モデルのようにスタイルがよく、健康的に痩せているのであれば素敵だが、私は骨格のよろしくない一般人。
しかもオバサンだ。
不健康に痩せているオバサンなんて、干しシイタケのようなもの。
ちっともよくないのである。
食べていないから体がフラフラしていることも多く、栄養も大いに不足しているだろうし、免疫力があるのかどうかは自分ではわからず、健康には全然自信がない。

更に、私は30年以上の喫煙者である。
1日に吸う本数は少ない。
若い時は1日に10本位吸っていたこともあったように思うが、近頃は2本から多くて5本。
夫(ネパール人)が煙草が大嫌いなので、私が家で煙草を吸うのは夫のいない時か職場である。
家では夫がいなくとも、臭いが部屋に籠ったり、壁がヤニ色になるのは自分も嫌なので、コソコソとベランダで吸う。
夫がいる日は、夫が寝ている間の早朝に煙草をしのばせたウエストポーチをつけてジョギングに出る。
1時間弱走った後に近所の灰皿のあるコンビニで
「あー、至福」
と心の中でつぶやきながら、2本吸う。
そのまま帰っては臭いで夫が起きてしまう可能性がある。
夫の鼻は犬のように敏感なのだ。
だから10分程、今度はウォーキングをして体についた臭いを消し、帰ったら即歯磨き。

十数年前、リーゼ(軽い安定剤)を飲むことになった時、
「この薬を飲む飲むのなら、お酒は止めて下さい。お酒を飲む時は薬は飲まないように。」
と言われ、酒はすぐにやめることができた。
そんなに好きではなかったのであろう。
だが、喫煙は禁止されなかったので、百害あって一利なしだとわかっていても、愚かだとわかっていても、2本の至福を断つことができない。
喫煙者がコロナに感染すると重症化するリスクが高いらしく、
「感染したら、私、本当に死ぬかもしれない。本数少なくったって、30年以上だもんなー。」
ますます「死」を意識し、只今禁煙を検討中。
さっさと実行すればいいのだが・・・。

ごく最近まで、私は「いつ死んでもいい。」などと豪語していた。
こんな事を言う人間ほど命が惜しいのだろうが、若い時に好き勝手したので、これからやりたい事がないわけじゃないが、まあ、
「いつ死んでもいいっか。悔いなし。」
などと思っていたのだが、コロナで「死」を意識するようになったら、
「まだ死ねない。」
なのである。

自分ひとりだったら「仕方ない」と腹をくくるのだが、非常に心配なのが我が家の赤ちゃん達、ルビ君とパル(セキセイインコ
である。
ルビ君は1歳半、パルはまだ生後半年だ。
私がコロナに感染すれば、濃厚接触者の夫も感染するであろう。
そうなると、ルビ君とパルの世話をする人がいず、2人(正確には2羽)はたちまち餓死してしまう。
たかがインコと思われる方もいるだろうが、私にとっては大切な家族。
死なせるわけにはいかない。

そこでかかりつけの獣医さんにメールで相談をした。
かかりつけ獣医さんはペットホテルもしていらっしゃる。
「安心して下さい。万一の時はお預かりしますよ。でも、僕がなったらごめんなさい。」
という返答で、一安心したのだが、しかし感染した後、どのようにルビ君とパルを獣医さんへ連れて行けばいいのかが悩みである。
ルビ君とパルのケージは大きく、我が家に車はなく、それ以前に私も夫も免許を持っていない。
しかし、それは感染してしまった時にまた相談するとし、ひとまず考えることはやめた。

ここから先は愚痴めいたものになる。
私がコロナを怖いと思い始めたのは3月中旬頃か3月末だったかは忘れたが、感染者が増え始めた頃からである。
自宅も会社も感染者が一番多い東京である。
学生達が休校になったので、通勤電車は多少すいたものの、がら空きではない。
そして職場は、ビルに窓がなく、相当数の人がおり、ライブハウス程ではないにせよ、3つの「密」に極めて近く、誰が感染してもおかしくない状態だ。
また、テレワークができない職種である。
職場で言われたことは、毎朝の検温、熱がある時は休んでくれ、全員マスク着用のみ。
「早く緊急事態宣言出して欲いしいね。」
仲間内ではこう言っていた。
会社が休みになることを願ったのである。

4月2日、仕事が終わった時のこと。
私の部署の普段はあまりいない一番偉い人が来て、他部署ではあるが感染者が出た、プライバシーがあるから詳しいことは言えない、明日の出勤は通常通りだが不安な方は休んでもいい、但し自分の有給休暇を使うか、有給がない人は無給になる。
これを聞き、
「持病があって、感染したら死ぬような気がするから、休みたい。」
私は休みを申し出て、直属の上司からは即OK。
幸い有給が残っていたので、有給を使う。

翌日3日金曜日、会社から連絡が入る。
2つのチームに分け、つまり出勤人数を半分にし、当面1日おきの出勤になり、私の次の出番は4月7日。
先のことについては、7日に出勤した時に話すとのことで、
「日数が少ないとはいえ、恐怖の3密地帯に行かねばならないのか・・・」
落胆した。

が、翌週6日月曜、また会社から連絡が入る。
消毒は全て終わったが、働く皆の安全確保の為、保健所が定める2週間、会社を閉鎖。
次の出勤日は21日、というものだった。
そして、あれは確か7日だったか。
緊急事態宣言が出た。
「緊急事態宣言も出たし、私達の休みも、きっと伸びるよ。あの3密地帯に行くのは恐怖だよね。」
などと、会社の友達と連絡を取り合った。

ところが、緊急事態宣言が出た2日後のこと。
また会社から連絡が入る。
念入りな消毒が済み、感染した人の感染が確認されたのは3月末であったからして2週間経過し、濃厚接触者も感染していず、他に感染者も出ていず、従って来週から1日おきの出勤を再開するが、出勤できるか、という内容。
「・・・・・・・・」
私は絶句した。
緊急事態宣言の言葉の重みは上層部の方々には届かなかったと解釈するべきなのか?
電話をしてきた上司は優しいいい方なのだが、だからといって「いいですよ。」と即答もできず、暫し沈黙してしまうと
「強制じゃないからね。無理はしなくていいのよ。」
と言ってくれ、
「じゃあ・・・お言葉に甘えて、来週は出勤は見送らせて頂いて・・・、一番遅い出勤日っていつですか?」
「21日かな。」
「じゃあ、21日でお願いします。」
「わかりました。何かあったら連絡して下さい。」
その後、会社の友達に即連絡したのは言うまでもない。
「え-----!私の所にはまだ連絡来ていないけど、緊急事態宣言が出たのに・・・、伸びるんじゃなくて早まるの!信じられない!」
友達も驚き、
「私も21日からにするわ。怖くて行けないし、行きたくないよ。」
2人でこう言いあったのだった。

少しばかり長い休みに私が何をしたかというと、当然ながら外出自粛なのだが、私も夫も、そもそも出不精で、家にいるのが大好き。
ルビ君とパルと、4人で家にいることに一番の幸せを感じているので外出自粛は全然苦ではない。
ちなみに夫は仕事には行ってはいるが、時短勤務になり、早く帰ってくる。

夫も私も出勤せざる負えない職種なので、夫が感染するということも考えられる。
まあ、夫が感染したら、次に感染するのは私なのだが、家族がコロナに感染した時というネットニュースを見る。
いざという時は慌てふためくので、入院の準備をしといた方がいいと書いてあり、一応リュックに入院の時に必要と思しき物を詰め、今詰められない物は忘れないように紙に書きだし、見える所にベタッと貼る。
どこまで心配性なんだと自分でも呆れるが、入院に必要な物は自宅でも使える物ばかりなので、必要なく終われば、家で使えばいいのだ。

そして、母と夫宛てにエンディングノートとまではいかないが、そのような類の物を作った。
夫は長年日本に住んでいるが、私に頼り切っているので何もできない。
「私が死んだらどうする?」
以前夫に聞いたことがある。
「アナタ、死んだら、ワタシ、何もできません。自分の国、帰るだけ。」
夫はこう言ったが、世界的にコロナ感染者が増えている今、国に帰る飛行機も飛んでいず、帰ることはできない。
まあ、コロナでなくても人間いつ死ぬかわからない。
脳梗塞、心筋梗塞、くも膜下出血、不慮の事故等、急死することだって大いに考えられ、以前より作成しておかなければと思いつつなかなか実行に移せなかったエンディングノートをやっと作成したにすぎない。
書いて、改めて読むと、家賃の振込方だとか、連絡先だとか、たいしたことは書いていず、一番頁を使っているのはルビ君とパルのこと。
餌の購入場所、毎日体重測定すること、2人の平均的な体重、発情した時の体重、餌のあげ方、ルビ君の好物、パルの好物などなど、なんか他愛もないことばかり。
「くれぐれも、ルビ君とパルをお願い」
と何度も書いている。

私の休みもそろそろ終わる。
会社から連絡がないので21日から、私は3密地帯へ行かねばならない。
正直怖い。
でも、私と同じような気持ちで毎日出勤している人も多いことだろう。
元々仕事はあまり好きではないが、だからといって仕事がなくなっては困る。
だから怖くても行くしかない。
大袈裟な言い方かもしれないが、命がけで仕事へ行く日が来るとは、予想だにしなかった。

そして、私よりもっともっと感染の可能性の高い医療従事者の方々、マスクと手袋はつけているものの不特定多数の人に接しなければならないスーパーの方々、その他世の為人の為働いている方々、本当に頭が下がる。
このような状況になってつくづく思うのは平和の有難み。
早く収束することを祈るばかり。

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パルの鼻が白く、きっとパルは女の子だと思います。
本当はゴールデンウィーク頃、2人を健康診断に連れて行き、
先生にパルの性別を聞きたかったのですが、
目下コロナで不要不急の外出禁止です。
病気なら連れて行きますが、健康診断ですからね~。
延期にします。
親馬鹿ですが2人はとても可愛く、日々私と夫を驚かせるようなことをしてくれます。
それについては次回書くとしましょう。





















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早いもので、もう3月である。
1ヵ月に1回はブログの更新をするというのが今年の目標であったが、早くも挫折。
今回はタイトル通り機能性胃腸症について。
ブログの更新も久しぶりだが、機能性胃腸症について書くのも久しぶりである。
そう、そう、長らくほったらかしにしている『夫の実家』のつづきだが、忘れてはいない。
でも、どうも書く気が起こらず、これは気が向いた時に書くとしよう。

機能性胃腸症は機能性ディスペプシアともFDとも言われているが、私はこの病気とながーくおつき合いしている。
もう何年つき合っているのか忘れてしまうほどで、多分9年位つき合っていると思う。

過去にもくどいほど書いているが、私の主な症状は吐き気で、これが実に辛い。
吐くことは滅多にないのだが、一日中ムカムカしていて、ムカムカしているから当然ながら食欲はなく、食べられないものだから体重がどんどん落ちる。
この吐き気が1、2日で回復するのであればいいのだが、だらだらと1週間位続き、仕事は休まざる負えない。
元々仕事は好きではない。
いつも「行きたくない」と思っている。
とはいえ会社を休むと、「早く治さねば」と気持ちが焦る。
焦っても治るわけではないのだが、我が家から徒歩5分以内の所にある、かかりつけのWクリニックへ駈け込んでしまい、我が主治医のWクリニックの医院長、W先生を困らせてしまうのである。

W先生とのつき合いも長い。
W先生と出会う前は病院のたらい回し、また私もドクターショッピングをしていた。

W先生は患者の話をよく聞いてくれ、3分診療ではない。
きさくな方で、医者には珍しく、友達のように話せる方である。
「なんでも試してみよう。」
初めの頃は、先生がこれはと思う薬をなんでも試してみた。
でも、特効薬が見つからない。
吐き気が続く、所謂私が一番ぐったりしている時は、何を飲んでも効かず、先生が抱えている患者の中で一番厄介なのが私だそうだ。

昨年から先生の、私に対する治療方針が変わった。
「そもそも機能性胃腸症なんて病名じゃいけないんだよ。医者の自分が言うのもなんだけど、医者の逃げなんだよね。最近、色々な勉強会に出ているのだけど、絶対に何か原因があるはずなんだよ。」
と、先生は仰り、まずは私の普段の食事を聞く。
私の食事は非常にお粗末なもので、朝は気持ちが悪くて食べられない、仕事の日の昼食は花まるうどんの温玉ぶっかけの小サイズ、夜は少量のご飯と野菜中心のおかず少々。
仕事が休みの時はもっとひどく、昼頃に食べる朝昼兼用の食事はパンだけ。
1個のパンを夕方までかけてチビチビと食べる。
「うーん、餓鬼状態だね。タンパク質が足りない。肉とか卵、もっと食べられたらいいのだけど、どう?」
「好き嫌いはないのですが、食べると気持ち悪くなる可能性が高く、気持ち悪くなりたくないから我慢しているんです。」
「そっかー。じゃあ、プロテイン飲んでみて。プロテインも色々あるのだけど、ホエイと書いてあるのを飲んでみて。」
そう言われると、真面目な私はその足で近所のドラッグストアに行き、ホエイプロテインを購入。
こういう真面目なところがよろしくないのだろうが、とにかく機能性胃腸症から解放されたいのだ。

ホエイプロテインを飲んだからといって機能性が即治ったわけではないのだが、効果覿面なのが肌である。
40代後半の時、突然地図のようなシミが顔に出没し、
「このシミなんとかならんものかね?」
と思っていたのだが、プロテインを飲むようになってから、地図のようなシミがかなり薄くなり、
「肌が綺麗になったよ。」
とW先生にも言われるほどなのである。

先生は私がかかる度に勉強会で得た情報を話して下さる。
「○○さん(私のこと)みたいに、検査上どこも悪くないのだけど不調な人って結構多くて、最近タンパク質、鉄、ビタミン不足と言われているんだよ。この学説、結構前から言われていたのだけど、僕みたいな古典的な医者は嘘だろと、これまで気にもしていなかったんだよ。僕の学生時代の同級生もこの論文を出してね、その人は学生時代僕より成績もよくなくて、嘘だろうと思ったのだけど、最近色々な人がこの学説を出して、で、○○さんの血液検査だけど、どれも正常範囲内だから普通の医者なら異常ありませんで片付けちゃうし、僕も初めはそうだったのだけど、よーく見ると正常範囲内だけど異常があるんだよね。例えば鉄。正常範囲内だけど、かろうじて正常範囲内に引っかかっているだけで、鉄が足りないんだよね。全然足りないの。あと、ビタミンBも、よーく見ると、かなり不足しているんだよ。」
「先生、実は私も最近『全ての病気は栄養不足』というような本を読んで、ホエイプロテインとヘム鉄とビタミンを取れと書いてあるんです。」
「まさに、それだよ。鉄は・・・、前に鉄剤出したけど、飲むと気持ち悪くなっちゃったんだよね。」
「そうなんです。でも本にヘム鉄なら気持ち悪くならないと書いてあったんで、最近ヘム鉄を飲み始めたんです。」
「どう?気持ち悪くならない?」
「今のところ大丈夫です。」
「どこのヘム鉄を飲んでいるいるの?」
「DHCの、安いのなんですけど、安いのでも大丈夫ですかね?」
先生も私もDHCの回し者ではないが、先生曰く知名度があるから大丈夫。
「ビタミンもDHCのマルチビタミンというのを飲み始めたのですが・・・、数百円と安いんですよ。前に何かの本で、安いサプリを飲んでも意味がないと書いてあったのですが・・・。」
「そういう説もあるんだよね。DHCに比べればちょっと高いけど、ビタミン剤は僕の所にもあるよ。僕も試してみたのだけど、1ヵ月すると効果がわかる。元気になるよ。」
「先生は病気なんて、なさそうですよね。」
「いや、僕もあるんだよ。少しうつ傾向があってね。仕事中は沢山喋るけど、家に帰るとシューンっとなっちゃって、全然喋らないんだよ。でも、ビタミン飲み始めたら少し元気になって、自分で試したから効くと思うんだけどね。」

というわけで、数ヵ月前から私はプロテイン、ヘム鉄、少し高めのビタミンのサプリを摂取している。
あと、先生のおすすめの食品は、白米でなく玄米、えごま油、パンを食べるのであれば低糖パンである。

とはいえ、機能性が治ったわけではない。
1月も2月も吐き気でダウンし、会社を数日休んだ。
病院へ行っても変わらないとわかっていても、辛くて病院へ行く。
行く前には必ず電話をし、W先生がいるかを確認する。
W先生以外の医者は私の状態がわからないので話にならないからだ。

2月下旬にダウンした時のこと。
その日も事前に電話をすると
「先生は午前中手術なのですが、11時45分なら大丈夫です。」
受付の人にこう言われたので、11時45分にWクリニックへ飛び込む。

しかし、診察室に入るとW先生ではなく女性の医師がいた。
「W先生、手術が長引いてしまったので、代わりに私が診ます。どんな感じですか?」
吐き気がして、胃がムカムカして、今日で3日目です。食欲がなく、食べると余計気持ち悪くなると言うと
「それって、食べていないから気持ち悪いんじゃないの。低血糖を起こしているのよ。飴でも舐めればよくなります。黒砂糖がいいわ。栄養あるから。」
「えっ黒砂糖・・・」
黒砂糖なんて舐めたい気分ではないし、黒砂糖なんて舐められたらここに来ていないのである。
しかし、
「この先生に言っても無駄だ。」
と思い、反発することもなく、すごすごと帰宅。

その後2日間絶食をしたら吐き気はおさまり、その1週間後、Wクリニックの予約日だったので、受診したところ
「この前はごめんなさい。」
開口一番にW先生に謝罪され
「黒砂糖か・・・、随分乱暴なこと言ったなー。」
その日は体調がよかったので、いつもの薬が出された。
不思議なもので、予約日は大抵体調がよく、体調が悪くなるのは予約日と予約日の間なのである。
「先生、度々すみません。来ても先生が頭を抱えちゃうとわかっているのですが、辛くて来ちゃいました。」
と言い、毎度W先生は
「さて、どうしようか。」
と、考え込んでしまうのである。

ちなみに、いつもの薬とは、ナウゼリン(吐き気止め)、トラベルミン(めまいを伴う吐き気止め)、ドグマチール(安定剤兼吐き気止め)、リーゼ(安定剤)であり、どれも頓服である。
以前はメイラックス(ちょっと強めの安定剤)やジプレキサ(統合失調症の薬で最強の吐き気止めとも言われている)を飲んだこともあったが、メイラックスは全く効き目が感じられず、ジプレキサも効いたと感じたのは初めだけ。
どちらも効き目が感じられないので止め、一番効き目が実感できるのは、私の場合はリーゼである。

自分で分析すると、体調がいいとつい油断してしまい、少量なりにもいつもより多く食べてしまったり、普段我慢して飲まないようにしているコーヒーや甘いミルクティーを飲んでしまったりと、自分の容量を超えてしまうのがよくないようなのである。
そして、特効薬は食べないことのようなのである。
9年近くつき合っていて、わかったのはここまで。
吐き気に襲われる度に
「もう油断はしない。」
と、誓うのだが、食欲を我慢するというのは、なかなかもって難い。

追記
先に書いたのは2月に下書きに保存しておいたもの。
3月に入り、確か3月2日の月曜、朝の4時に気持ち悪くて目覚め、とりあえずナウゼリンとガスモチンを飲んだが、気持ち悪くて眠れず、その日は会社を休んだ。
1月も2月も会社を休んだので、
「長引かなければいいなー」
と思いつつ、以前W先生にもらったアタラックスという薬が沢山あることを思い出し、ダメもとで飲んでみた。
アタラックスは痒みに効く薬で精神を落ち着かせる作用もあるようで、過去にこの薬を点滴してもらい回復したことがある。

吐き気がひどくなかったせいか、薬が体に合っているのか、はたまたたまたまなのか。
服用して2時間後に吐き気がおさまった。
但し、異常なまでに眠くなり、一日中寝てしまった。
これが特効薬であればいいのだが・・・?

ここまで「辛さ」ばかり書いてしまったが、しかし、思い返せば3、4年前に比べれば少し良くなったような気がする。
3、4年前は吐き気が1ヵ月続き、長期休暇を取っていた。
その時に比べれば、今は数日、長くても1週間で回復する。

それに私が病気の分にはまだいい。
Wクリニックに行けばW先生が一生懸命考えてくれ、それだけでも少し安心するのである。
一番心配になってしまうのが、我が家のインコさん達の元気がなくなること。
この時は「どうしよう、どうしよう。大丈夫だろうか?」とオタオタしてしまう。
かかりつけの獣医さんは信頼できる先生だが、なんといってもインコは体が小さい。
少しのことでも命取りになってしまうので、心配もひとしおなのである。


さて、話は我が家の可愛い赤ちゃん達に変わります。
赤ちゃんと言っても、私と夫(ネパール人)にとって赤ちゃんなだけで、既に赤ちゃんではありません。
2人(正確には2羽)共若鳥です。

1ヵ月位前のことです。
パルの声が突然でないではありませんか。
出ないと言っても、ずーっと出ないわけではありません。
ルビ君と喧嘩をしたり、2人でおやつの取り合いをしている時は出るのです。
出ないのは時々だけ。
どういう時に出ないのかは観察をしていてもわからないのですが、喉がつまっているような感じで、チッチッチと振り絞るように声を出すのです。

いつも出ないわけではないので、2、3週間様子見をしました。
ですが、状況が変わらないので、多分なんともないのだろうなとは思いつつも受診することにしました。

素敵な先生のいるかかりつけ獣医さんではまず体重をはかります。
34g。
我が家に来たばかりの時よりも2g増えました。

「先生に捕まれると、きっと声は出るのだろうな。」
と思っていたら、案の定です。
チーチッチッチと大声で鳴き喚くではないですか。

「先生、いつも出ないわけではなく、もうひとりの黄色い子と喧嘩をしたりおやつの取り合いをしている時は声は出ていて、もうひとりの子がまだ叩いていないのに、ギャーっすか鳴いたり、この子はまだ何もしていないので鳴くのです。でも、時々でなくなるんです。一体なんなんでしょう?」
と尋ねると
「うーん、わかりませんね。診たところどこも悪いところはないようですし。しいて言えば、このヒト、今、トヤのようですね。ネクトンはあげていますか?」
「はい、あげています。」
「声がでなくなる病気で甲状腺がありますが、甲状腺が悪くなると元気がなくなり、餌も食べなくなります。見たところ元気なのですが、餌は食べてますよね?」
「はい、よく食べます。食べ過ぎて太ったくらいですから。」
「うーん、どこも悪いところはなさそうなので、様子を見て下さい。あと、このヒト、女子のような気がします。まだわかりませんが、鼻がピンクっぽいような気がします。」

とりあえず、先生にどこも悪くないと言われれば安心です。
それにしても我が家に来て、そろそろ半年、生まれてから8カ月たつというのに、未だにパルの性別がわかりません。
夫は男の子だと言っています。
ルビ君が無理やりパルの口に嘴を突っ込み、パルが吐き戻しをして、ルビ君に餌を与えているからだそうです。

先にも書きましたが、パルはまだ何もしていない、パルを見ているだけだというのににチーチー大声で鳴きます。
人間の言葉にすれば「やめて、やめて」とでも言っているのだと思います。
あまりに鳴くので、チーチーパルと呼んでいます。
ちなみにルビ君は沢山呼び名があります。
「ルビ君」「ルブ」「ルンブー」「ルビ子」「ルクシー」
と、全て夫が作った名前で、ネパールではかわいい子にはこのように呼ぶと夫は言い張るのですが、どこまで本当かはわかりません。
色々な呼ばれ方をして、ルビ君は困惑しています。

それにしても、パルが来た当初
「うちにインコは1羽でいい。ルビ君だけでいいのだ!」
と言った私ですが、2羽いるのもいいものです。
パルが来て、一番変わったのはルビ君です。
ひとりだった時は、夫が「ただいまー」と大声を上げて帰宅すると、ルビ君は必ず夫のもとへ飛んでいき、お出迎えをしていました。
ところが今はしません。
夫よりパルが気になってしょうがないのです。
多分、パルが来てお留守番も淋しくなくなったことでしょう。

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夫の「友達」だそうです。
夫が自転車を止めているそばの木の上に、夫が帰る時にいるのだそうです。
この子がいる時は翌日は晴れ、この子がいない時の翌日は雨なのだそうです。


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パル
おすまししているのかな?


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ルビ君とパル
ルビ君の鼻は茶褐色を通り越し黒いです。
この前、ルビ君と喧嘩をした時、思わず「鼻黒インコ」と言ってしまいました。
ルビ君、ごめんね。
もう絶対「鼻黒」なんて言わないから。






















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師走のルビ君とパル  12/30/2019  
今年も残すところあとわずか。
我が家にとって今年の一番大きな出来事といったら、パル(ブルーのセキセイインコ)が家族の一員になったことで、今回も前回のつづきのようにはなるが、ルビ君(セキセインコ・ハルクイン)とパルのことを書き、今年の締めくくりにしたと思う。

パルが来て、早いものでもうすぐ3ヵ月になる。
ちなみにルビ君が来てもうすぐ1年3ヵ月。
ルビ君とパルはほぼ1歳違いなのだ。

3ヵ月たつと家にも家族にも慣れ、前回書いたが、パルの性格は静かでおとなしくて控えめ。
いつもルビ君に追っかけまわされ、突っつかれ、ルビ君がパルを追っかけて突っつくことを夫(ネパール人)と私の間では「叩く」と言っている。
「ルビ君、パルを叩いちゃダメ!」
などと、ルビ君を叱ることも多く、しかし叱られてもしらーっとしたまま、何度もパルを叩くルビ君なのである。

静かでおとなしくて控え目なパルだが、時々自己表現をすることもある。
パルの大好物はトウモロコシとあわ穂で、トウモロコシは毎日与えているが、あわ穂を与えるのは時々である。
そのあわ穂を与えた時である。
ルビ君よりも多く、しかも食いしん坊で早食いのルビ君に奪われないように、こっそり静かにパルに与えた時、よほど嬉しかったのか、テーブルの上で、水はないが、水浴びをするように、羽をプルプルさせながらクルクルと回った。
その姿を見て、
「かっわいいー
私も夫も微笑んでしまった。

こんな風に我が家に溶け込みつつあるパルだが、異変が起こった。
12月上旬の夕食後だったと記憶している。
ついさっきまで元気に飛び回っていたパルが、急に目を閉じ、私の手の上でジーっとしている。
どう見ても元気がない。
「こういう時はどうしたらいいのだ?」
慌てて我が家に1冊だけあるインコの本とネットで調べると、「放鳥は控え、保温」と書いてあり、先代インコのラニ君の時に使っていたヒーターを引っ張りだし、パルをケージに戻し保温する。

インコの元気がなくなると、インコの体調は勿論だが、もうひとつ心配になるのが
「明日、仕事、どうしよう。」
である。
休むのは簡単である。
仮病を使えばいいのだ。
だが、病院の営業時間は9時からで、かかりつけ獣医さんは予約制で、いつも混んでいる。
朝一番に電話をしても午前中に診てもらえるのは運がいい時だけだ。
大抵16時以降になり、へたをすると19時頃。
いやいや、翌日になる可能性もなきにしもあらず。
そうなると、仕事に行き、休憩時間に夜の予約を入れて早退すべきか、休むべきか、休むとしてもいつ休むべきかという問題になり、私は考えに考えてしまうのである。

しかし、保温をしたら、翌朝、パルは元気になった。
一安心である。

その週の休みの日、12月15日のことだ。
先代インコ、ラニ君の時は、ケージの中にペット用の電球ヒーターを入れ、ケージをビニールで覆い、更に何枚もの毛布でグルグル巻きにしていたのだが、暖めすぎていたせいか、ラニ君はよく発情し、産卵した。
先生、というのは、かかりつけ獣医さんで、以前からよく書いているが、先生は穏やかで、しかもとてもハンサム(イケ面ではなく、あえてハンサムと書きます。)で、私の目も心もハートにさせてしまうような、素敵な人である。
発情を抑制するにはヒーターを使わないことと先生に言われていたので、今年はヒーターを使わないつもりでいたが、ヒーターは使わないまでも、しかし寒かろうと、私の過保護が出てしまい、我が家から徒歩1、2分のところにある大型ホームセンターへ行く。
病気の時だけラニ君の時のようにするとも思ったが、以前より火事の心配があった為、そういう心配のないビニールハウスを調達することにし、まずは園芸用のビニールハウスを見たのだがサイズが合わない。
そこで、上の階にある100円ショップへ行き、13枚の白のパネルとそれらを連結する為の物を調達し、自分で作ってみた。
13枚のパネルを組み合わせ、その上から大きな透明のビニールを2枚かけ、洗濯ばさみで止めた。
その少し前の11月、それまでエスニック風だった部屋に飽き、無印良品のようなシンプルですっきりした部屋にしたいと、模様替えしたばかりだったのだが、自分で作った、部屋を占拠する大きなビニールハウスは美観を損ねることこの上なく、しかし美観よりもルビ君とパルの方が優先である。
夜、仕事から帰った夫が
「わー、すごいのが出来たね。いいよ、いいよ。アナタ、頭、あるね。」
妙な褒め方をされのだった。
夫の言う『頭、あるね』は、「頭を使ったね」とか「よく考えたね」とか、そういった意味である。

それから数日後、今度はルビ君である。
パルの時のように、それまで元気に飛び回っていたというのに急に元気がなくなり、首をクルっと後ろにし、目をつぶってジーっとしているではないか。
しかもパルの時同様、具合が悪くなるのは、決まって病院が閉まっている夜。
人間の子供と同じなのだ。
「大変だ、大変だ保温、保温。ビニールハウス、作っといてよかった。」

一晩、保温したら、パルの時と同様、翌朝、ルビ君は元気になった。
一安心である。

ところが、今度はまたパルである。
気づいたのは夫である。
「パル、飛べないみたいだよ?」
と言うではないか。
観察していると、全く飛べないわけではない。
しかし、それまでケージから出すと部屋の高い所に夫がこさえた、ルビランドことインコの遊び場に一直線で飛んでいたのが、そこまで到達できない。
低い所にぶら下げてあるブランコに乗るのがやっとこさ。
ルビランドの手前にあるコタツの上まで飛び、そこからはずみをつけてルビランドに飛び移る。
元気がないわけではないので数日様子を見たのだが、状態が変わらないので、12月21日、パルを病院へ連れて行った。
「レントゲンを撮ったりするかもしれない。そうなるとお金かかるだろうな。うー、年末に予想外の出費だわ。」
となんだか悲しくなりながら、そんなにはかからないとは思いつつも財布の中に3万円を突っ込む。

先生はパルの羽を丹念に診て下った。
「今、羽をチェックしたのですが、羽には異常はありませんね。全部綺麗ですし、新しい羽も生えてきています。なんでかなー?カルシウム不足かもしれません。肝臓とカルシウムが入った水に溶かす薬を1週間分出しますので、それで様子を見て下さい。」
「先生、ラニの時に貰っていた餌に振りかけるカルシウム剤が沢山残っているのですが、あれを振りかけてもいいのでしょうか?」
「あるなら、毎日、あれを使って下さい。あと、このヒト、前に男の子と言いましたが・・・、鼻がピンクになっているような気がするんですよ。もしかしたら女の子かな?」
「え女の子ですか?」
「いや、まだわかりませんね。もう少しして、鼻が完全にピンクになれば女の子、ブルーになれば男の子です。インコの性別は難しんですよね。」
「先生、この子、トウモロコシが大好きで、この前夫に、『どうぞ』という感じで、トウモロコシだらけになった嘴を夫の口にもっていったんですよ。夫が大喜びしましてね。」
先生は、こんなオバサンの会話にも付き合ってくれ、これを聞き、アチャーっというような、しかしハンサムなお顔をほころばせ、
「それは、旦那さん、家では一番下ということだと思いますよ。このヒト達って、必ず順番があるんですよ。」
「あいつは最下級か。」
内心ほくそ笑んだ私である。
「先生、あとルビーなんですが、今、体重が38gあるんですよ。単に太りやすい体質なのか、それとも発情?でも先月発情したばかりだし・・・」
と言うと、先生はまたアチャーっという顔をされ、笑いながら
「それは発情です。ルビーちゃんの発情していない時の正常な体重は34gです。もう餌を抜いてしまってもいいくらいです。」
「え抜くんですか?」
「そうです。でも、なかなかできませんよね。発情防止の為、冬になると、あえてベランダに出す方もいますし、餌を抜くことが耐えられないという方はラニちゃんの時のように注射をされていますね。まずは餌を2、5g位に減らしちゃって下さい。数日で体重が落ちて発情が止まるはずですから。あと、ヒーターは具合が悪い時だけ。つけなくていいですから。」
「先生、ヒーターはなるべく点けないようにしているのですが・・・、ビニールハウスを作ってしまいました。」
すみませんという感じで先生に話すと、先生はまたアチャーっという顔をされ
「仕方ないですよ。飼い主さんはみなさんそうです。辛くするのは忍びない、見てられないという方が殆どですから。」

その夜、仕事から帰った夫に
「病院行ったよ。パルからアナタ、下。パルより下、最下級だって、先生言ってたよ。」
と言うと
「サイカキュウ?それ、なんですか?」
「一番下っていう意味。私が一番、次がルビ君、次がパル。家で一番下がアナタなの!」
「いいえ。そのコト、ありません。ワタシ、パルより上です。パパですから。」
「そのコト、あるんだよ。だって、アナタ、全然、お世話しないじゃん。」
ともあれ、診察と薬代はわずか1800円で、夫は『最下級』という、普段使ったことのない言葉を覚えたのだった。
パルはというと、今、また飛べるようになった。
やはりカルシウム不足だったのか?

インコのいる生活は楽しくて明るい。
現に夫なんぞは、
「ラニ君が死んだ時、うちの中、真っ暗になりました。でもルビ君が来て明るくなって、パルちゃんが来たら、もーっと明るくなりました。」
と言い、確かにそうなのだが、しかし病気になると心配が尽きないのも事実。

最近私が日に何度も口にしている言葉は
「ルビ君、パルちゃん、ふたり共可愛いよー。ふたり共大好きだよー。ふたり共ママの赤ちゃん。」
である。
パルに『ちゃん』がつき、パルが男の子なのか女の子なのか知っているのはパル本人とルビ君なのだろう。
インコ語が話せれば病気の時も症状を聞けるし、パルの性別もわかるのにと、絶対に叶わぬことを願う私である。

来年もよろしくお願いします。

rubikun83.jpeg
手作りビニールハウス。
こんなのが部屋にあっては、美観どこではありません。
もっと上手に作れればいいのですがねー。


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トウモロコシが大好きなパル。
この口で夫の口に口移し。


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意地悪でも悪さをしても、やっぱり可愛いルビ君です。
























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